アローズSC記録館

2005年度LL試合結果レポート(旧HP掲載 by千葉コーチ・原コーチ)


□20050319の練習試合

3月19日練習試合の結果
今回の練習試合は2年生の都合がつかず、3年生のみで参加することになりましたが、病気やケガで休む子もなく、さらに新入部の吉成君も加わって13人のフルメンバーで遠征することができました。結果的には2勝0敗で新LLの初陣にふさわしい幸先のよいスタートが切れました。お招きいただいたGHUさんには、感謝いたします。

第1試合 VS GHU3年(2-0 2-0)  (戴、マッシー、上田、鹿嶋)
第2試合 VS  エストレーラB(0-0 1-0)(鹿嶋)


1試合目
開始3分、HFからのパスを鹿島がドリブル、2人ほど振り切り、パスを受けた戴が落ち着いてシュート。比較的すんなり1点目が入りました。これに気をよくしたのか、その後も皆よく走ってパスの通りもよく、かなり積極的に攻め込みんでいました。11分には、鹿島のコーナーキックをマッシーがジャンプしてヘディングシュート、相手キーパーが1歩も動けない見事な2点目をあげました。
後半、相手チームも必死に攻めあがり、危ない場面もありましたが、アローズペースで試合を運び、5分には宮口の惜しいシュートもありました。12分には鹿島のコーナーキックをマッシーがうまくトラップし純平にスルーパス、純平がこれ決めて3点目。さらに、終了間際にHFの原が相手に猛チャージをかけ、こぼれた球をHF陣がうまくつなぎ、最後は鹿島が落ち着いて決め、4点目が入りました。

2試合目
試合開始直後から相手陣内と自陣を行ったり来たりの試合運びとなりました。前の試合では、アローズのパスがうまく回っていましたが、この試合では、見当違いの方向にパスを出したり、モーションの遅さからパスをカットされたりと集中力を欠く展開となりました。
相手チームは、ボールを奪取すると身体能力の高い2、3人がすぐにカウンターで攻めてくるパターンが多く、その都度SWのノンちゃんやDF熊谷たちがよく走り、守護神ヨッシーとともによく防いでくれました。また、DF両サイドの浅倉、岡村も奪ったボールを前につなぎ、さらに健吾も自陣ペナルティエリア付近からHFライン付近までドリブルで運び、攻撃への起点を作る場面も何度か見られました。
得点は後半12分、センターHFの原が相手陣内に攻めあがり、ペナルティエリア内でバスケでいうホールディング状態となり、相手側がPKを取られ、このPKを鹿嶋が決めたものです。

2試合を振り返って
今回、米田コーチが試した布陣は、1-2-5-2ともいうべきジーコジャパンのようなフォーメーション(ちなみに2トップは鹿嶋とマッシー)です。米田コーチに確認したわけでもなく、私が勝手に想像しているだけですが、1-3-3-3による比較的役割が分かりやすい陣営をあえて取らなかったのは、子どもたちに自ら考え、判断し動いてもらいたいという意図があったからではないかと推測します。
総じて言えば、1試合目の4−0が示すように子どもたちは自ら考えよく動きました。2試合目も1試合目の集中力が持続していれば、もう少し得点できたのかもしれないとも思いますが、新体制がスタートしたこの時期に何も否定的な材料がない方がかえって不安といえば怒られてしまうでしょうか。
試合後、米田コーチは皆を集めて、「自分自身を省みるように」といってその場を去られました。子どもたちはここでも考えることを求めら、これからは従来のおちゃらけモードから徐々に脱皮を迫られることになりそうです。

今回の2試合目で新入部員の吉成君が試合デビューしました。全く臆することなく、前半15分間フルに出場し相手チームと渡り合いました。すごく感のいい子で、球筋を読むというか、相手のパスを先読みして奪取する場面も多く、また、ボールをキープした相手に激しいプレスをかけ、あせった相手がイージーパスを出すなど大活躍でした。前半終了後、戻ってきたときには、米田コーチはじめ皆にほめられ、私も思わずほおずりしたくなりました。

また、当日、遠いところをお出でいただいた杉山代表には、わざわざ副審をやっていただき、本当に申し訳ありませんでした。お父さんコーチとはいえ、せめて練習試合の副審はできるようになりたいと思いました。



□20050413の練習試合

今日は鹿嶋と岡村が休みでした。
1試合目(4年生中心)0−1
前半は0−0でした。こちらは元気がなく,相手の方がボールへの寄りが早く,ヘディングも多くしていました。後半,高めに弾んで来たボールを両側のバックがさわれずシュートを打たれ,0−1で終了しました。相手はキーパーの背が高く他の選手も少しうちより大柄かと思いましたが,普通のチームでした。

2試合目(3年生中心)0−1
前半にセンタリングがそのまま入って失点し,結局0−1で終わりました。

3試合目(4年生中心)3−2
米田コーチにハッパをかけられたこともありますが,1−0,2−2で計3点取りました。この日初得点はCFのタケです。2点目はドリブルしていたタケが倒されPKを戴が決めました。3点目は中央から原がドリブルし右前のタケへパスしタケが決めたものです。失点はフリーキックをヘディングでクリアしようとしてオウンゴールしてしまったものと,バックがボールを待ってしまったために相手に取られてシュートされたものです。

4試合目(3年生中心)2−1
得点はセンターハーフのユウスケがゴールキックをカットしてシュートしたものと,右のツヨシのスローインをユースケが少しドリブルしてから強くセンタリングし,それに明夢が頭で合わせたものです。この日1番のゴールでした。失点はコーナーキックが直接入った1点に抑えました。

全試合を通して感じたことは,技術以前の,元気に声を出してパスを要求したり指示する気持ちと,ボールを持っていない選手が集中を切らさないで豊富な運動量でパスをもらえる位置に動くことなどが必要ということです。
3年生は,特に4試合目は自分たちで相談してポジションを決めたこともあり,それぞれが持ち味を出して良い試合をしていたと思います。ぜひ平日にも練習して4年生のポジションをおびやかして下さい。また4年生も,3年生にポジションを取られないよう奮起してください。特に浮き玉を怖がらずにヘディングしたり,ボールに早く寄ってすばやく処理することを意識して練習して欲しいと思います。



□20050515の練習試合

以前から交流のある上溝FCから交歓試合からのお誘いがあり,相模原市の上溝小学校へ遠征してきました。全部で4チーム参加,アローズは2チームと対戦しました。

vs 荻野サッカー少年団 2−0(1−0,1−0)
前半は開始直後に鹿嶋が抜け出してキーパーと1対1で決めて先取点を取りました。アローズペースの試合で決定的な場面も他にありましたが,結局後半も同様に鹿嶋が抜け出して2点目を入れました。無失点でしたので,ディフェンスも頑張ったと思います。相手チームは4年生14人在籍で当日は11名でした。体格的にはアローズと同じくらいでしたが,声をかけあって一生懸命プレーしており好感の持てる良いチームでした。個人技ではアローズの方が上だと思いました。

vs 上溝FC 1−1(0−0,1−1)
前半は0−0で折り返しました。後半右45度くらいからのFKを鹿嶋が左足で直接決めて先制。
その後,相手チームの大きな選手がドリブルで持ちこんできて,アローズもキーパーとバックが必死に守ったのですが,結局失点してしまいました。6年生みたいなしっかりした体格で足も速く上手な選手が2人もいたので,1失点は評価できると思います。上溝FCも選手の人数はアローズと同じくらいとのことでした。女性のコーチが主審をして下さいました。

今回遠くまで行ったのですが,4年生チームとして参加したこともあり,6名は試合に出られませんでした。次回お誘いがあれば,今度は3年生チームと両方で参加したいと思います。
相模原市の公式戦は,SL,L,LLの3つではなく,6学年それぞれで試合があるそうです。(横浜と比べるとチーム数が少ないから出来るのだと思いますが。)
上溝FCのベテランのコーチが,「小学生のうちは楽しくサッカーをやって欲しい。適度に勝ったり負けたりすればいい。勝った試合と負けた試合の両方から学ぶことがある。」とおっしゃっていたのが印象的でした。





□20050521の練習試合

大変遅くなりましたが,5月21日(土)の練習試合の結果です。
1試合目(4年生)4−0(2−0,2−0)
2試合目(3年生)1−0(0−0,1−0)ツヨシ
3試合目(4年生)5−0(4−0,1−0)
4試合目(3年生)1−4(0−2,1−2)

