アローズSC記録館

2003年度SL試合結果レポート(旧HP掲載 by小島)


3/2913:00〜17:00
両チームとも人数が少ないので、第一、ニ試合は9人制(10分ハーフ)でおこないました。第三試合は11人制(15分ハーフ)でおこないました。 結果は下記のとおり。
第一試合 アローズ 0−0 久里浜
第二試合 アローズ 0−0 久里浜
第三試合 アローズ 1−0 久里浜
得点は、大久保君の好クリアーを鹿島君が前線でひろい、一人持ち込んでシュートしたものです。 8割以上攻めているのですが、混戦から抜けだせず、あと1本シュートに持ちこめない状態が続きました。 混戦から1本の横パスを通す必要性を感じました。 また相手の2年生は5人しかいないので、全試合得点できなかったことは課題です。 シュート力(正確なインステップ・キック)の強化が必要。 ボールへの寄りは大分アップしましたが、園児はまだ止まって見過ごす場面が多いですね。 このあたりは 市大会を見据えて 磨きをかけなければなりません。 
(以上、角谷さん談:HP掲載)"



4/1910:45〜18:00
横浜市大会。於:すすき野小学校。
試合結果 vs 3BSC (0-0 0-0)  vs 青葉FC(1-1 0-1) 得点は鹿嶋。
第1試合 共にダンゴ状態。佐藤(ゆ)のクリアボールをツヨシが持ち込んでキーパーと1対1になり、シュートしたが左にわずかに外れた。共に決定力に欠けた試合だったが、アローズは比較的気持ちが充実していて、ディフェンス面ではいいプレーがたくさんあった。
メンバー  KP 原、SW 大久保、DF 岡村・浅倉・宮口、MF 佐藤(の)・戴・上田、FW 鈴木・鹿嶋・小島
 交代:後半0分 宮口→佐藤(ゆ)、後半6分 岡村→大須賀
第2試合 試合前には「多分勝てるだろう」と甘く考えていたが、意外にしっかりとしたチームだった。特に中盤の守りの意識がしっかりしていて、カウンターに持っていかれることが多かった。アローズは、中盤の戴、原がボールに寄り過ぎて中盤の守りが大久保一人になるケースが多かった。2試合目ということも影響してか、気持ちの面でやや引いていた。ダンゴから振られると相手選手がフリーでボールを持ち、更にその周りに2〜3人フリーになっていて、アローズの選手がいつまでたってもフリーのままにさせておく場面が多かった。そんな中で鈴木のディフェンスでのがんばりが目立っていた。鹿嶋のシュートは、センターサークル付近から正しくインステップで蹴った山なりのボールがキーパーの頭の上を通過したもの。
メンバー  KP 浅倉、SW 大久保、DF 岡村・原・宮口、MF 佐藤(の)・戴・上田、TOP下 鹿嶋、FW 鈴木・小島
 交代:なし"



4/2610:15〜17:30
横浜市大会。於:すすき野小学校。
試合結果 vs バディー (0-3 0-2)  vs 西本郷SC(0-0 0-0) 
第1試合 試合前の練習から、蒸し暑さに負けてダラダラ状態。試合が始まっても動きに切れがなく、やられっぱなしだった。後半残り3分くらいになってようやく足が動き始めたが既に5点取られたあとだった。相手は基本的にドリブルでどんどん抜いてくる。動きに切れがありターンでウチの選手は何人も振られてしまう場面が多かった。こちらのシュートはゼロ。
メンバー  KP 原、SW 大久保、DF 鈴木・浅倉・熊谷、MF 小島・戴・佐藤(の)、TOP下 鹿嶋、FW 岡村・上田
 交代:後半0分 上田→佐藤(ゆ)、後半5分 熊谷→上田
第2試合 鈴木、佐藤(ゆ)がいい動きをしていた。特に鈴木がディフェンス面で随所にいいプレーを見せ、ピンチを未然に防いでいた。試合の大半はアローズが攻め込んでおりシュートも7〜8本はあった。但し、いい場面でも大半がヘナヘナシュートだったので、おさえられてしまった。ゴール前などの大事な局面で使えるドリブル(相手をかわす切れのあるドリブル)や連続動作後の強いキックなど課題がかなり浮き彫りになった試合だった。
メンバー  KP 浅倉、SW 大久保、DF 鈴木・原・熊谷、MF 佐藤(の)・戴・上田、TOP下 鹿嶋、FW 佐藤(ゆ)・岡村
 交代:岡村→小島


"
4/2711:45〜18:00
横浜市大会。於:すすき野小学校。
試合結果 vs HIP (0-3 0-0) 
第1試合 鈴木、浅倉が休み。佐藤(の)が喘息の発作で不調。開始5秒で失点。クリアボールを熊谷君が小さくクリア。それを取った相手チームがそのままシュート。弾んだボールが原君の頭を越えた。クリア後、相手が取り、更にピンチにもかかわらずボールに寄っていかなかった。その後、コーナーキックから押し込まれた失点など結局効率よく点を取られた。後半は相手がレギュラーを4人落として来た。ディフェンスには再三いいプレーが見られ何とか失点は抑えたが得点チャンスは殆どなかった。
メンバー  KP 原、SW 大久保、DF 岡村・熊谷、MF 佐藤(ゆ)・戴・上田・鹿嶋・高橋、FW小島・宮口
 交代:前半6分 高橋→大須賀、後半0分 高橋→佐藤(の)
※大会を通じて言えること。@切れのある動きが出来ないこと(動きにメリハリがない、相手のいる状況で抜いていくドリブルが出来ない、シュートまで持っていけない、シュートが遅い)A連続動作が出来ないこと(ドリブル+シュート、ドリブル+フェイントなど)B試合に臨む姿勢が出来ていないこと(最初から集中できたのは初日の第1試合だけ、後は後半5分を経過するくらいまで調子が出なかった。出たころには試合の大勢が決まっていた)C試合以前に集合や整列といった集団生活の基本がまったく出来ていないこと(サッカー以前の問題?、結局周りが見えていないことのあらわれ?)
※今後の課題として、@連続動作であっても、ひとつの動作であっても同じようにプレーできるようにすると同時に各動作の精度を高めることA相手のいる厳しい状況でのプレーになれることB少なくとも守備に関しては、せめてとるべきポジションを知ることC周りを見て今自分が何をするべきかの基本である集合・整列・挨拶を繰り返し注意すること

練習試合 vs青葉FC(0-0、0-0)
本日正式入部の千葉君が出場。物怖じせず、ファイトあるプレーをしていた。ディフェンスの立ち位置などにわずかながらも進歩が見られた。しかし、シュートの局面は2〜3回。やはり基本的なボールコントロールが出来ないとカウンター以外にチャンスはつくれないと思った。全体的に、HIP戦よりは集中しており、必死にボールを追う選手が多かった。"


角谷コーチコメント
《総括》
結果はブロック最下位でした。 指導者の力のなさだと真摯に受け止めています。 しかし内容には絶望はしていません。 いまは結果より、ボールになれ親しむこと、基礎を身につけることに重きをおいているので、勝つサッカーはしていません。 昨年の経験者は要所・要所で体を張ってピンチを防いでくれました。 動き出しを大切にし、ボールを的確にトラップすること、フェイントなど技を織り交ぜていく必要性は痛切に感じました。 切り返し、ターンは この学年でもとりいれる必要はありますが、きき足にたよらない練習も体をこわさない要素だと思います。

さて、相手チームはアローズのGKでさえ虎視眈々と狙っている、まるで獲物にとびかかろうとする猛禽類のようであるのに対して、アローズの選手は『喰われる』という危機意識がない無防備のヒナ状態でした。 弱肉強食の正解なら、かならず命を落としているでしょう。  負けても『くやしくないもん。 試合ならまたすればいいじゃん。』という一部の選手の言葉からは 正直 寂しさを感じました。 くやしさを知らなければ 人間はまず進歩はないと思っています。  

選手層の厚い商売チーム(2年生で1チーム、1年生で1チームできるチーム)に対して、うちは新チームになっての日が浅く、いきなり市大会に突入したことが これらのチームに大敗した一原因と思います。 しかし その中でバランス(配置)の重要性を体でわかってくれはじめました。 サッカーはポジショニングのゲームです。 このことを会得し始めることはダンゴからの脱却につながります。 熊谷、岡村、戴君らは試合ことにダンゴ状態から抜け出る大切さを理解しはじめました。 大きな進歩だとおもいます。