六浦少年SCは4年生19名,3年生30名で,人数が多く練習試合ということもあり,トップチームではなかったようです。
1試合目と3試合目は4年生だけのチーム,2試合目と4試合目は3年生チームで対戦しました。アローズは3年生が9人しかいなかったので4年生を2人入れました。

勝負は3勝1敗(負けは4試合目)ということになりますが,4年生チームの多くの得点は鹿嶋でした。大久保,岡村,マッシーも点を取りました。特に鹿嶋の折り返しをマッシーが合わせたもの,大久保の鹿嶋へのスルーパス,大久保のミドルシュートなどは光っていました。また,のんちゃんのプレーでピンチを何度も救われました。
3年生チームの得点は,タケのドリブルシュートとツヨシのシュートでした。失点のほとんどはカウンターから決められたものです。

全試合を通して,個人プレーでの得点が多く,練習でやっているオーバーラップやセンタリング,ワンツーパスなどは少なかったので,今後これらをもっと意識して試合に臨むと良いと思いました。特に強いチームに対しては個人技だけで得点を取るのは困難です。また,アローズはカウンターには弱いので,カウンター対策の練習を取り入れる必要性を感じています。
ただ,今回は敢えてハーフタイムに細かいことは言いませんでした。みんなのびのびとプレーしており,楽しかったようです。

今回六浦少年SCのコーチに教えていただいたのですが,学年ごとに完全に分けており,練習も3年生と4年生は別々だそうです。公式戦は4年生だけで出ると決めており,3年生はあすなろ杯には出ないで練習試合を多く入れるようにしているとのことでした。チームにより細かい方針は違いますが,アローズも含め,今まで聞いたチームは全て,「サッカーを楽しんで,サッカーを好きになってサッカーを続けてもらいたい。」という気持ちで指導している点は同じでした。




公式戦とほぼ同じメンバーですが戴はセンターバック,後半は希望を聞いて戴とのんちゃんはハーフにしました。

相手の六浦少年は,トップレベルの選手は出さなかったようです。



□20050605の練習試合

原さんレポート
6月5日(日) 山王台小学校

第1試合:アローズB 1−1 山王谷B(鈴木)
第2試合:アローズA 2−0 山王谷A(鈴木、鹿嶋)
第3試合:アローズB 3−3 山王谷B(大須賀2、黒沢将)
第4試合:アローズA 0−2 山王谷A

天気予報では午後から雨になる可能性が高いとのことで、雨具や着替えを持参しての遠征でしたが、幸いにも好天に恵まれて4試合を行うことができました。
基本的にはBが3年生中心、Aが4年生中心といったチーム編成ですが、当日はあいにく参加できなかった選手が多く、最近では少なめな17名で試合にのぞんだため、学年に関係なくいろいろな選手の組み合わせでチームを構成することになりました。結果として出場機会の少ない選手でも2.5試合、中には4試合フルに出場した選手もおり、また帰りは小学校から屏風ヶ浦駅まで歩いたこともあってか、日頃元気な彼らもさすがに疲れていたようで、帰りの電車の中はいつもよりも静か、うるさい彼らを静かにさせるには疲れさせるのが一番との思いを強くした一日でもありました。

【第1試合:1−1(得点:鈴木)】

前半はアローズペースで展開し、7分にゴール正面から鈴木のシュートで先制しましたが、それ以降は両チームともに守備陣が頑張りをみせ、こう着状態のまま試合は進み、このまま試合終了かと思いましたが、終了間際、自陣ペナルティーエリア左でボールを持った相手選手に対する反則からFKを直接入れられ、そのまま試合終了となりました。

【第2試合:2−0(得点:鈴木、鹿嶋)】

アローズが押し気味に試合を進め、6分にルーズボールに反応した鈴木のシュートで先制すると、10分には小島からのパスを受けた鹿嶋がゴール右隅に決めてリードをひろげました。守備陣も頑張り、ラインの押し上げが若干遅れたり、中盤でのマークが甘くなる場面があったものの、無失点で試合を終えました。ただゴールエリア付近でのクリアが遅れたり、不用意なドリブルやパスからピンチにつながることもあり、点差ほど楽な試合ではなく、守備面での課題もみえた試合でした。

【第3試合:3−3(得点:ツヨシ,大須賀、黒沢将)】

前半早々に相手に先制点を許したものの、前線にはっていたツヨシがキーパーがはじいたボールをシュートして同点に追いつきました。しかしその直後に勝ち越し点を入れられ、前半は1点ビハインドで折り返しました。後半も先に相手にゴールを許し、2点を追いかける展開となりましたが、右サイドから持ち込んだ黒沢将のゴールで1点差に詰め寄ると、最後は大須賀のゴールで同点に追いつき引き分けに終わりました。
この試合は常に相手に先手を取られる展開でしたが、選手は常にゴールを狙いつづけ、よくぞ追いついたという感じでした。

【第4試合:0−2】

この試合の2つの失点は、ともに右サイドを突破されてセンタリングからゴールを決められたものでした。このパターンはかなり洗練されたもので、相手のスタイルにはまってしまったといった感があります。
守備のポイントでいえば、中盤の守備がすこしルーズになったことが結果として相手のゴールにつながったような感がありました。前の選手が楽をすればするほど、後ろの選手が厳しくなるといった感じでしょうか。もっと前線から中盤にかけてしつこくプレッシャーをかけて相手に好きに攻撃させない、相手のボールを奪いにいく姿勢を保つことが必要だと思いました。
アローズにもチャンスはありましたが、選手も疲れていたためか最後の決め手を欠き、得点には至りませんでした。ただ中盤の選手を介した大きなサイドチェンジや中盤から前線へのスルーパスもみられるなど、なかなか見ごたえのある試合ではありました。

【良かったところ】

3年生の高橋と大川は、4年生主体の試合に出場した時でも体を張ったプレーをみせ、ボールを持った相手選手にはしつこくカバーにいくなど、とても頑張っていました。特に大川はルーズボールをヘディングでクリアするなど、4年生に劣らない活躍ぶりでした。
また4年生では浅倉がサイドからの積極的に攻撃し、深い位置からのセンタリングやオーバーラップ、またCKでもキッカーとしていいボールを中に入れていました。守備でも相手をしつこくチェックしボールを奪うなど、攻守にわたり活躍しました。

【もっと頑張って欲しいところ】

4年生のDF陣は、ルーズボールに対してヘディングに行かずに身体を引いてしまうなど気持ちで負けているプレーが時々みられました。この位置でボールを相手に取られることはピンチを招くことが多いので、ガッツあるプレーを期待したいところです。また全体としてボールにつられて自分のポジションを空けてしまうことが多く、自分の役割・ポジションを考えて、チームとしての一体感を持てるようになればと感じました。
またCKで良いボールが入ってくるようになったものの、ゴール前に入ってくる選手のポジションがいまひとつでなかなか得点に至りませんでしたが、もっと練習を積んで、チームの切り札にしていきたいものです。

【練習試合をふりかえって】

今回練習試合を組んでいただいた山王谷SCは、春の大会でも決勝トーナメントに進出するなど、メンタル的にも技術的にも大変優れたチームでしたので、勝敗はともかく選手にとっては良い勉強になったのではないかと思います。中でも女子選手の活躍には目を見張るものがありました(第4試合の2点はともに女子選手が右サイドで起点となった得点です)。チーム全体としてもガッツあふれる良いチームで、アローズの選手諸君にも見習って欲しいと思います。
また試合中に中途半端なプレーをした選手に対しては、何が良くなかったのかをその場で考えるように米田コーチが指導されていました。「鉄は熱いうちにうて」ではありませんが、その場で直前のプレーを考えることは、練習試合だからできることでもあり、選手たちにとっては普段の練習以上に有意義なものになったのではないでしょうか。

【最後に】

アローズの選手諸君も4月に比べれば格段に進歩して、みんなの日焼けした顔がキタナイというよりは精悍に見えるようになるほど上手くなってきたことは間違いありません。これから梅雨に入りジメジメとした天気が続きますが、体調を整えて練習に励みましょう。
なお、今回の練習試合で山王谷SCのGKの選手が試合中のアクシデントにより負傷してしまいました。一日も早い回復を心からお祈りいたします




□20050619の練習試合

LL練習試合結果
6月19日(土)高舟台小でのSC杉田との練習試合の結果です。
1試合目(3年生中心)2−2(1−0,1−2)
2試合目(4年生中心)2−1(0−1,2−0)
3試合目(3年生中心)2−1(2−1,0−0)
4試合目(4年生中心)0−4(0−2,0−2)

FC杉田は4年生17名程度,3年生16名で来られたとのことでした。3分の2の選手は,マリノスなどでもサッカーを習っているそうで,市大会でも決勝トーナメントに進んでおり,今回準優勝したJ.スポーツに練習試合では勝っているという強豪チームです。

【第1試合:2−2(得点:鈴木,浅倉)】
試合開始して間もなくアローズがパスを繋ぎながらゴール前まで攻め,タケのシュートで1点目が入りました。その後は両チームとも無得点で折り返しました。後半9分にゴール前でのこぼれ玉を浅倉が押し込んで2点目が入りました。失点は,高いボールのシュートが弾んでキーパーがキャッチしたのですが,ボールがゴールラインを超えてしまったものと,強烈なミドルシュートによるものでした。

【第2試合:2−1(得点:鹿嶋,黒澤将)】
前半に1点を取られてしまったのですが,その状況は良く覚えていません。0−1で折り返しました。後半,鹿嶋がスルーパスから抜け出して落ち着いて決めて同点に追いつき,さらに終了直前に鹿嶋のコーナーキックをマッシーがヘディングで合わせて逆転勝ちしました。総合力で上のチームを相手に最後まで点を取りに行く気持が続いた試合だったと思います。

【第3試合:2−1(得点:大須賀,大久保)】
前半早々,大川がドリブルで持ち込み,カットされましたが混戦となり,こぼれ玉を大須賀が決めて先制しました。前半8分,今度はセンターライン付近でボールを奪われ,抜け出した選手に決められて追いつかれましたが,11分には蒲谷から右へのパスを大久保が押し込み,これが決勝点となりました。

【第4試合:0−4】
FC杉田は,今年度は市大会で0−1で負けた以外は練習試合も含め負けがなかったそうで,コーチ陣も選手も「負けたままでは帰れない。」と気合が入っていたようです。2試合目では温存していた選手を出してベストメンバーで臨んで来ました。アローズにもチャンスはありましたが,4失点し無得点で終了しました。ハーフウエーライン付近でオフサイドギリギリから飛び出す選手に合わせてスルーパスを出されてのピンチが多かったと思います。たいてい2人は狙って飛び出していました。アローズの選手は2試合目で疲れてしまったのか,かなり運動量が落ちていたと思います。また,こちらがゴールキックを蹴る時に相手のフォワードを真ん中でフリーにしてしまっていたり,コーナーキックの時もマークにつかなかったりと集中力も続かなくなっていたようです。

相手チームの,落ち着いて周囲を見ての正確なパスや,次の展開を予測しての動きなどは豊富な練習量と実践での経験を感じさせるものでした。また,体の入れ方やキープの仕方もアローズより上だったと思います。アローズの選手には,まだまだこれから,練習で身につけてもらいたいことはたくさんあります。

ただ,4年生中心チームも2試合目に終了間際に得点して勝ったことは自信を持って欲しいと思います。岡村もヘディングをしたり相手がシュートする時に足を出したりと良いプレーが出てきています。体調が万全でない状態で1得点とアシストを記録した鹿嶋,のんちゃんの反応の良さと運動量,ヨッシーのファインセーブの連発,戴の正確なフリーキック,枠には行かなかったけれどコーナーからのヘディングシュートを打った原,周りを見ながらドリブルかパスかを考えながらプレーしていた純平,後方から相手の前に出てボールをカットした熊谷,ヘディングシュートを決めたマッシー,4年生を相手に全く引けを取らないプレーをしたツヨシとタケ,全選手が印象に残りました。

同様に,3年生中心チームも冨林・蒲谷の豊富な運動量と体を張ったプレーが光り,浅倉も集中力が続くようになりチャンスで得点し確実に進歩しています。積極的にボールへ絡みに行った宮口と吉成,相手に囲まれてもボールをキープし浮き玉でパスを出したユウタ,強いパントキックでチャンスを作り大きな声で「オッケー」と声を出してキャッチしたトシ,守備の時は周りに指示を出し攻めの時はチャンスを確実に決めた大久保,いつものようにポジション取りが良くゴールを決めたリョウ,そのゴールにつながるドリブルをした大川,ヘディングでのクリアを怖がらず落ち着いてプレーした石塚,フォワードのドリブルをカットしパスを出せるようになったヒデ,みんな良く頑張ったと思います。
コーチは,米田・馬上・兼定・田口・上田・千葉の5名でした。当番や応援の保護者の方もお疲れ様でした。





□20050702の練習試合

LL練習試合結果
7月2日(土)野七里少年広場でのFCプラタノとの練習試合の結果です。
1試合目(4年生中心)   5−1(4−1,1−0)
2試合目(3年生中心)   0−1(0−0,0−1)
3試合目(やや4年生中心) 1−0 ハーフのみ

天気が心配でしたが,雨も上がって気温も湿度も思ったほど上がらず練習試合が出来て良かったです。LLも体調が万全ではない選手も何人かいましたが,大きなケガもなく試合を終えて戻ってくることが出来ました。

プラタノは4年生12名,3年生8名いるそうですが,16名で来ていました。
アローズより小柄な選手が多かったです。市大会は1チームで出場し,予選リーグ3位だったそうです。

【第1試合:4年生中心】5−1(得点:上田,原,鈴木2,鹿嶋)
前半2分,鹿嶋からのボールを純平が押し込んで先取点を取りました。7分,ゴールキックを原がカットしキーパーの頭を超えるループシュートで得点。9分,ゴール前のこぼれ玉をタケがシュート。14分,タケのドリブルシュートが決まり,前半だけで4点が入りました。一方,カウンターで攻められた際,いつもの課題なのですが,バックがついてきているのにセンタリングを上げさせてしまう場面がありました。失点は,ペナルティエリア近くの正面からのフリーキックが直接入ったものです。壁は作っていたのですが,その右に飛んできました。得点者以外では,ヨッシーは好セーブを連発,岡村は何度もヘディングで跳ね返し,浅倉は攻守に積極的に動き回っていました。大久保もゴールが見えたらシュートを実践していました。ユウタは巧みにフェイントを使いチャンスを作っていました。1失点はしましたが,熊谷・戴・マッシーの3人でゴールを良く守っていました。

【第2試合:3年生中心】0−1
プラタノは,4年生が何人か出ていたこともあり,ドリブル突破,カウンターーなど,いろいろなパターンで攻めてきて,シュートは10本以上枠に来ていたと思いますが,トシがファインセーブやクリアを連発,試合終了直前まで0点に抑えていましたが,最後に右から抜け出した選手にシュートを打たれ失点してしまいました。
得点は出来ませんでしたが,アキム,リョウのツートップも一生懸命ボールを追いかけており,宮口・吉成・ツヨシ・冨林・ヨッシーも攻守に動き回り,もう一息というところでした。守備の方もヒデ・ユウタ・石塚の3バックが体を張って止める場面が何度もあり良かったと思います。一方でカウンターでは相手に置いていかれることも何回かありました。

【第3試合:やや4年生中心】1−0(得点:鈴木)
Lとの合同であったことから,15分1本で行いました。多くの選手がが試合に出たいと言ってきて悩みました。エネルギーの有り余っていたアキムと冨林を交代で出場させたところ,精力的な動きでチャンスを広げてくれました。終了間際にアキムのシュートから最後はタケがスライディング気味に押し込んで決勝点が入りました。

全試合を通じて:
良かった点:ワンツーパス繋ごうとするなど,少しずつですが普段練習していることを使おうとする意識が見られたこと。
課題など:周囲の選手が積極的にボールへ絡み攻撃のパターンを広げること。特にバックの押し上げと声を出してボールをもらう動きが重要です。あとは,カウンターなどで攻められている時に,1人は集中を切らさずについて行き,気持ちでシュートやセンタリングをさせないようにし,他の選手もダッシュで戻る必要があると思いました。

今回コーチは,米田・兼定・上田・小島・千葉の5名でした。米田コーチは4時頃に金沢区選抜の指導へ行かれました。今回は急に試合が入りましたが,当番や応援の保護者の方もお疲れ様でした。これから暑くなりますので,熱中症に注意が必要です。




□20050718の練習試合

LL練習試合結果
7月18日(祝)高舟台小でのFC隼との練習試合の結果です。
1試合目(4年生中心)   3−1(1−0,2−0)
2試合目(3年生中心)   2−0(0−0,2−0)
3試合目(4年生中心)   0−3(0−2,0−1)
4試合目(3年生中心)   1−0(1−0,0−0)
5試合目(4年生中心)   1−0 ハーフのみ