また短い間に、新入部員も入ってくれ新戦力になっています。 とくに細くて一見ひよわそうに見える 佐藤裕太君(1年生)のボール怖がらないプレーは素晴らしいものがありました。 弱音をはかない たくましさ も見事です。 また鈴木君、千葉君(ともに1年生)も今月に入部し、その潜在能力の高さを感じさせてくれました。 これらの子供が着実にサッカーに興味を覚え、チームの核になってくれれば力強いチームなると思います。 

しかし その一方で、練習中でもどこかに『トンズラ』してしまう子供が複数いるのには頭を痛めます。 ある程度 自然界に興味がいくのは この学年ではしかたのないことです。 サッカーよりも 池の魚や、昆虫や、遊び道具が気になって、集中できていません。 幼稚園時の放任クセが1年生になっても残っています。 このあたりは今年度の指導における課題です。 
最後に、大会2日目、グランドに前日の雨で大きな水たまりができ、アローズのコーチが一丸となって整備にあたって下さったことに感謝いたします。 これぞボランテイアの真髄と思っています。 商売チームの雇われ若造、そのチ−ムこ息子をあずける無責任親には決してできないマネであること、誇りに思います。


小島のメモ
※大会を通じて言えること。@切れのある動きが出来ないこと(動きにメリハリがない、相手のいる状況で抜いていくドリブルが出来ない、シュートまで持っていけない、シュートが遅い)A連続動作が出来ないこと(ドリブル+シュート、ドリブル+フェイントなど)B試合に臨む姿勢が出来ていないこと(最初から集中できたのは初日の第1試合だけ、後は後半5分を経過するくらいまで調子が出なかった。出たころには試合の大勢が決まっていた)C試合以前に集合や整列といった集団生活の基本がまったく出来ていないこと(サッカー以前の問題?、結局周りが見えていないことのあらわれ?)
※今後の課題として、@連続動作であっても、ひとつの動作であっても同じようにプレーできるようにすると同時に各動作の精度を高めることA相手のいる厳しい状況でのプレーになれることB少なくとも守備に関しては、せめてとるべきポジションを知ることC周りを見て今自分が何をするべきかの基本である集合・整列・挨拶を繰り返し注意すること



5/11 13:00〜17:00
高舟台小。明浜イレブンとの練習試合
0−2(2年)
1−0(1年)  小島(ツ)
0−3(2年)
1−0(1年)  浅倉、
2−1(2年)  鹿嶋、小島(ツ)、
4−0(1年)  小島(ツ)、佐藤(ゆ)、小島(ツ)、大須賀
<2年生戦の総括>
第1試合はキックオフ直後に集中力不足から失点(私が車にベンチを取りに行って、帰ってきたら点が入っていました)。しかし、それを除けば、各試合とも指示された通り、各人が自分のポジションを意識した守備をしていました。また、攻撃から守備に転じる場合も、以前に比べて早く自分のポジションに戻ってきていました。明浜イレブンはアローズの4年生位の身体の子が4〜5人はいるので、競り合いで突き飛ばされてしまう場面も多かったのですが、怖がらずに相手とボールに向かっていく子が目立つようになってきました。守備という点では、1ヶ月前の試合に比較して進歩を感じる試合振りでした。
攻撃に関しては、きちんとボールをキープあるいはコントロールする技術に欠け、シュートまでなかなか持っていけないのが実情です。また、シュートにかんしてもなかなか強いボールが蹴れません(体勢が少しでも崩れていると強く蹴れない)。今後の練習の中で少しずつ克服していきたいと思います。
相手は第5試合の前半はメンバーを落としてきていましたが、後半はレギュラー組が出場していました(と思います)ので、その中での後半引き分けは評価できる結果だと思います(ハーフタイムで「メンバー落とされて悔しくないのか」との角谷コーチのハッパが効きました)。
<1年生戦の総括>
明浜イレブンは、たぶん全員が1年生だったと思いますがアローズは2年生に4人くらいは出場してもらっての有利な状況での試合でした。その割には2試合目4試合目ともに1点ずつですのでやはり決定力不足を強く感じました。完全なダンゴ状態の試合で、ラグビーのラックのような局面が非常に多く見られました。そのなかで幼稚園生の金沢君が密集でも怖がらずに「参戦」していたほか、大須賀君が突如としていい動きを見せるなど(PKを自分でもらって決めました!)、横浜市大会で出場機会があまりつくれなかった子たちが、前向きに試合をしている姿が目立ちました。
第6試合の得点は、2年生が積極的に前に出てきたので押せ押せムードに乗っての久々の(初めての?)大量得点でした(第5試合で決勝ゴールを決め、気を良くしたツヨシが「変身」したようでした。第1試合はまったくダメで途中交代でしたが)。(以上、HP掲載内容)




5/18 12:50〜17:00
スポーツ広場。藤沢FCとの練習試合。
0−1(2年)
0−1(1年)
0−2(2年)
0−4(1年)
0−3(2年)
0−3(1年)
今日は新チームになって初の「出席率100%」。相手は25〜27人のチームでした。
全試合で得点なし。相手チームには、技術的にやや優れた選手が3人位いたとはいえ、攻め込まれる時間帯が圧倒的に長く、シュートチャンスは非常に少なかったと言えます。また、先週の練習試合に比較して、全体を通して集中力に欠け、酷評すれば全員がゲームに集中できたのは第1試合の後半だけでした。
2年生の対戦は、守備の意識が以前に比べればかなり出てきていますが、やはりコーチがベンチから大きな声で指示を出さないと何も考えないでボールに行く子が目立ち、ゴール前に大きなスペースが出来てしまいます。今日の失点も大半は密集または競り合いから出てきたボールがスペースに行き、それをノーマークの相手が持ち込んで決めるというパターンでした。マークを意識したからこの失点で済んだ訳で何もしなかったら8点くらいは楽に取られていたかもしれません。

攻撃面では(これは守備についても言えることですが)、やはり正確なトラップが出来ないと何も出来ないという印象を持ちました。まずはボールを止め、コントロールできる状態に出来ないと、なかなかチャンスをつくれないと同時に、チャンスを招くということを痛感しています。リフティングやボールの出し引きなどボールコントロールの基本を今以上に練習するべきと感じました。

1年生の対戦は、幼稚園生を含めて全員が出場しました。先週の相手に比べてダンゴになることが少ない相手だったこともあって、それだけ大差の結果にもなりました。相変わらず「試合そっちのけ」の子が常に2〜3人います。低学年では「試合に集中する」というごく当たり前のことがいかに大変かということを再認識しました。それでも、1年生や幼稚園生で怖がらない子が多くなってきたことには光明を感じています。ちなみに藤沢FCの小さな子は足も速く当たりも強く、身体の大きさだけが問題ではないことを教えてくれました。
何やらボヤキばかりが多くなってしまいましたが、それだけ上を目指したい意識の表れとご理解ください。試合内容としては、以前に比較すれば「良いほう」なのですが、最近の子供たちの進歩振りを見ているとコーチも欲がかなりで出来たということです。今日ももちろん活躍した子はいました。攻守にわたる鈴木君の動きは大きな可能性を感じさせてくれました。MFを嫌がっていた(FWをどうしてもやりたい)戴君もポイントポイントでピンチを良く防いでいました。大久保君は守備のコツをよくおぼえてきました。名前のあがらなかった子達も随所に進歩を見せていることだけは確かです。進歩を続けて
いるこの雰囲気をもっともっと大きなものにして、秋には結果を出して「心の底から喜びたい」と強く思う次第です。(以上HP掲載)



6/29 12:50〜17:00
六浦南小。FC野庭との練習試合。
3−3(2年)(1−2 2―1) 前半:戴 後半:佐藤(の)、戴
1−0(1年)(0―0 1−0) 後半:小島(ツ)
4−0(2年)(1−0 3−0) 前半:小島(ツ) 後半:鹿嶋、鹿嶋、上田
1−0(1年)(0―0 1―0) 後半:岡村
2−1(2年)(0−1 2―0) 後半:戴、鹿嶋
<2年生の総括>
第1試合は、開始直後に相手チームのエースストライカーに簡単に決められて失点。「ああ、またか」とあきれていると、失点後は落ち着き、戴が一人で持ち込んで得点。後半は佐藤(の)が得点するなど、やや荒削りな試合内容でしたが気持ちが前面に出て攻撃的な試合が出来たと思います。この試合はこれまでとはフォーメーションを少し変え、スイーパなしの3−4−3で臨み、今日はじめてのポジションについた子が何人かいたせいもあって守備がやや混乱してしまいました(これは基本的に私の責任です)。ただそれでも追いついたことは評価できる結果だと思います。
3試合目は、ほぼいつもの形に戻し、相手チームがエースを守りにつけたことで、こちらは逆に守りやすくなったため、勢いに乗って久々の大量得点(?)でした。特に佐藤(の)のブチカマシ+しつこいマークが相手にとって与えた打撃がかなり大きかったようです。5試合目も先行されましたが、後半開始直後に追いつき、鹿嶋の左足の“芸術的ゴール”で決勝点をもぎ取りました。1年生の活躍も目立ちました。試合の随所でチャンスをつくり、ピンチの芽を摘んだ鈴木・佐藤の動きは特筆に価します。今後は、やはり更にボールのキープ力をつけ、その上でパスの意識を持っていけばもっともっと上のレベルにいけると思います。