暑い日でした。隼の選手は午前中に練習をして,午後の試合に臨んできました。
チーム構成はアローズと同じくらいですが,区大会は1チームで出場予定とのことでした。3年生は去年のSLの区大会で対戦していて,引き分けでPK戦となり,アローズが負けています。

【第1試合:4年生中心】3−1(得点:鈴木)
隼には1人長身の選手がいて,攻守に活躍していました。他の選手たちもボールに集中していて,こちらがボールを持っていると体を寄せてきて,なかなか自由にプレーをさせてくれませんでした。前半11分,左からの純平のセンタリングをタケが押し込んで先取点が入りました。後半開始して間もなく,今度は隼の選手が右から抜け出しキーパーと1対1になり左スミに決められて同点に追いつかれました。その直後,今度は原からのパスを受けて抜け出したタケがシュートを決め,逆転しました。さらに後半7分,左側からドリブルした鹿嶋がマイナスにゴロのセンタリングをして,それを走り込んだタケが決めて3点目が入りました。その後はこちらのピンチもありましたが,守りきりました。

【第2試合:3年生中心】2−0(得点:大川,大須賀)
前半は冨林のドリブルシュートなどチャンスもありましたが,無得点でした。後半1分,宮口から右前へパスを出し,それを受けたリョータが落ち着いて決め,先取点が入りました。後半7分には,左サイドから持ち込んだ冨林からの右へのスルーパスにリョウが走り込んで決めました。アキムはドリブル中に倒され頭を打って退場しましたが,それまではボールにすばやく反応して精力的に走り回っていました。

【第3試合:4年生中心】0−3
隼の選手はコーチにハッパをかけられたのか激しく当たってくるなど「今度は負けないぞ」という気持で向かってきたようです。アローズの方は,暑かったこともあるかもしれませんが,全体の運動量・ボールを追う気持が落ち,こぼれ玉などを相手にボールを奪われるシーンが多く見られました。前半2分,自陣のゴール前のこぼれ玉をクリアしたボールが味方に当たって入ってしまう不運な失点で先取点を与えてしまいました。気になったことは,この失点時に笑っている選手がいたことです。この雰囲気が,その後の失点につながってしまったような気がします。前半9分にはコーナーキックのこぼれ玉を押し込まれ,2点目を入れられました。後半にも浮き玉のシュートをキーパーがファンブルしてゴールに入ったとの判定で,3失点無得点で試合終了となりました。
純平や大久保は相手がボールを蹴る瞬間に足を出したり体を投げ出してボールを止めていましたが,一方で近くにボールがきても追いかけない選手もいて,チーム全体としてのまとまりがなかったことが1試合目との違いかと思います。

【第4試合:3年生中心】1−0(得点:冨林)
1試合目同様,アローズの選手は元気に走り回りました。得点にはなりませんでしたが,宮口からアキムへパスが渡り惜しいシュートがありました。そして,アキムのロングスローを冨林が低い弾道で蹴り込み,ボールはゴールに吸い込まれました。久しぶりに応援に来ていたお父さんの前での得点でした。この1点をみんなで守りきりました。

【第5試合:4年生中心】1−0(ハーフのみ)
スケジュールが時間通りだったことで時間が少し余りました。不運な失点があったとは言え3失点無得点だったままでは帰れないというコーチ陣の共通の思いがあり,隼にお願いして15分1本を追加してもらいました。米田コーチから「みんなで守ってみんなで攻めること」などの指示もあり,この試合は全員の気持ちが1つになってボールを追いかけていました。隼の選手も一生懸命プレーしており,ナイスゲームだったと思います。14分に純平の左からの折り返しをタケが決めてまず1点,さらに試合終了間際に鹿嶋の右コーナーキックを原がヘディングで決めて2点目が入りました。

全試合を通じて:
良かった点:意識して自分で考えてプレーしている場面が見られたこと。相手がボールを蹴ろうとするところを怖がらず突っ込んでいく選手がいたこと。
課題など:やはりボールを持っていない選手が積極的にボールへ絡む必要あり。
攻められている時に集中力を切らさず,相手にプレッシャーを与え,シュートを打たせないようにすること。
今回コーチは,米田・兼定・馬上・上田・原・小島・千葉の7名でした。米田コーチは2日間金沢区選抜の合宿へ参加した後に試合へ来てくださいました。当番や応援の保護者の方もお疲れ様でした。先日のニュースによるとサッカーの審判が熱中症で死亡したそうです。これから暑くなりますので,応援の保護者の方も熱中症対策で帽子,水分補給など気をつけてください。




□20050731の練習試合

LL練習試合結果
大変遅くなりましたが,7月31日(日)釜利谷南小での六浦少年SCとの練習試合の結果です。
1試合目(4年生中心)   2−1(1−0,1−1)
2試合目(3年生中心)   5−1(4−1,1−0)
3試合目(前半4年生中心,後半3年生中心) 2−1(1−0,1−1)

今年度,六浦少年SCとの練習試合は2回目です。4年生のAチームは招待試合へ行っており,今回もBチームと3年生チームとの対戦となりました。
六浦少年SCは,区大会はDチームまでの4チームが出場する予定とのことです。

【第1試合:4年生中心】2−1(得点:鈴木,鹿嶋)
相手チームのキーパーは長身でした。アローズの方が攻める場面が多かったのですが,決定的な場面をなかなか決められませんでした。六浦少年SCは,ずば抜けた選手はいませんが,全員が集中して良く動き回っていたと思います。前半9分,岡村からのパスをタケがダイレクトで決めて先取点を取りました。後半10分にはゴール前のこぼれ玉を鹿嶋が決めて2点目が入りました。しかし,その直後,ハーフウエーライン付近から飛び出したフォワードがキーパーと1対1となり,失点してしまいました。得点にはなりませんでしたが,原の浮き玉を胸でトラップしてそのままシュートしたプレーは良かったです。また,浅倉もヘディングしたりシュートしたりと頑張っていました。大久保・マッシーも良くヘディングしていました。原,鹿嶋,タケ,大久保が意識してダイレクトパスやワンツー,スルーパスを出しており,レベルが上がってきていることを実感しました。
後で分かったのですが,相手チームは3年生しか出ていなかったそうです。

【第2試合:3年生中心】5−1(得点:佐藤(希),大須賀2,蒲谷2)
相手は,3年生のBチームだったようです。前半3分,コーナーキックからのこぼれ玉をノンちゃんが押し込んで先取点が入りました。しかし,5分にはクリアミスを拾われて失点して同点に追いつかれてしまいました。この後,8分にゴール前の混戦でリョウのシュートが決まり,2点目が入り逆転しました。さらに,13分にはゴール左手前に転がったボールをリョウがミドルシュートして3点目が入りました。そして,13分にはアキムのミドルシュートで4点目が入って前半を終了しました。
後半は,4分に宮口のシュートのはね返ったところを,アキムがダイレクトで押し込んで5点目が入りました。宮口は別の場面でもコーナーキックからシュートしたのですが,これも惜しかったです。また,先日からLLに参加するようになったチアキもフォワードで出場し,シュートも打つなど頑張っていました。

【前半4年生中心,後半3年生中心】2−1
1試合目の相手が3年生だったということが分かり,大差で勝つよう指示をしました。鹿嶋から左のジュンペイへの早いタイミングのパス,鹿嶋のセンタリングに大久保が詰めたり,浅倉からジュンペイへも良いパスが出たりと,1試合目よりも良い部分もあったと思います。前半12分,右から鹿嶋が蹴ったコーナーキックを原がヘッドで決めて1点目が入りました。前半はこのまま終了し,得点が1点だけだったこともあり,後半は3年生中心のメンバーとしました。
3年生の人数が少なかったこともあり,ノンちゃんにはバックをやってもらったのですが,無人となってしまったゴールへ蹴り込まれたボールをクリアするなど,豊富な運動量で活躍してくれました。11分にペナルティエリア付近でのハンドからのフリーキックを得て,タケのシュートのクリアボールを大久保が決めて2点目が入りました。しかし,後半終了間際に相手のドリブルシュートから失点をしてしまいました。

全試合を通じて:
課題は,いつもと同じになってしまいますが,決定的な場面を確実に決められるようにしていくことと,相手が抜け出した時に時間をかけて味方が戻ってくる時間をかせぐこと,そのような状況にならないようキーパーやバックで声を出し合って連携すること,などでしょうか。
実は,1試合目の後,米田コーチが話をしている時に,ちょうど3年生中心のゲームをやっており,そちらに気を取られている子供が多かったことから,その後は米田コーチからは指導してもらえませんでした。
いつも言われていることですが,休憩から練習への切り換えや,コーチの話を集中して聞くことがなかなか出来ないことが,チームとして強くなるペースに影響していると思います。来月からは区大会,国チビと公式戦が続きます。合宿に来れる選手も行かない選手も,これからの試合に向けて前向きな気持で練習して欲しいと思います。