<1年生の総括>
ほとんどダンゴ状態の試合でしたが、競り負けずに押し込んでいくプレーがかなり出ていました。いつもどちらかといえば、ボールに触る機会の少ない高橋や橋本が果敢に相手からボールを奪うシーンなどが見られ、進歩の跡を感じました。また、最近入部した千葉も試合に慣れ、豊富な運動量と当たり負けしない丈夫な身体を生かしたプレーで大きな可能性を感じさせてくれました。第4試合の得点が、最近インステップキックのコツをつかんできた岡村であったことは、彼にとって自信になったと思います。
全体的にいえることは、同じ相手に2ヶ月前にお手合わせしたら多分こういった結果にはならなかった
と思えることです。集中的に練習したことが着実に進歩を見せたことが今後の大きな飛躍を感じさせてくれる試合結果でした。このチームはコーチがしっかり指導していけば必ず強くなれるということを思わせてくれた1日でした(コーチとしては、かなりのプレッシャーがかかりますが)。『オジマ談』(以上HP掲載)



7/27(日)13:10〜17:00
野比小学校。横須賀シーガルズと練習試合。
2−3(2年)(0−1 2―2) 後半:鹿嶋、佐藤(の)
1−1(1年)(0―1 1−0) 後半:佐藤(の)
1−4(2年)(0−2 1−2) 後半:鹿嶋
0−0(1年)(0―0 0―0) 
1−3(2年)(1−3) 上田
<2年生の総括>
いつもと違って第1試合の出だしに失点することはなく比較的落ち着き集中したなかで試合がスタートしました。相手チームはダンゴ状態が非常に多いチームでしたが、個人技がしっかりしており、なかなか得点チャンスがつくれませんでした。得点は鹿嶋が一人で持ち込んだものとパスをつないで佐藤(の)が決めたもの、いずれもダンゴから外れたところにボールが行ったときの対応をうまくできた結果でした。失点はすべてゴールキックまたはキーパーのパントキックが相手に取られ高い弾道のシュートをペナルティエリアの外から決められたもの。第1試合はいったんは追いつきさらに逆転しましたが、同じパターンで2度の失点が残念でした(実は他の試合も失点はすべてまったく同じパターンでした)。第2試合は最初から集中力に欠け、簡単に抜かれるケースが目立ちました。「棒立ち状態」の選手が多い中、調子が出てきた相手選手がスピードに乗って一人で持ち込むケースが目立ちました。3試合目は、気合を入れなおしましたが、同じパターンでの失点に意気消沈してしまって後半は尻つぼみとなってしまいました。上田の先制点で一旦は盛り上がりましたので残念でした。

<1年生の総括>
幼稚園も含めて全員出場した1年生中心チームは、最近入部した黒沢兄弟が元気に走り回りました。完全なダンゴ試合で双方決定力に欠け、両試合共にドローでした。高橋も大須賀もサブもミロもそれなりに走りボールに絡んでいましたのでよかったです。

<全体を通して>
今日は2年生2人、1年生2人、幼稚園1人休んでいたこともあって「出ずっぱり」の子が多く大変だったかもしれません。ただ、同じパターンで積み重ねた失点やトラップなどの基本技術など、まだまだやらなければならないことがたくさんあると感じました。
ちなみに相手チームは、体操が始まったとたん元気に「イチ、ニ、サン」と大きな声を出し、整列も子供同士で注意しあってしっかりやり、さらに、挨拶も元気よくやるとても気持ちのいいチームでした。また、試合前の練習でリフティングをほとんど全員の2年生が20回くらいは出来ており、試合中のボールコントロールもそういった基本に裏打ちされた一味違うものでした。アローズの子供たちも一応の技術は持っています。小技もそれなりに覚えていますが、試合のいかなる局面でも安定した形で出来るまでには至っていません。最近は練習試合をやっても結果を出せるようになって来ましたが、今日のシーガルズさんのような、しっかりした基本技術という点ではまだまだです。また、技術的なことだけで
はなく、チームスポーツをする上での当たり前のことをもっと練習中からしっかりと指導する必要があると感じました。まともに集まれない、挨拶ができない、コーチの話を聞けないようなチームに強いチームなどあるはずがありません。普段からそういったことをしっかりやっておかないと試合の大事な局面でコーチが出した指示がほとんど伝わらないということも当然のことです。子供たち同士で周りを見て注意しあい、話を聞くときは聞く、やるときは集中してやるということを時間をかけてやっていこうと思います(旧体育会系の暗い上下関係や恐怖感のなかで型だけを教える封建式作法は私の最も嫌うところですので大人の一方的な押し付けにならないような注意が必要とは思いますが)。『オジマ談』
(以上、HP掲載内容。)



8/29〜31
夏合宿。
<総評>
基本練習はリフティングを中心に数をこなした。久貝OBの熱心な指導もあって全体的にかなり上達した。シュート練習は普通のものから徐々に球出しをクロスに広げ、鹿嶋や上田がクロスをあげて、ニアとファーに他の選手が走りこむパターンを練習した。また、ディフェンスを定位置につけ、オフェンス組と実践練習をした。3年生中心のLLとの練習試合は、3試合行って、2敗1分。ほぼ互角に戦っていたが形勢不利で前に出てきた4年生の攻めについていかなくて失点するケースが目立った。ただ、最終日の引き分けはBK−HF−FWが一体となってラインの上げ下げを行い、積極的にボールをとりに行くすばらしい出来だった。引き分けに持ち込んだ貴重な1点はハーフライン付近から佐々木が一人で持ち込んでキーパーを交わした技ありのシュート。
合宿全体を通じて朝早くから「サッカーやろう」と気持ちが切れることはなく、逆に日がたつにつれどんどん元気に前向きになっていくのがコーチ陣にはよくわかった。全学年を通じてSLの子供たちの元気さが一番目立っていたし輝いていた(ひいき目?)。また、夜も9時にはきちんと全員が就寝し、集合などもよくなったように感じた。侵食を共にすることでコーチ陣と「信頼関係」も強くなったのではないかと思った。
次回大会は、くじにも恵まれチャンスであり、この雰囲気ならば準決勝進出も夢ではないと感じさせてくれる位の上々の仕上がりとなった。



9/7(日)
区大会。
<1回戦 vs 富岡D>
相手は、1年生チームを2つに分けたうちの1チーム。個々の競り合いでボールを奪取できるケースが多く、得点は大半が一人で持ち込んでキーパーと1対1になったもの。守備の面でもほとんど危ない場面はなく、落ち着いた試合振りでした。

<2回戦 vs西柴B>
守備の面では、1点を先制されましたが各人が身体を張り必死で相手の猛攻を防ぎました。攻撃面では多くのチャンスを作ることは出来ませんでしたが、少ないチャンスをものにして1点を取りました。戴を前半途中に投入してから、ボールの支配率が上がり、守備面では安定しました。得点は、佐々木の後ろからのクロスを佐藤(の)がうまく引っ掛けた技ありのゴール。PK戦では鹿嶋が1番手として落ち着いて決め、相手の1番手、2番手がはずし、最後に原が決めて勝利。この試合はPK戦になった途端、なぜか勝てると思った不思議な試合でした(後半押していたことと、チーム全体に負ける訳がないという勢いがありました)。



9/14 9:00〜12:30
区大会2日目。釜利谷西小。

<3回戦 vs 隼>
体格やインステップキックの強さなど、相手チームは目立つ選手が4人位はいました。それでもしっかり守り、なかなか相手にチャンスを与えない展開でした。こちらの攻めはシュートが慎重になり過ぎで、ペナルティエリアの中まで持ち込もうとして、相手選手に阻まれるケースが目立ちました。前半4分にコーナーキックをヘディングで決められて失点。但し、これは高さといい速さといい防ぎきれないようなゴールでした。ただし、その後も気落ちせずしっかり守り前半は終了。
ハーフタイムでは、「シュートが少ない」ことを強調し、遠くからでもどんどん打つことと攻撃の最後はシュートで終わるように指示を出しました。また、先週の試合も同じような展開から追いついたことを強調しました。総じて、選手たちは特に動揺した様子もなく、まだ行けるという雰囲気が漂っていました。
後半開始直後に上田が遠目から打ったゴロのシュートを相手キーパーがトンネルして同点。俄然盛り上がりましたが、その後は一進一退。全体的には試合は押し気味でボールもよく支配していましたが、同点のままPK戦へ。相手の4人目が決め、こちらの2人目が失敗した時点で終了。惜しい敗戦になりましたが、原の発熱で急遽キーパーに起用された佐藤(の)はいやな顔ひとつせず落ち着いてしっかりと役割を果たしました。

<大会を通じて>
1日目は、ケガで上田、大久保が欠場。2日目は、発熱で原が欠場。しかし、内容的にはどのメンバーでも遜色なく安定した試合が出来たとおもいます。今回の2回戦突破は多分にくじ運に恵まれたとは言え、守備面、攻撃面ともにここ数ヶ月の進歩を確認することができました。鈴木、浅倉、熊谷、千葉の身体を張った守備は、危ない局面を何度も消し、チャンスの起点になっていたと思います。攻撃陣も守備に攻撃にグランド内を走り回り、積極的にボールに向かっていく姿勢には素晴しいものがありました。
合宿以降、コーチの意志が少しずつですが伝わるようになったようにも感じます。相変わらず1日やれば何度も怒鳴る局面はありますが、「試合に勝とう」という気持ちは前面に出ていたと思います。
技術的には、@インステップキックが5月頃に比べ強く蹴れるようになったこと(自信を持てる子が増えてきました)A多少ですがボールコントロールの基本を覚え、キープできる子が増えてきたことB1試合に2〜3回程度ですが外からのクロスが上がったり、きれいにパスがつながる局面が出てきたこと(その意識が出てきたこと)Cこれらの結果として相手に競り負けないことが多くなってきたこと、といったところがあげられると思います。
但し、これらはこのチームがスタートした4月の横浜市大会と比較したレベルであり、あくまで個人個人にスポットを当てて進歩を確認できたということです。
個人的には、今回の大会を通じて、特にベスト4のチームと互角以上に戦うために必要な技術にはもっと上のレベルが必要ということを痛感しました。勝ち上がるためにはもっと強いインステップキックや上手いボールコントロール技術など一つ一つの技術をもっと上げていく必要を非常に感じます。また、それらが追いつかなかった場合の戦い方などを工夫する必要もあります。SLの場合、戦術寄りであったり、型へのはめ込みであっては決してならないので、そのあたりはコーチとして相当の「工夫」と「決断」が必要だとは思いますが・・・。

また、今回出場機会がつくれなかった子たちについては、次回大会で出場できるようこれからの練習をがんばりましょう。

最後に今回の大会を通じて、見に来てくださったお父さん、お母さんご協力本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
(以上、HP掲載内容)



9/28 9:00〜12:30
六浦南小。 Vs 本郷

第1試合 2年生(0−3 0−4)
第2試合 1年生(0−3 0−3)
第3試合 2年生(0−2 0−4)
第4試合 1年生(0−3 0−2)
第3試合 2年生(0−3)

<2年生戦の総括>
総得点ゼロ、総失点27点が示す通り、チーム力の差は歴然としていました。相手チームは、「ものすごく脚が速い」とか「ものすごく強いシュートを打つ」といった威圧感はそれほどでもないのですが、とにかく一つ一つのプレーが丁寧で、決めるところはしっかり決めてくるチームでした。失点パターンの大半は、ボールを持った右サイドまたは左サイドの選手がアローズのマークをはずし、次のディフェンスの選手が来る前に見事なクロスを上げてそれを確実に決めるというものでした。ベンチで見ていて「空いた」と思うスペースには確実に選手が走りそこに絶好のパスが出るので、振り回されるばかりでした。また、相手チームはゴールキックやキーパーのパントキックなど浮いたボールに関して、ヘディングやトラップなどを使って実に見事に空中戦を征していました。アローズの選手は、ボールが浮くとどうしても怖がって半身で構えてしまいます。それでもここ数ヶ月の進歩でただ逃げるようなことはなくなりましたが、ボールを確実に支配している相手チームを見て、そこにはかなりの差があると感じました。
今日の試合を経て私が感じたことは以下です。
@SLレベルでもクロスやコーナーキックを確実にできる選手を何人かつくっている。Aフォーメーションと言わないまでもチーム内の約束事があって、各自それを意識しながら、かつ、声を掛け合ってパス交換をしている。Bインステップキックについては、来たボールの種類によって足首の角度や強さなどに変化を付けるレベルにある。Cインサイドキックは、味方と相手をみてスピードの変化をつけてパスができるレベルにある。Dヘディングは、ボールをコントロールする手段として既に活用できるレベルにある。E上記すべての技術に関して、意識面では選手同士で精度を求め合うレベルにある。Fもって生まれた能力という点では、総じてあまり差を感じない。
こういったことを踏まえて、今後の練習のなかでおのおのの課題に対して長い階段を上っていくためには、いくつかの心構えが必要だと思いました。
@各技術の目標レベルをもう少し上げて「SLだから」といった限界感を指導のなかで持ち込まない。A基本技術を相手のいないところで身につけることと同時に、試合のなかでどんどん使うための練習を多く採り入れる。Bコーナーキックなどセットプレーからの練習で実践的な競り合いをもっと経験させる。Cパス交換を前提とした得点パターンをまずは1つ確立する。Dプレーには常に精度を求める。
今後の指導について、いろいろな面でもう一段上のレベルを求め、本年度あと6ヶ月のなかで本郷さんに1歩でも近づいていきたいと思いました。

<1年生戦の総括>
今日は、全部員25人中24人が参加。「負けているから2年生チームの選手を投入する」ということはせず、やる気が持続している限り交代しない方針で臨みました。特に前大会で参加機会がつくれなかった子供たちが「今日は自分の出番」としていつもと違ったモチベーションで試合に参加している様子が感じられました。結果は、相手の1年生チームに対して、大分点を取られましたが2試合を戦って、フルに参加する大変さと楽しさとを体感することができたのではないかと思います。これまで集中力の持続しなかった子たちが真摯に試合に取り組んでいる様子を見ることもできました。(ただ、相手チームの1年生を見て、すでにこの段階でここまでの技術を持っていることには驚きました。来年もやはり厳しいことをかなり覚悟しなければならないと思いました)

<全体を通じて>
区大会で3回戦進出(ベスト8)。人数も増え、雰囲気も良くなってきたところで、このような「大敗」で鼻っ柱をへし折られることもやはり勉強だと思います。私は決して悲観的には考えておりませんが、やはり、日頃の練習のなかで工夫が必要ということをかなり感じました。やはり、このレベルのチームには基本的に勝とうと思って、勝つつもりで地道に積み上げていかないとそれこそ一生勝てないのではないかと思います。練習には様々な制約条件があり、いたずらに厳しい練習をすることもできませんので、限られた時間のなかで工夫をしてやっていくしかありません。
今日の試合のなかで子供たち同士の会話を聞いて頼もしく思ったことがあります。「どうせやったって勝てる訳ないよ」と言った子に対して、「1回負けたくらいでそんなこと言ってたってしょうがないだろ」「次がんばればいい」と言い返した子が何人もいました。1試合目が終わったときに「次の試合に向けて自分たちで何をしたらいいか考えてみなさい」と言ったところ、集まって熱心に話し合っている様子でした。こういった前向きな気持ちがある限り、今後も進歩していけると思い、とても嬉しくなりました。
また、本郷さんは、自分たちは全面をとって練習できる環境がなかなかないので、練習試合はこれからも声をかけて欲しいとおっしゃってくれました。「こんなに大敗でもですか?」「そんなことはないです。試合ができることがありがたいのです」というありがたいお言葉をいただきました。10月は国際ちびっこ大会があるので、11月以降に(図々しいですがお言葉を真に受けて)何度か再挑戦させていただく機会をいただき、勉強させていただこうと思います。
(以上、HP掲載内容)