□20050821の練習試合

LL練習試合結果
8月21日(日)氷取沢小での上中里SCとの練習試合の結果です。
私が3試合目の途中で抜けてしまったため,3試合目後半からの結果などについては他のコーチや記録も確認しておりますが,間違っている部分があるかもしれません。ご指摘いただければ修正いたします。
1試合目(3年生中心)   0−2(0−2,0−0)
2試合目(4年生中心)   5−0(2−0,3−0)
3試合目(アローズA vs アローズB) 5−0(1−0,4−0)
4試合目(前半4年生中心,後半3年生中心) 3−0(3−0,0−0)

アローズの3年生はSLの時に上中里杯に招待されて以来の対戦になりました。今年もカップ戦に招待していただいたのですが,金沢区大会と重なってしまったため今回は辞退しております。先方は,3年生は17名いるものの,4年生は1名しか在籍しておらず5年生と一緒に練習しているとのことでした。そういう訳で,市大会でも3年生だけで試合をこなしてきただけあって,スピード感があり,動きもキビキビしていて,また試合慣れしている印象を受けました。

【第1試合:3年生中心】0−2
冨林・大須賀が休みで,アローズの3年生は9名だったので,ノンちゃんとヨッシーに入ってもらったのですが,チャンスはありましたが,前半早々にバックの裏からボールを受け抜け出した選手がキーパーと1対1となり失点してしまいました。朝9時からの試合だったことも多少あるかもしれませんが,積極的に前へ出てヘディングをする場面が見られず,バックの裏を狙って出されるパスでピンチになることが多かったです。もう1失点は,前半終了間際に右からのコーナーキックをキャッチしきれずにゴールラインを割ってしまったものです。ハーフタイムにポジションを少し修正したことと,ヘディングでボールをはね返すこと,とにかく1点まず返そう,と送り出しました。田口コーチからも,ボールに行くのは2人まで,ボールを持った選手が両側にパスを出せるように3角形を作るように意識するようアドバイスをいただきました。後半早々に,枠には飛びませんでしたがアキムの元気の良いシュートがあり,ユウタ・アキム・石塚のヘディングも見られるようになりました。後半は失点はありませんでしたが,結局得点することは出来ませんでした。

【第2試合:4年生中心】5−0(得点:鹿嶋)
さすがに3年生だけのチームには完封で勝ちました。が,全て鹿嶋の得点であり,特に前半は攻撃のパターンが限られていたと思います。前半4分,かなり距離はありましたが左からのフリーキックを鹿嶋が直接決めて1点目,6分に鹿嶋のドリブルシュートで2点目が入りました。その後の9分間は相手の頑張りもあり無得点で前半を終了しました。ハーフタイムには,鹿嶋だけに頼ったり任せずに周囲が呼ぶこと,いつも言っているように,オーバーラップやワンツーなど練習でやっていることを,こういう時に意識してやらないと本当の試合で出来ないことを伝えました。後半は,2分にジュンペイからのパスを鹿嶋がシュートし3点目,11分にゴール前で蹴り合いから鹿嶋のシュートで4点目,14分にゴールキックを鹿嶋がカットしてシュートし5点目が入りました。
また,得点にはなりませんでしたが,鹿嶋がスルーしたり,ジュンペイの折り返しをツヨシがシュートしたり,コーナーキックをマッシーや原がヘディングシュートしたり,岡村も惜しいシュートするなど,良いプレーも見られました。

【第3試合:アローズA vs アローズB】5−0(得点:鹿嶋3,小島1,オウン?1)
金沢区大会では,12人ずつ2チームで出場登録をしてあります。この日,練習に参加した選手には,区大会のチーム分けについて話しました。
来ていたのはAチーム10名,Bチーム9名だったので,上田コーチにBチームのキーパーをしていただきました。前半は,Aチームの攻める場面が多くシュートも何本もありましたが,上田コーチがファインセーブを連発し鹿嶋の1点に抑えました。私は後半が始まる前に審判資格更新のため移動しましたので,以下は,試合結果と上田コーチのコメントになります。

途中でにわか雨に打たれながらの試合になりました。
やはりAチームの力量が勝っているため、7,8割方はBチーム陣内での攻防でした。
BチームのGキーパーをさせてもらって、わかったのですが、ゴールそばまで攻め込んでいながら、自分でシュートせず、他の選手にパスを出そうとして、結果としてチャンスを逃してしまうAチームの選手が何人かいました。「ゴールが見えたらシュート」の合い言葉の必要性がよくわかりました。
Bチームについては、やはりAチームほどパス回しがうまく行かず、「とにかく蹴り出せばいいや」みたいな部分があり、そういった粗いプレーを挽回するために、ごく少人数が孤軍奮闘しているといった印象を受けました。
そんな中で大川が鹿島のボールを奪取したり、チアキがこわごわながらも勇気を出してボールに絡みに行くなど、良い点も見られました。

【第4試合:前半4年生中心,後半3年生中心】3−0(得点:鹿島2,小島1)
結果のみです。

先方のコーチとはカップ戦に招待していただいた時から連絡を取り合っていましたが,当日お会いして少し話をしてきました。蒲谷コーチのお知り合いで,3年生と1年生の男の子がチームに入っているそうです。奥様はサッカー経験者ではありませんが,SLのコーチをされており,また審判の資格もお持ちで今回の練習試合では主審として笛を吹かれていました。

当日参加したアローズのコーチは,千葉・兼定・田口・上田・原コーチでした。また,いつも練習に参加していただいている大久保くんのお父さん,当番のお母さん,幹事さん,応援の方々,ありがとうございました。




□20050923の練習試合

LL練習試合(3年生中心同士)試合結果
vs 山王谷SC
 1試合目3−0(2−0,1−0)2試合目0−2(0−0,0−2)
9月23日(日)に,高舟台小で山王谷SCと対戦しました。
山王谷は,最近行われた磯子区大会で優勝しているチームです。4年生,3年生とも14人いるそうです。

山王谷の3年生も元気で,試合中良く声を出して,「うしろ来てるぞ。」とか,「反対サイド」などと指示をしていました。女子選手もいて,ドリブル・パス・キックなど男子に負けていませんでした。

【1試合目】アローズも元気さでは負けていません。ボールへの反応も速く,相手にプレッシャーを与え,自由に展開させません。
前半5分,左サイドからのセンタリングを,ゴール前で待っていたアキムが合わせて先取点が入りました。さらに13分には吉成がドリブルで持ち込んでシュート,ヒットしなかったためゴール左寄りに転がったのを,つめていた宮口が押し込み2点目が入りました。
後半13分には,トシのパントキックが大きく弾み,ハーフウエーラインあたりでバックの頭を越えたのを冨林が追いついてドリブル,キーパーと1対1になりシュート,キーパーがはじいたのですが,追いかけてきたアキムが押し込み3点目が入りました。バック陣は結果的に無得点に抑えましたが,ゴールキック時に真ん中のFWをフリーにしてカットされてしまったり,サイドでのクリアが小さかったりドリブルしてカットされてピンチを招くなど危ない場面もありました。ただ,チアキが相手のセンタリングをカットしたり,ヒデがFWとの1対1を止めるなど,良いプレーもたくさんありました。

【2試合目】

1試合目の時は気づかなかったのですが,2試合目は山王谷の元気な女子選手(背番号21)の活躍が目立ちました。
前半早々,冨林が相手ゴール前でシュートしましたが,クロスバーに当たって跳ね返ってしまいました。さらにチアキもシュートしましたが,やはりバーに当たりゴールラインを超えてしまいました。石塚がヘディングをしたり,吉成が意識してスルーパスを出すなど良いプレーもありましたが,チャンスが生かせず前半は0−0で折り返しました。
ただ,残念なことに味方を思いやる指示を出し合っていた相手チームと違い,アローズは「何やってるんだよ。」,「速くバスしろよ。」など味方をなじるような声が多かったようで,ハーフタイムには仲間割れの様相となってしまいました。結局後半は10人で戦いました。少ない人数で後半7分までは攻められながらも何とか守っていたのですが,7分に21番の女子選手に中央から突破されゴール左に決められてしまいました。さらに8分には,やはり21番に左からセンタリングを上げられ,ゴール前で待っていた選手にダイレクトで押し込まれてしまい,2失点目を喫しました。