10/13
霧が丘第3小学校
第1試合 vs FC霧が丘(0-1 1-0)
勝てる試合を逃した、というのが第一印象です。相手はほとんど集団で固まっている一方でこちらは各ポジションにバラけ、ちょっとボールが集団から外にでれば容易に得点出来そうな状態でした。ただ、ボール奪取がなかなか上手くいかずペースをつかめないうちに前半7分、こぼれ球を逆に奪取され一人に持ち込まれて得点されてしまいました。ハーフタイムでは、ボールをもっと積極的に取りにいくこと、FWは一人残してもっとボールに絡むべきことを強調し、後半に臨みました。大半の時間はこちらがゲームを支配していましたが、シュートまでいけずなかなか決定的な場面はつくれませんでした。ようやく5分に上田がペナルティエリア内からループ気味のシュートを決め、その後は一方的に攻め続け、ツヨシの惜しいミドルシュートもありましたが、最後までゴールを割ることは出来ませんでした。やはり、SLは10分しかないのでペースを上手くつかめないとこのような惜しい試合内容になってしまいます。最初からラッシュをかけていれば、先取点を取れればなどといろいろ反省しなければならない一戦でした。
第2試合 vs FC杉田 0(0-1 0-2)3
3失点は、相手の両ウイングが左右のスペースに持ち込んで脚の勝負に持ち込まれ、追いつかずキーパーと1対1になったパターンでした。全体的にはボールを積極的に取りに行き、中盤では比較的ボールが取れていましたが、ゴール前まで持っていくことができず、決定的なシーンをつくることが出来ませんでした。グランドがいつも練習している学校よりもかなり広く、バックの裏を取られた後に相手がトップスピードになるだけの距離があったため、いつものディフェンスの感覚とはかなり違った様子でした。この試合では、キーパーの原が危ない場面を何度も好セーブでしのいでいました。また、3点取られた後も諦めずに全員が最後まで必死でボールを取りに行く姿勢が前面に出ていました。試合後、相手の監督さんとお話をする機会があったのですが、こうおっしゃってました。「最初はパスを次々と繋がれたので、これをやられたら厳しいと思いましたよ」「みんな1年生という訳ではないですよね。それにしても小さいのにみんな実によく走りますねえ」「うちは一番脚が速い選手が体力に任せて点を取ったけどサッカーの質としてはアローズさんの方が良かったですね」かなり気をつかってくださったご発言だと思いますが、同感です。(以上HP掲載内容)



10/26 国チビ2日目
霧が丘第3小学校
vs 黒滝 (0-0 0-0)
開始直後から殆どチャンスらしいチャンスをつくれず、前後半を通じてこちらのシュート数はゼロ。何回かクリアボールが相手ディフェンスの裏に行きFWの選手が詰める場面がありましたが、追いつけず相手キーパーが押さえてしまい、シュートまでには至りませんでした。このように攻撃面では見せ場が殆どつくれませんでしたが、この試合で目立ったのはディフェンスでした。昌樹が積極的に指示を出し、ピンチには自らいち早く戻り、健博が彼の前で攻撃の拠点に詰め、祐太と浅倉が外からの攻撃を良く防ぎました。それでも決定的な場面が2回ほどありましたが、原のファインセーブで無失点。これは高く評価されていいことだと思います。前試合の教訓を活かし、DFの子供達一人一人が自身で工夫した結果です。強いチームに対してもこういった試合が出来れば勝てないまでも負けないということを知ることが出来ました。

vs EMSC (1-0 2-0)
開始2分に相手のオウンゴールで得点。その後何度もチャンスをつくりましたが、決め手を欠いて追加点なく前半終了。後半は3分から順次選手を交代し、最後には全員に出場機会をつくることが出来ました。印象に残ったのは3点目です。入部間もない蒲谷がペナルティエリア内でゴール前に待つ戴にパス。これを戴が確実に決めダメ押し点となりました。短い出場時間でしっかりとアシストでゴールを演出しました。
次はバディ−戦。春には0-5で敗れた相手です。でも今の力を以てすれば恐れる必要は全くありません。もちろん勝ちに行きます。勝って有終の美を飾りたいです。(以上、HP掲載内容)



11/2 国チビ3日目
霧が丘第3小学校
vs バディー (2-1 0-0)
立ち上がりから中盤でボールを奪い合う攻防が続きましたが開始3分にクリアボールを相手の右ウイングが前を向いたいい状態で持ちディフェンスを一人抜いてトップスピードでそのまま持ち込んでゴール。この時点で相手チームは勝ちを確信したようでしたが、そのままでは終わりませんでした。その3分後、キーパーの健博のパントをハーフライン付近で戴がおさえ右サイドライン際をドリブルで持ち込み相手ディフェンスとの奪い合いになりました。タッチを割ったと思った相手ディフェンダー3人の動きが一瞬止まり、右ゴール前に大きなスペース、戴はそこに迷わず切り込み絶妙のセンタリング、ゴール前に詰めていた鹿嶋がこれを決め同点。「番狂わせ」を思わせるゴールに一瞬会場がどよめいたように感じました。相手チームの選手も楽勝ムードから一転、必死の攻めモードに転じ激しい動きで攻め立てて来ました。キーパーのファインセーブ、ディフェンスの早い出足で何とかしのぎましたが、終了間際、ペナルティエリア内でのクリアミスに相手FWが詰め、至近距離からシュート。1-2で前半折り返しとなりました。後半は、6〜7割が自陣での苦しい展開でしたが全員で守り何とかしのぎました。DFの原がキーパー張りの身体を張ったプレーとクリアで何度もピンチをしのぎました。後半のみの急造キーパーのツヨシは大分緊張していたようでしたが相手がシュートしようとするところでボールに飛びつき何度も蹴られながら防ぎました。この試合の唯一のチャンスは鹿嶋がクリアボールに追いつきフリーになった場面でしたが、相手が脚をからませて転倒して相手ボールのFK。あと一歩で完全フリーだっただけに悔やまれるシーンでした。

試合は善戦虚しく敗れましたが、春の手も足も出ない状態からあわよくばの接戦を演じられるレベルにまで来ました。春からインステップキックやドリブルなどのボールコントロール、攻めパターンとしてはサイドからのクロスなど練習してきたことを試合で発揮できればこういった展開にもなります。特にこの試合の1点は何度も何度も練習したサイドから切り込みセンタリングをシュートのつなげるというパターンでした。
3日間の大会を通じて、出場機会をあまりつくれなかった子達も多くいました。その中で黒沢兄弟は1回も休まずに試合に参加しました。けがや病気などで欠席した子が多かった中で彼らの振る舞いは立派だったと思います。2年生3人を欠いたバディー戦では、前半から彼らが出場し、みごとなカバーリングを見せていました。
大会を通じて一人一人は着実に進歩していることがわかりました。


次回大会は2チームで参加できますので、全員参加で大会に臨めます。残りの期間全員のレベルアップを図ってその2チームがひとつでも多く勝てるように練習していきたいと思います。
最後に、小田島コーチ、塩島コーチには、審判をすべてやっていただきました。ありがとうございました。電車移動の引率でご協力いただいたお父さん、お母さん方、ありがとうございました。(以上、HP掲載内容)



12/7 13:00〜17:00
大道小。サンダースとの練習試合・

2年生中心(2-0 1-0)
1年生中心(0-1 1-0) 
2年生のみ(0-4 2-1) 
1年生のみ(3-0 2-0)
2年生中心(2-0)