アキム・冨林もう少し,ボールをコントロールできれば得点力がアップ


当日は,御家族も応援に来てくれました。また,コーチは,千葉・兼定・原・小島コーチでした。また,当番のお母さん,幹事さん,応援の方々,暑い中,本当にありがとうございました。





□20051113の練習試合

LL練習試合結果(11月13日(日))
vs 六浦少年SC
 1試合目2−0(1−0,1−0)2試合目0−0(0−0,0−0)
10月16日に国チビ予選リーグが終了してから,対戦相手が決まったらすぐ決勝トーナメントが始まるとのことであったので練習試合も入れられないままの状態が続いていました。そして13日(日)予定だった決勝トーナメント初戦も中止延期となってしまったので,たまたまスポーツ広場で半面ずつ練習となった六浦少年SCさんにお願いして快諾していただき,練習試合をすることが出来ました。戴,上田,吉成,冨林,蒲谷,石塚が休みでした。
六浦少年さんには,本来は5年生の練習だったところを4年生も連れてきていただき,4年生との練習試合となりました。

【1試合目】前半開始して間もなくからアローズの方がボールを持つ場面が多かったのですが,なかなかシュートまでは行けませんでした。6分に正面やや距離があるところでのこぼれ玉をユウタが思い切り良くミドルシュートを放ちましたが,キーパーのナイスセーブに阻まれました。さらに7分,センターバックの浅倉が大きくクリアしたボールをユータがドリブルしてセンタリングを上げるなどチャンスが続きました。そして12分,ゴール前左からの鹿嶋のゴロのシュートはキーパー正面でしたが股下を抜けてゴール。1点目が入りました。
後半も,ユウタは精力的に動き,始まってすぐにシュートを打ちました。流れはアローズペースであり,4分に熊谷の大きなクリアボールを相手のバックがヘディング,ボールが後ろへ流れ,それを拾った鹿嶋がキーパーと1対1となり落ち着いて決めて2点目が入りました。さらに7分には岡村が強烈なミドルシュートを打ったのですが,これは主審に当たって跳ね返ってしまいました。その後もチャンスはありましたが,そのまま試合終了となりました。
この試合では,ノンちゃん,熊谷,朝倉の積極的なヘディングが良かったこともあり,シュートをほとんど打たせませんでした。

1試合目の後に,コーチ陣,浜くんから,前日に練習した,ボールをもらう前に周囲を見ることを試合中意識すること,ボールを持っていない選手が動くこと,パスを出したら動いてボールをまたもらう動きをすることなど,指示をしました。

【2試合目】2試合目は,国チビで出場機会の少なかった3年生中心のメンバーで臨みました。キーパーに原,ボランチに鹿嶋,右のバックに大久保を入れました。2トップはリョウと宮口でしたが,前半は鹿嶋から大きなサイドチェンジするパスなど良いボールが出てチャンスは少なくありませんでしたが,なかなかシュートまでは行けませんでした。ようやく8分に鹿嶋が後ろに戻したボールを浅倉がシュートしました。他にも大久保の大きなクリアからのチャンスもありました。この試合でもユータは積極的にシュートし,大川はハーフとして攻守に精力的に動き回っていました。チアキもボールを良く追いかけていましたが,前半はボールになかなか触われませんでした。ヒデはパスを読んで相手の前に出てカットするなど良く守っていました。
後半に入ると,試合に慣れてきたのか動きが良くなる選手が続出しました。チアキが相手からボールを奪ってドリブルする場面が出てきました。宮口もゴール前のこぼれ玉をナイストラップ,また,中央でパスを出してダッシュ,ワンツーでボールを前でもらうなど徐々にアローズペースとなりました。ゴール前のこぼれ玉をチアキがシュートする場面もありました。リョウもシュートできないまでも,ボールをキープしてパスを出すなど成長が見られました。さらにチアキがドリブルで持ち込み,こぼれ玉をユウタがシュートしましたが得点できず,結局0−0で試合終了となりました。ヒデは相手のドリブルを止める場面もあり,体を張ったプレーが見られました。

この日の試合では,課題だったヘディングでやキックでの大きなクリアが,ある程度できるようになっていたと思います。また,2試合目には,ワンツーなどボールを出した後に動いてもらうことも意識できるようになりました。
あとは,ボールをもらう前に周囲を見ておいて状況に合わせたトラップなどをすることを意識してプレーできれば更に強くなれると思います。

試合日程は未定ですが,対戦相手は決まりました。市大会でも対戦した桜ヶ丘FCです。市大会では1−0でアローズが勝っていますが,堅守の好チームでした。チャンスに確実に得点していかないと簡単には勝てません。保護者の皆様には子供たちの健康管理に十分ご留意をお願いいたします。




□20051218の練習試合

LL(3年生)練習試合結果(12月18日(日))
vs 上中里SC
当日は,2年生にも来てもらい,2試合ずつ行いました。私は3年生の2試合をレポートいたします。8月に練習試合をした時はアローズの3年生は無得点でしたが,今回はどうだったでしょうか。
 1試合目0−0(0−1,0 −0)2試合目2−1(1−1,1−0)

【1試合目】
ほとんどの3年生は区大会でBチームとして出場するも初戦で惜しくも敗退した後,国チビでも出場機会が少なかったのが実際のところです。この日は,のびのびと元気に走り回っていたのが印象的でした。相手チームのキックオフで試合が始まりました。アローズで最初にボールに触ったのはヒデでした。ライン際をドリブルしてきたのをカットしました。そしてセンターバックに入った冨林の大きなクリアからチャンスになり,さらに4分にはアキムのセンタリングをリョウがボレーシュートするなどアローズが攻めました。その後もタケのループシュートやユウタのクリアからのチャンス,10分にはリョウがバックパスしてヒデが放りこんだり,12分にチアキのシュート,13分にはタケがゴールキックをカットしてシュートしましたが,前半は無得点でした。石塚は果敢に前に出てヘディングをしてくれました。ハーフタイムでは,もっと声を出すこと,ハーフから早くボールを出すことなどを指示しました。
後半は,ケガから復帰したばかりのタケを休め,2年生のサブと佐久間に交代で出場してもらいました。後半1分,チアキが左サイドからセンタリングをして最初のチャンスを演出しました。さらにハーフラインから抜け出してドリブルでシュートまで持って行きました。その後しばらくは両チームともチャンスをなかなか作れませんでした。9分にセンターバックの冨林がドリブルして,チアキがセンタリング,サブがシュートしました。冨林は慣れないポジションでしたが俊足で相手に追いつき守備に貢献していました。11分,左コーナーキックのチャンスもありました。14分にはツヨシのシュートのこぼれ玉をチアキが拾いましたが,シュートは出来ませんでした。結局,得点できず0−1で試合終了となりました。

【2試合目】
前半は大川がゴールキーパーをして,トシはセンターバックに,冨林はハーフに入りました。開始後1分,アキムから冨林へパスが通りチャンスがありました。しかし,その後,クリアが小さくなったのを拾われ人数は足りていたのですが連携が上手くいかずシュートを打たれ失点してしまいました。ただ,皆がっかりした様子はありませんでした。5分にはアキムの大きなフィードからチャンス,さらに7分にはユウタ→タケ→冨林とパスがつながり,冨林がシュートしたのですが惜しくもキーパーの正面でした。直後の8分,リョウのドリブルからチアキ→ツヨシへ,そしてツヨシのセンタリングをタケがシュートし1−1と追いつきました。その後もコーナーキックのチャンスがありましたが,前半終了となりました。
 後半は,チアキがキーパーに入りました。アキムは足を生かしてドリブルからのセンタリングを何度も試みました。冨林もドリブルで攻め込みコーナーキックのチャンスを作りました。3分,タケが蹴ったコーナーキックをアキムがヘディングをしましたが,惜しくもバーの上でした。4分にはツヨシのセンタリングを大川がヘディングしましたが,これもバーの上でした。大川は7分にドリブルで切り込みシュートを打ちました。8分には混戦からアキムが右からシュートしました。アキムへは,ツヨシやタケからもスルーパスが出てチャンスが何度もありました。そして後半終了間際の15分,相手のゴールキックをアキムがカットし,そこへ相手のバックがプレッシャーをかけてきましたがシュートを放ち,キーパーは反応出来ず,逆転に成功し,そのまま試合終了となりました。

年が明けてから,公式試合が続きます。1月7日は4・5年生は新人戦の開会式が午前中あり,1月8,9日は県大会の地方大会,2月5日から区大会,3月5日はLLのアローズ招待杯が予定されております。体調が悪い場合は無理をしない方が良いですが,程度が軽い場合は特に公式戦当日や直前の練習は可能であれば参加していただきたいと思います。またせっかく良いセンスを持っていても,練習参加の日数が少なくて伸び悩んでいる選手もいるように感じております。これからも保護者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。





□20060226のFC80洋光台杯

2月26日
米田・馬上・千葉・上田・原・蒲谷の5人のコーチと,幹事さん・お母さん,
新4年生13名,新3年生11名で計3試合を戦ってきました。結果的に米田コーチに主審を2回お願いすることになり,
昼食を取る時間がなくなってしまい,申し訳なかったです。

子供たちは多くのコーチからのアドバイスを受けていました。
普段の練習でもコーチが多ければ多いほど活気のある練習ができると思いました。

予選は,
VS FC野庭 4−1
VS FC80洋光台 0−8?
と1勝1敗でブロック2位でした。
藤の木FCと3位決定戦を行い,
5?−0で勝ち,3位となりました。

2試合目は先取点を取られたことと,相手チームは背が高い選手も多く,
気持ちで負けてしまったことが大量失点になった理由だと思います。

3年生は,タケは約2試合ほとんど出て得点も記録しましたが,
他の子は1試合だけ,後半の途中から短時間の出場程度でした。
ツヨシくんは1試合目と3試合目の後半に出て,
3試合目は右からセンタリングを上げてアシストを記録しました。
来週の日曜日には新3年生中心でも2試合を考えております。
そこで市大会にむけてアピールしてほしいと思います。

なお,新3年生の橋本くんは,残念ですが今日のスポーツ広場での練習が最後となります。




□20060305アローズSC30周年杯

遅くなりましたが,3月5日(日)のLL招待杯の報告をいたします。暖かく晴れた1日で,顔が日焼けしてしまったくらいでした。5チ−ムに来ていただいて,ケガもなく無事に表彰式まで行うことが出来ました。関係者の皆様,ありがとうございました。同じ金沢区で同じ学校の子もいるクライムイレブンやFC瀬ヶ崎も,実は公式戦でも2年くらい対戦がなかったので良い交流試合になったようです。

大会結果
優勝  FC瀬ケ崎
準優勝 FC隼
3位  並木SC
4位  アロ−ズSC
5位  フレンドSC
6位  クライムイレブン

アローズは,全ての試合で前半が3年生中心,後半が4年生中心で全員が同じくらいの時間出場し楽しんで試合に望めるようにしました。予選リーグの2試合目でFC瀬ヶ崎と対戦し,前半で4点を献上し,後半にベストメンバーで臨んだものの得点できませんでした。FC瀬ヶ崎は優勝しましたが,しっかり声が出ていてボールを持っていない選手も良く動いており,好チームだったと思います。3位決定戦で対戦した並木SCも,スピードとテクニックを持った選手が何人かいて,守備を乱されてしまいました。後半1点差に追いついたものの連携ミスが出て失点してしまい,これが響いてしまったかと思います。ただ,この招待杯は招待チームとの友好を深めることが一番の目的であり,アローズの選手も全員が出場して力を合わせることができたということでも意義があったと思います。
リフティング大会は,アローズLLでのリフティング第一人者であるマッシーが,最後のリフティングしながら歩く競技のところで急ぎすぎてボールを落としてしまい惜しくも2位となりました。でも1位になった選手は,マッシーよりも多い回数できるそうです。

この1年間,御協力いただいたコーチ・保護者など関係者の皆様,ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

全試合結果
予選リ−グ
クライムイレブン−アロ−ズSC 0−3 鹿嶋,鈴木,上田
FC隼−フレンドSC  2−1
FC瀬ヶ崎−クライムイレブン  3−0  
並木SC−FC隼 0−1
FC瀬ヶ崎−アローズSC  4−0
並木SC−フレンドSC 2−1

決勝戦      FC瀬ヶ崎 −FC隼       3−0
3位決定戦    並木SC  −アローズSC   4−2 小島,原
5位決定戦    フレンドSC−クライムイレブン 3−1








□20050904の金沢区夏季大会Bチーム

LL区大会,Bチーム試合結果
vs 文庫FC−B 0−3(0−2,0−1)
9月4日(日)に,並木第四小で文庫FC−Bと対戦しました。LLは24名おりますが,アローズBチームの選手の多くは,春の市大会では出場の機会に恵まれなかったので,今回2チームで区大会に出ることにしたものです。

当日は4年生3名と3年生7名の10名参加で,相手チームより1名少ない状態で試合に臨みました。試合前に,選手が1人少ないけれど都合で試合に来れなかった選手のためにも何とか勝ち進もう,まずはみんなでしっかり守ろうと送り出しました。相手は全員4年生であり,長身で体格の良い選手が多くいました。試合が始まると,アローズの選手たちは積極的にボールを追いかけ,ボールへの反応は負けていませんでした。しかし,前半2分に,ゴール前真ん中で大きく弾んだボールを,バックが相手フォワードと競って追いかけキーパーも取ろうとしたのですが,相手の方がわずかに早くさわり,ゴールにボールが吸い込まれてしまいました。(1失点目)

始まって間もなくの失点に,士気が下がってしまったことは否めませんでしたが,コーチ陣の励ましの声が届いたようで,みんなの集中力は落ちませんでした。バックのユウタ・ヒデ・石塚は攻められても落ち着いてクリアするなど確実にボールを処理していました。ただ,前半9分に,ハーフウエーライン付近から抜け出したフォワードがキーパーと1対1になり,シュートを決められ2点目を献上してしまいました。結局,前半はシュートを1本も打てずに終了しました。

ハーフタイムには,やはり1人少ない分,みんなでしっかり守ることが大事であることを再確認しました。ただ,動きや気持ちの点では負けていないことを伝え,何とかまず1点取ろう,と送り出しました。椅子に座っているコーチですら汗だくになっていたので,10人の選手たちも消耗が激しかったと思います。それでも後半途中までは攻められても失点はなかったのですが,7分に中央から切り込まれ3失点目を喫してしまいました。でも,後半はこの1点に抑えることができました。これはバック陣とキーパーの懸命な守備によるものです。ヒデは,相手の前に出てカットしたり,強いパスを出すなど今まであまり見られなかった積極的なプレーを連発し精神面での成長を感じさせました。ユウタもカットするだけでなく,確実にハーフの選手へパスを出すなど攻守に活躍していました。石塚も勇気あるヘディングや怯まずに突っ込むプレーで貢献しました。攻撃面では,ボランチの浅倉とアキム,ハーフの宮口とチアキが何とかボールをキープして?げようという気持ちが伝わってきました。後半10分には,枠にはいきませんでしたがアキムのシュートでアローズペースの試合展開になりました。しかし,この時間帯に得点を挙げることはできませんでした。結局無得点3失点で試合は終了しました。

キーパーのトシは10本以上シュートを防いだでしょうか。ゴールキックや,ボールをキャッチしたあとにキックしたボールが正面やサイドで大きく弾み,抜け出せばキーパーと1対1になれる場面が何度もありましたが,シュートまでは行きませんでした。フォワードの選手は何とかシュートまでいけるよう今後がんばって欲しいと思います。

試合が終わってベンチに戻ってきた選手の顔は,がっかりしたというより無念の表情で満ちていました。もうちょっとやれた,という気持ちがあったのでしょう。でも全員が自分たちの力を出し切った素晴らしい試合で,私は胸が熱くなりました。合宿へ参加した選手の成長が感じられ,また参加しなかった選手も引っ張られていつもより動きが良かったと思います。試合後は全員が悔しがっていましたし涙を浮かべている選手もいました。練習試合で同じようなメンバーで臨んだこともありましたが,今回のように精一杯プレーしたり,負けて悔しがることはなかったと思います。やはり公式戦ということで選手の気持ちも違ったのだろうと思いました。全選手にとって貴重な経験になったことでしょう。

当日は,Aチームの選手とその御家族も応援に来てくれました。また,コーチは,千葉・米田・馬上・兼定・田口・上田・原・蒲谷コーチでLLのコーチ8名勢ぞろいでした。また,当番のお母さん,幹事さん,応援の方々,暑い中,本当にありがとうございました。この日一番の大応援団だったと思います。

小島コーチコメント
私がコメントするのは僭越ですが、LL-Bの公式戦、みんなとても頑張ったですヨ。私も応援に参加させていただきましたが、1人少なくて更に学年も相手チームは恐らくは4年生中心だったと思います。そんなハンデ・ハンデに怯むことなく、今日の一戦に何とか勝ってやろうという気持ちがすごく伝わってきました。

ガタガタになりそうなところをよく支えてよく立て直したユウタ、雨アラレのシュートをよく防いだトシ、試合が終わったら倒れてしまうくらいよく走ったアキム、チームの牽引役を果たした浅倉、最後まで集中して怒涛の攻撃に対処した石塚・ヒデのDF陣、千晶、リョウタ、宮口、リョウも持っている力をよく出しました。

どちらかといえば「のんびり」な子が多いのですが、このような真剣勝負を何度も何度も経験すればかなりいいチームになるのではないかと私は感じました。

千葉コーチがおっしゃる通り今日はAチームの親御さんを含めて「大応援団」でした。「Bも勝ち上がってAと準決勝!」となったらいいなと皆さん思われてたのではないでしょうか? そうですネ。公式戦の勝ち上がったところで、アローズvsアローズを見られたら関係者一同涙モノです。

もう一度冬にチャンスがあります。2チーム参加で、準決勝または決勝での「アローズvsアローズ」を目標に頑張っていきましょう!