今回の試合は、テーマとしては大きく分けて2つのことをテストする目的を持っていました。一つは、3−5−2のテスト、もう一つは学年別のチームでのパフォーマンスを測るということです。前者については、これまで1−3−3−3(4−3−3)でスイーパーをキーパーの前に置くフォーメーション一辺倒でしたが、これまで苦手としていた「ダンゴ状態チーム」対策として、中盤の人数を増やす目的でトライしてみました。後者については、次回試合の2チーム編成及び来年度のためのテストということになります。
結果から言いますと、3−5−2のテストについては、相手チームの攻撃力が突出していなかったこと、ボランチで起用した原とタケヒロ、ツヨシが普段からもともとそれに近い動きをしていたことなどがあって、比較的上手く機能したと思います。攻撃的MFの佐藤(の)、上田の2人も積極的に攻撃参加し、いつもよりは厚みのある攻撃が出来たと思います。ただ、今回の試合のようにDFの最終ラインがしっかりと連携を取れなければ、また、相手チームに突出したFWがいた場合には、容易にキーパーと1対1になってしまうので、公式戦で使えるかどうかは、もう少しテストが必要だと思いました。
学年別については、2年生のみのチームはDFの連携が殆ど取れず前半に大量失点するなど荒っぽい試合内容になってしまいました。ただ、後半、DF同士で声をかけ連携してゾーンで守る旨のアドバイスをしたところ、かなり持ち直し、後半のみなら2-1のスコアで乗り切りました。
1年生+宮口(キーパー)+幼稚園のチームは、千葉(SW)−ユウタ(DF)−タケヒロ(HF)−ツヨシ(FW)の縦のラインがしっかりとそれぞれの役割を果たし、FWの蒲谷が精力的に走ったことなどが上手く機能して、1試合目引き分け、2試合目勝ち(2試合目後半は2年生と幼稚園が交代)という結果でした。リョウも得点しました。キーパーの宮口もミスなく「大役」を果たしました。
全体を通じて言えることとしては、もう1本のパスができれば容易に得点できたような悔やまれるケースが多かったことなどがあげられます。
これまでSLでは、個人の技術向上を目標としてパスを出すことよりもキープしてドリブル突破していくことを重視して練習してきました。これから長くサッカーを続けていく上で、まずは、1対1に強い選手をつくって行くべきとの方針があったからです。その方針自体について変更はありませんが、やはり、次回試合までの残りの期間を考えると、少なくとも決定的チャンスをつくれそうなところから、FW間でパス交換をし、ゴールに近づけていく感覚をもう少し養った方がいいと思いました。これまで練習してきた、外に流してクロスを上げるというパターンの他に密集から壁パスのような形でパスを出してチャンスを拡げていくパターンです。これに関しては、最近練習を始めたばかりですので、まだ目立っ
た変化は出てきていませんが、次回公式戦までに練習及び試合を通じて経験させていこうと思います。
今月はあと3試合(1試合は2・3年生のみチーム)ありますので、こういった形で次回大会に向けたトライアルをしていこうと思います。
(以上、HP掲載内容)



12/21 9:00〜13:00 
六浦南小
横須賀シーガルズとの練習試合。
2年生中心(0-0 1-2)
1年生中心(2-0 0-0)
2年生中心(1-1 1-3)
1年生中心(3-0 2-0)
<2年生中心>
今回の試合は今年の総決算とも言える試合です。7月の練習試合時のスコアは、2−3(2年)(0−1 2―2)、1−1(1年)(0―1 1−0)、1−4(2年)(0−2 1−2)、0−0(1年)(0―0 0―0)、1−3(2年)(1−3)でしたが、得点差以上に個々人の技量の差を痛感させられた記憶があります
試合のポイントとしては、中盤を厚くした3-5-2がダンゴで攻めてくる相手にどの程度通用するか、前回対戦時の大半の失点パターンであるペナルティエリア外からの高い弾道のミドルシュートをどの程度(未然に)防げるかということでした。第一試合の前半はほぼ予想通りの展開となり、ボール奪取が比較的上手くいったことと、各人がポジションをかなり意識してプレーしたことで、危ない場面を何度かつくられながらも無失点で乗り切りました。後半は(特に前と中盤の5人に)パスを意識して攻める

旨を強調し、その結果佐々木のミドルレンジからのシュートが決まりましたが、その後はホッとしてしまったのかDFの意識がやや薄くなり、個人技でスイスイ抜かれ、キーパーと1対1となり、シュートを2本決められてしまいました。2試合目も似たような試合展開で、前半は上田得意のループシュートが決まり、1-1で折り返しました。相手のオウンゴールでラッキーな得点もありましたが、1試合目同様、後半の後半にリズムをつかんだ相手チームの個人技に追いつかず、DFが機能せず立て続けに失点し、結果としては相手ペースでの2-4の敗戦となりました。
今回の試合で思ったことは以下です。
@各人がポジショニングを意識しなくなるとDFがバラバラになって、1対1で防ぎきれなくなってしまうことA特に3-5-2の場合は、前回試合で懸念した通り、相手FWの技量(調子)により、好き放題にやられてしまう可能性があることB攻撃に関しては、随所にまわりを広く使ったいいパスが出ているので、パスの意識を高め、ピンチになった時(または、なりそうな時)に、よりまわりを使って、有利な局面をつくっていくことがこれからの練習でできそうなことC個人技という点では7月対戦時点よりも大分縮まっており、あと一息のレベルまで来ているので個人技をつなぎ合わせる「チーム力」次第では勝つことも可能との感触がつかめたこと。
試合後にシーガルズさんのコーチからお礼のメールをいただき、アローズのサッカーに対して「展開力のあるサッカー」というお褒めの言葉をいただきました。次回大会までのテーマとして、シーガルズさんのような強いチームに対しても通じる「展開力」と「DF力」を今後身につけていきたいと思います。
<1年生中心>
相手チームは純粋な幼稚園生・1年生チーム、こちらは2年生を大分補強しての対戦でしたので体力の違いがかなり出たような試合展開でした。特に2試合目は、相手さんが途中から大分メンバーを交代してきたこともあって、押せ押せムードで攻め通しました。ここのところ1年生中心の「第2チーム」は、殆ど負けなしの好調です。


12/23 13:00〜17:00
高舟台小。
FCプラタノとの練習試合
第1チーム(0-0 3-0)
第2チーム(0-1 1-0)
第1チーム(1-0 1-0)

FCプラタノさんは、11〜12人でいらっしゃってましたので、殆ど交代なしの3試合でかなりきつかったと同時に、エース級の子が3試合目にケガで退場してしまって、(ホームでもあり)かなりこちらには有利な状況での対戦でした。
1試合目の前半の8分を過ぎたあたりから、原を中心に選手同士で積極的に声を掛け合い、攻撃に守備にポジショニングやパス交換を意識した展開が出来たと思います。得点シーンは、一人が有利な状況で持った時に即座にまわりの選手が動き、パスを受けるかまたは、ゴール前までフォローして走り、ピッチを広く使うことが出来たサッカーらしい展開であり、イメージの共有が少しでも出来ればこのような
「キレイな攻撃」が出来ることがわかりました。ただ、第一試合の後半以降は、いわば勝てると安心してしまった感があって、一人一人が「オレがオレが」になってしまって、誠実度の欠ける試合内容になってしまったように思います。ただ、全体的には同じレベルのチームに対しては、現在の戦術で充分に対応できることが確認できたことと、第2チームについても、比較的安定した試合が出来るということがわかりました。特に次回大会は2チーム参加となりますので、全員のレベルアップが必要であり、このように相手の第一チームに善戦出来るような力を付けていくことが必要だと考えています。

今月は練習試合を3試合行いましたが、全員の試合への参加意欲が非常に高く、毎回「FWがいい」「キーパーがいい」「試合に出たい」といった「オレがオレが」の整理が大変で、コーチは嬉しい悲鳴です。この全員の意欲を2月初旬の金沢区大会まで持続し更に伸ばしていきたいと思います。



1/12 13:00〜16:30
六浦南小学校。
隼との練習試合。
Aチーム(2-1 0-1)
Bチーム(0-0 2-0)
Aチーム(1-0 0-0)
Bチーム(2-0 1-0)
Aチーム(0-1 0-1)
<Aチーム>
区大会の準々決勝での対戦から約4ヶ月、PK戦で敗れてベスト4を逃した相手に対して、どれだけ違った内容の試合が出来るかに注目していました。前回の対戦では中盤の集団でのボール奪取の勝負でしたが、今日の試合は立ち上がりから、FWとHFの6人が次々とパスを通し、必要に応じて巧みに浮かすなど、かなり色合いの違った試合内容になりました。壁パスや前線でのパス交換が比較的円滑に決まり、その結果、相手チームを大幅に上回るシュート数(3試合で20本位は打っていたと思います)となりましたが、3試合を通じて結果として3得点。最後の詰めはやはり容易ではないことを感じました。失点シーンは、セットプレーからのものと、前がかりになった間を抜けたボールを相手FWが持ち込んだものでした。内容的にはほとんどこちらの試合だったと思いますが、ワンチャンスを活かされて1勝1敗1分のドロー。「これがサッカーだ」と嘆きたくなるような惜しい内容でした。
<Bチーム>
相手チームは1年生が中心のチームでしたが、出場機会を待っていた2年生1年生が「変身」したようにいいプレーを見せてくれました。2得点の黒澤(将)、1得点の黒澤(善)、岡村、蒲谷はすべてが自分で持ち込んでのゴールです。ダンゴ対ダンゴの一騎打ちで、バックを含めて全員がダンゴに参加してしまうような試合内容でしたが、「自分で得点しよう」という強い気持ちが感じられました。2試合目が終わった後の全員の自信に満ちた表情が印象に残りました。やはり試合に参加して、ゴールしたり、勝ったりが何よりの自信になるということを思いました。これで、Bチームはここのところ引き分け挟んで連勝街道驀進中です。区大会でも相手チームが1年生中心チームであれば、この調子で勝っていける実力が備わっていると思います。
<全体を通じて>
今回の試合は11月以降重点的に取り組んできたパス練習の成果が一部出たと思います。「視野を広げ、仲間を使って有利な局面を作る」といったセンスはなかなか身につくものではありませんが、繰り返し練習した結果、単純に持ち込むよりも仲間と協力した方が有利な局面を作れることにだんだんと気がついてきたように感じます。ボールを持っていない選手もチャンスとなればしっかり走って波状的に攻めていく感覚を多少なりとも身につけてきたと思います。ただ、「キレイなサッカー」と「勝てるサッカー」は若干異なるところがあって、いくらパスを通しても相手ゴールネットへの「パス」が通らなければ勝負には勝てません。やはり普段の練習から最後の詰めを強調し、しっかりと枠に通す習慣をつける必要があると思いました。


また、DFについては、自信がついてきた分、以前に比較して前に上がりっぱなしになり、中央に大きなスペースを作ってしまう傾向にあり、今日の失点シーンはこのスペースから相手FWに抜かれて行ったパターンです(前回のシーガルズ戦も同様でした)。これについては、試合中にベンチからコーチが声を枯らして「○○番マーク!」と叫び、その通りに動くことだけでは本質的な解決になりませんので、やはりDFの選手一人一人が自分で考え、目を配り、選手同士で声を掛け合って中央のスペースを埋めていく習慣をつけていく必要があります。

今日の試合中には、以前には「内容で勝って、勝負に負ける」などといった生意気なことを言えるような試合をしたことなどなかったなあ、などと漠然と思いました。今は確かにBチームの選手を含めて全員が急速にいろいろなことを吸収し、伸びつつあります。大会までの残された期間、そのパワーをいい方向に向けて仕上げていかなければならないと思います。
(以上、HP掲載内容)



1/18 13:00〜16:30
高舟台小学校。
山王谷との練習試合。
Aチーム(4-1 2-0)
Bチーム(1-2 3-0)
Aチーム(0-0 0-1)
Bチーム(0-2 1-3)
Aチーム(2-1)
Bチーム(1-2)
<Aチーム>
今回の試合ではカウンターによるいつもの失点パターンを避けるために、第1試合開始前にシーガルズ戦と隼戦の失点パターンをボードを使って説明しました。その甲斐あってか、第1試合は、攻撃の際の中央のスペースを埋めるべく、マサキを中心にそれぞれが声を掛け合って手堅く守っていたと思います。その「声かけ」が効を奏したのか、逆に攻撃の方で前線でのパス交換がスムーズに進み、更にバックから前線へのボールの供給も上手く行き、結果として大量得点の大差勝ちとまりました。2試合目以降は、相手チームがアローズの攻撃パターンに対して対策を打ってきた(たぶんDFのポジショニングのことだと思いますが)こともあって、第1試合ほど「面白いようにパスが決まる」という状況にはなりませんでした。また、第2試合は、以前同様に勝てる相手だと思って油断してしまう面が出てしまって、運動量がガクッと落ち、その結果自分たちのいい面をなかなか出せなくなってしまったように感じました。第3試合はやや持ち直しましたが、攻撃パターンを相手チームがわかってしまった後のもう一歩の工夫なり頑張り(運動量)が必要ではないかと感じました。また、攻撃重視とした場合、単純計算でどうしてもDFの人数が不足してしまうのでカウンターに弱くなってしまいます。これに関しては、やはり相手チームの力量をよく読み、その都度修正して対応する必要があると思いました。

<Bチーム>
連勝街道爆走中のBチームは、いつもの通り試合開始直後から積極的に攻め、典型的なダンゴ対決になりました。しかし、守備の薄いところを上手く突かれて前半は2失点、後半は黒澤(将)のハットトリックとなる4点目が決まり、連勝記録を伸ばしました。第2試合以降は、相手チームが徐々に調子を出してきたこともあって、そう簡単にはいきませんでしたが、岡村や大久保などどちらかといえばDF起用の多かった選手が得点したことで得た自信は大きかったと思います。前回試合でもそうでしたが、とにかくこのチームは全員が「出たい」「ボールに触りたい」「得点したい」の意欲が強くて頼もしい限りです。次回大会にこのチームで出場できることがどれだけ彼らに励みを与えているかわかりません。特にここ1ヶ月の黒澤(将)の変身ぶりは驚異的とも言えます。
<全体を通じて>
特にAチームは、メンタル面での成熟度がまだまだ足りないことを感じました。毎回の練習試合で、最初と最後はがんばっても2試合目の出来がその他の試合に比べて極端に落ちてしまうことが多いように感じます。特に今日のように第1試合を大差で勝ったならばその後の試合も大差で勝ち続けなければ本当の意味での「常勝チーム」にはなれないと思います。隼戦もそうでしたが第1試合の素晴らしいパフォーマンスを常に維持出来てこそ、目標としてきたビッククラブに対抗出来るのだと思います。この6ヶ月間で技術的には全員が素晴らしく向上し、チームとして機能するまでになりました。しかし、その一方でまだメンタル面では自分たちの実力を正しく自覚し、更に言えば(過信ではない)自信を持つまでにはいたっていないのではないかと思います。次回大会で好成績を収めることで、この面での自信をつけて、勝てる相手には絶対負けない「勝者のメンタル」を是非身につけて欲しいと思います。それが出来れば上の学年になっても常に上位を狙えるチームに成長していけると思います。コーチ陣としては、やはり次回大会では、(私自身細かい指示はあまり好みませんが)今日の第1試合前のような勝つための約束事をややきめ細かく出していくべきと思いました。

追伸
初顔合わせのガチンコ勝負で相手に戦術を読まれないうちに勝ち逃げ出来るチームに仕上がって来たという見方も出来ますので、前後半合計20分と時間の短いトーナメント戦となる次の大会はもしかしたら向いているという見方も出来ると思います(超楽観的ではありますが:笑)。
(以上、HP掲載内容)



2/1
金沢区大会
<Bチーム>
vs西柴D(2-0 1-0)
相手チームはDチームながら基本が良くできているチームであり、こちらが想像していたレベルよりかなり上のところにあったと思います。しかし、アローズは10人でしたが全員が積極果敢に攻め続けました。黒澤兄弟中心に岡村、大久保など2年生中心にボールに対してそれこそガンガンと詰め、シュートチャンスもかなりつくったと思います。黒澤(将)得意のゴール前でのスルスル抜けていくドリブルやゴール前でいい状態でリョウが持つなどの「いつものパターン」をかなり出すことが出来ました。この試合で特に目立っていたのは、橋本と大久保です。身体の小さい橋本が相手FWに併走して一人で決定機を消したり、抜かれたらピンチの場面でしっかりとクリアするなど、ベンチでは「彼はいつ変身したんだ?」と驚きの声が再三に亘ってあがっていました。
大久保はやはりこのチームでは自分がやらないといけないということを強く思っていたようで、練習試合を含めてこれまでで一番の運動量とプレーでみんなを引っ張るリーダーシップを発揮しました。ハーフタイムに集まったときの彼ら同士の会話を聞いていると、「お前何でパス出さないんだよ、オレがシュートできそうなのに」なんてこと言い合っています。本当に頼もしい限りです。短い期間でしたが、BチームはBチームでしっかりと各自が役どころを心得て仕上がった状態で試合に臨めた結果だと思います。試合の方はパスを繋がれてポッカリと空いたところでフリーでシュートを打たせてしまったパターンで3失点となりましたが、この試合で得たものは大きかったと思います。
今の時点で特に2年生はAもB殆ど差がないと思います。来年のLLでこの中から何人もAチームに入ることを確信することが出来て本当に良かったです。

<Aチーム>
vs文庫A(1-0 0-0)
試合前の相手チームの練習を見て、比較的蹴れる子が多かったため、ミドルレンジからのシュートをケアする旨を注意して前半がスタートしました。コーチ陣のそういった心配は滑り出しの段階では特に感じられず、ボール奪取も比較的スムーズにいったことで、いつものサイドからの展開が上手くいきました。得点シーンは、前半2分、佐藤(の)が右サイドをオーバーラップしたところにFWからのパス、これをセンタリングで戻したところを戴が確実に決めたものです。中央のスペースについては選手同士で声を掛け合い、原とタケヒロが埋め前半は比較的上手くディフェンスが機能していたと思います。後半は、リードで折り返した経験があまりないこともあって、やや浮き足立っていたところもあって、危ないシーンを何度かつくってしまいました。やはり積極的に攻めていく気持ちが少しでも途切れると脚が止まって、ボール奪取の各局面で負けてしまうことが多くなります。このように前回練習試合で指摘しました「勝者のメンタル」の面でやはり足りないところが出てしまいましたが、結果的に時間が短いことに助けられてピンチのままタイムアップ。何とか勝利をつかみました。

vs六浦少年A(1-0 0-0)
1回戦のチームよりは外から見た威圧感という点であまり感じられなかったので、落ち着いた状態で前半をスタートしましたが、相手チームが時折見せる怒濤のタテ突進に驚異を感じつつも原やタケヒロ、マサキのDFが上手く機能して何とか持ちこたえました。前半7分には、相手DF間に上手くパスを通し、裏をついたところで戴がスピードに乗ってボールを持ちそのまま持ち込んで右45度からのシュート、前半リードで折り返しました。後半スタート時には、早い時間帯での追加得点と早いボール奪取を指示しましたが、やはりどこかに「守りたい」という気持ちがもたげてしまったようで、第1試合同様に「長い10分」となってしまいました。ただ、押されつつも、相手のミスに助けられたこともあって、殆どシュートを打たれることなく守り切ることが出来ました。

全体を通じて感じることは、今回のこのような経験こそが、今後本当に強くなるためには必要で、公式戦でないと味わえないことではないかと思いました。もし、今日の2試合の成績を100点満点で評価すれば今日の出来は恐らく、75点位ではないかと思います。もっともっと練習したことを出してパスを縦横無尽に回して、雨アラレのようにシュートを打って欲しかったとは思いますが、それは贅沢というものかも知れません。相手も必死で来ればそうは自由に出来ないので結果に対して納得するべきかとも思います。
翻って考えてみれば、このような生意気なことをコーチが期待するようになるほど子供達が成長しているということであり、喜ばしいことだと思います(ちなみに私は、前回大会では2日目に行けただけで有頂天でした:笑)。
次の対戦は、前回区大会優勝の西柴Aです。かなりキワドイ勝負になると思いますが、現在の力量をもってすれば、チャンスはあるはずです。積極的に20分間フルに攻め続けられれば勝機は必ずあります。前回大会で直前まで行って逃した「メダル」目指して、更には優勝までの最大の難関である次の一戦に向けて、とにかく「集中」です。
(以上、HP掲載内容)



2/8 金沢区大会2日目
vs 西柴 (0-3 0-2)
相手は10人で前回区大会で優勝したチーム。今回も10人で臨んできました。こちらは前日の練習で相手の攻撃力を抑えるために守備的布陣を試してみましたが、全体としてのバランスを重視して、従来の慣れたポジションで臨みました。開始直後から、1歩目の出足の差がボール支配率に大きく影響して、攻め込まれながら何とかコーナーキックやスローインで逃れるシーンが続きました。最初の失点は、開始3分に相手の高い弾道のコーナーキックが直接ゴールに飛び込みました。キーパーのツヨシが手を伸ばしましたが、その手をはじいてしまいました。この時点で、攻め込まれながらもチャンスが皆無というわけではありませんでしたので、次の1点を狙って積極的に攻めればどうにかなると全員が思っていましたが、その2分後にゴール前の混戦から失点。最後にとどめの1点と立て続けにゴールを決められたことで意気消沈してしまった部分が大きかったように思います。後半もほぼ同様の展開で得点されてタイムアップ。せめて相手のゴールを割り、一矢を報いたかったのですが、最後まで自分たち本来のリズムをつかむことが出来ませんでした(いつも練習しているグランドよりもかなり狭かったことがこちらのリズムに影響すると同時に、相手チームの特長が出やすかったこともありました。→但し、これは言い訳です:笑)
相手チームとの実力差は点差ほど感じませんでしたが、玉際の強さや攻撃イメージの共有など単純な技術比較以上の「メンタル」の部分ではやはり1歩先を行っているというように思います。1月18日の練習試合(vs山王谷)の試合後にもメンタル面は指摘しましたが、サッカーに対する日々の取り組み姿勢や練習の中での集中力の違いが、まだまだあるように思います。技術的には相当に近づいていることは間違いないので、更に高めていくと共にもっともっと高い目標を自ら設定し、練習を通じ、自覚してそこに近づいていく経験が必要だと思います。今日の試合会場に来たベスト8のチームを見回してみて、技術的にアローズが負けているチームは、客観的に見ても対戦相手の西柴Aだけです。このように自由なノビノビサッカーでもベスト4のレベルまでには積み上げることが可能です。しかし、区大会優勝や市大会で常に上位を目指すチームになるためには、あと1歩の壁を破り、精神的にもたくましくなる必要があります。選手たちには強調しましたが、これから上の学年にいって区大会で優勝するためには、今日の相手に勝たなければなりません。今日の相手はこれからずっと続くライバルなのです。(あくまで個人的な感想ですが、Aチーム対Bチームで区大会準決勝をさせてしまうことが悔しくて仕方ないです。それは今後、上の学年で子供たちが阻止してくれると信じています。)

この試合で本年度の公式戦は終わりです。この1年間ありがとうございました。今日の試合を糧にして、もっともっと強いチームへと成長していきましょう。
(以上、ホームページ掲載内容)



2/9 ホームページ掲載内容

ごあいさつ〜1年間を通じて

今日の試合で本年度の公式戦は終了となりました。この1年間本当にいろいろなことがありました。スタート時点では、本当にどうなることかと思いました。4月の横浜市大会では、0勝3敗2分け。それも完全な力負けの大敗です。「いつになったら勝てるんだろう。いや、いつになったら点が取れるんだろう」なんてことを心配していたことを思い出します。大会後、ゼロからスタートのつもりで、まずは蹴ることの練習から始めました。正しくインステップキックが出来るようにです。最初はあまり飛ばない子の方が多かったのですが、日を追う毎、月を重ねる毎に力強いシュートが出るようになりました。6月頃から、インステップキックに加えてドリブルなどのボールコントロールを重視した練習に切り替えました。このころから練習試合でも少しずつ結果が伴ってきました。そして夏合宿を過ぎた頃から、子供達はグングンと力を付けてきました。9月の金沢区大会では、PK戦で勝ち上がり、ベスト8。準々決勝ではPK戦で惜しくもベスト4を逃しましたが、僅か数ヶ月の間に遂げた相当な進歩を公式戦で確認することが出来ました。次の横浜市大会では、杉田FCとバディーに敗れましたが、特にバディー戦は後々まで語り継がれるような素晴らしい試合内容だったと思います。

市大会後にはFC本郷と練習試合をしました。この試合は結果としては、1年生チームも2年生チームも殆ど歯が立ちませんでしたが、次の「進化」への大きなヒントを与えてくれました。ドリブル重視、個人技重視から組織立ったチームプレーを少し憶えることと、これまでSLには無理とされていたヘディングやセンタリング、壁パスなどの技術を高いレベルで習得する方向に転換しました。11月以降の練習では、チーム練習を多く採り入れ実践で仲間を上手く使う練習を集中的にやりました。その成果が1月頃からようやく目に見えて出てくるようになり、今回大会では、文庫A、六浦少年Aといった強豪を退けました。また、Bチームについても個人個人の大きな進歩を確認することが出来ました。1年間を通じて、このように子供達は大きな進歩を遂げました。

人数は当初17人でスタートしましたが1年間で10人が入部し、最終的には幼稚園生含めて27人の大所帯となりました。6月頃「こんなに人数がいて試合で結果が出せなかったらシャレにならない」とプレッシャーを感じたことを思い出します。やはり、人数が増えていくための大切な要素として親御さんの参加意識があげられると思います。お母さん方の強力な「営業」によってお試しの子が練習を見に来た時に多くの大人が参加し、楽しそうに練習している子供達を見ることで入部へと気持ちが傾いていくのではないかと思います。ご協力いただきましたお父さんお母さん方、本当にありがとうございました。

昨年末の忘年会でこんな嬉しいことをおっしゃってくださる方がいらっしゃいました。「他のチームは派閥やら何やらで大変なのが普通なのに、このチームはこれだけ人数がいてみんなが協力して親同士も和気あいあいとやっている不思議なチームだ」これこそが今年のSLの躍進を支えていた原動力ではないかと思います。

最初は「いつになったら点がはいるんだろう」というチームから「これからアローズの黄金時代が来る」と子供達が話しあうまでのチームになりました。上の学年に行っても是非サッカーを楽しんで欲しいと思います。これから、どの学年のどの公式戦でも常に優勝を狙っていって欲しいと思います。

この1年間本当にありがとうございました。個人的には子供達のおかげで私自身もサッカーのコーチとしての自信を少しだけ持つことが出来るようになりました。


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