□2005年度金沢区夏季大会1日目

今回の金沢区大会にはA、Bの2チームでエントリーしましたが、両チームともに登録12名とギリギリの人数だったうえにAチームでは主力のタケが怪我で早々に戦線離脱してしまったため、この時点で出場可能選手は11名という状態でしたが、今日は岡村が体調不良で欠場となり、10名で試合に臨むことになってしまいました。
しかし先週の合宿で大きく成長した選手たちは、そんなハンデは何のその、岡村が戻ってくる次の試合まで勝ち抜くぞを合言葉に、気持ちを引き締めて試合に臨みました。

1回戦:対 夏山-C 7−0
    前半 4-0(6分,11分:鹿嶋、12分:上田、14分:原)
    後半 3-0(20分:小島、22分:鹿嶋、24分:小島)

開始直後からアローズペースで試合は進み、上田からのパスを受けた鹿嶋のシュート、CKからの原のヘディングシュートなど、シュートを放つもののなかなか得点が入りませんでしたが、前半6分に鹿嶋が1点目を決めるとアローズの攻撃が流れを完全につかみました。
11分には上田からのセンタリングに反応した原のヘッドがこぼれたところを鹿嶋が決めて2点目、12分には中盤でボールを受けた上田が相手守備陣がフリーになったところをドリブルで持ち込み、落ちついて3点目を決め、14分には上田のセンタリングを原がどんぴしゃりのタイミングでヘディングシュートを決めて、4-0で前半を折り返しました。
後半はGKのヨッシーが大久保と交代した以外は前半と同じメンバーで臨みましたが、前半同様に圧倒的なアローズペースで試合は進み、20分と24分に小島が、22分に鹿嶋が合計3点を決めました。
また得点にはならなかったものの、鹿嶋のCKをマッシーがヘディングで合わせるなど惜しい場面もありました。
結局、試合はまったく危なげなく7-0で終了、後半からGKに入った大久保は1度もボールに触らずじまいでした。ただし、試合中にはDF陣へのポジションについてたびたび指示が出されたり、特に後半にはパスが雑になるなど反省すべき点もありました。

2回戦:対 西柴-C 5−0
    前半 3-0(10分:鹿嶋(PK)、13分,14分:小島)
    後半 2-0(16分,23分:鹿嶋)

この試合もアローズペースで試合は展開し、危ない場面はないもののこちらのシュートも決まらずに、時間だけが過ぎていくというちょっといやな展開でしたが、10分にペナルティーエリア内で鹿嶋がファイルを受けて得たPKを豪快に決めて先制すると、13分には小島が、14分にはゴール前に持ち込んだ鹿嶋からの折り返しをまたも小島が決めて、前半を3-0で折り返しました。
後半からは1回戦と同じくGKを交代して(ヨッシー→大久保)スタートしましたが、16分には代わったヨッシーからのパスを受けた鹿嶋が、落ち着いてGKの頭上を越えるシュートを決めると、23分にも原のシュートをGKがはじいたところを鹿嶋が決めて5-0としました。
この試合では、後半GKを交代したヨッシーが積極的に攻撃に参加し、16分の鹿嶋の得点の基点になったほか、20分には上田のパスを受けてのシュートなど、惜しい場面がいくつかありました。
結局2回戦も5-0で終了、10名で臨んだ試合でしたが、無事ベスト8入りを決めました。

以上、順調に2試合を勝ち進みましたが、2試合ともにボール支配率90%というような感じだったので、雑なプレイやパスミス、GKと1対1のシュートを決められなかったことが命取りにはなりませんでしたが、勝って兜の緒を締めよ、気持ちを引き締めて次の試合に臨んで欲しいところです。

次回は勝てばベスト4の準々決勝、相手はフレンドSC、予定では10日の土曜日が試合です。
選手のみんな、怪我をしないよう、風邪をひかないよう、くれぐれも注意してください。
昨日の試合でBチームは残念ながら負けてしまいましたが、彼らの分まで頑張っていきましょう。





□2005年度金沢区夏季大会準々決勝

真夏を思わせるような日差しが照りつけた9月10日、ベスト4入りをかけた準々決勝、決勝進出をかけた準決勝が行われる八景小学校には、杉山代表をはじめ大勢のアローズサポーターがLLの応援に駆けつけて下さり、この試合へかける期待の大きさがひしひしと伝わってきます。
思えばLLの選手たちは、これまでもベスト8までは勝ち上がるものの、準々決勝を勝ち抜くことがなかなかできずに悔しい思いをしてきました。今のLLのメンバーがSLだった2003年の夏の大会では準々決勝で隼FCに1-1からのPK戦で敗れ、冬の大会でも準々決勝で西柴Aに0-5で敗れて、準決勝進出を果たすことができませんでした。
しかし、今回は2点差をひっくり返す逆転勝ちでついに準々決勝を突破すると、続く準決勝もPK戦を制して見事決勝進出を決めました。

【準々決勝】対 フレンドSC 3−2

  前半 0-2
  後半 3-0(23分:黒沢将、24分:原、26分:鹿嶋)

いよいよ運命の準々決勝が始まりました。先週体調が悪く欠場していた岡村も今週は体調も万全で、ベストメンバーでの試合となりました。
気合が入りまくるオトナたちとは反対に、グランドの選手たちはかなり余裕をもってというか油断した状態で試合に入ってしまい、結果、DF陣が前がかりになり、中盤でのルーズボールへの寄せも甘くなるなど、試合展開としては互角以上の感じはするものの、なんとなくやな感じがつきまとう展開となりました。思えば先週の2試合は、どちらもボール支配率90%以上というような一方的な展開で、チームには気の緩みがあったのかもしれません。
前半4分、どちらも攻め手を欠くような展開のなかから、中盤でのルーズボールが前がかりになったDFに裏に出てしまいゴール前まで持ち込まれてシュート、先制点を許してしまいました。続く7分にも、逆サイドコーナーのボールへの対応が甘くなり、GKが出たところに味方がクリアミス、立て続けにいやな形で2点目を与えてしまいました。
ただ、今から思えば失点が前半の、それも早い時間だったのが良かったのかもしれません。実際に試合をしている彼らも、まだまだいける、絶対あきらめないぞという気持ちが強かったのでしょう。その後は試合を建て直して相手に得点を許さずに、攻撃では前半13分に鹿嶋が抜け出してゴール前でGKと1対1になる絶好の場面を作り出しました。残念ながら鹿嶋のシュートはゴールの上に外れてしまい、無得点に終わりましたが、後半はこちらが徐々にペースを握りつつ、後半の反撃を期待させてくれました。

結局2点のリードを許して前半を終えましたが、失点はどちらもこちらのミスによるものであり、ハーフタイムには失点の起点となってしまった中盤のルーズボールや相手ボールに対してもっと積極的にアタックをかけること、不用意なDFの上がりに注意するよう指示があり、後半からはGKのヨッシーが大久保と交代したうえで、2点のビハインドを追いかけます。
選手のみんなも目が覚めたようで、後半は開始直後からボールを優位に支配して進みました。
後半2分には相手GKのハンドの反則からゴール正面からFKを得ましたが、ゴール前に飛び込む選手とのタイミングが合わずに得点にはなりませんでした。しかし次第にベンチでは『得点の予感』らしきものを感じだし、次第に『これはいけるぞ』という雰囲気になっていきました。
そして後半8分にその予感が現実のものとなりました。鹿嶋のCKにゴール前に飛び込んだマッシーがドンピシャのタイミングでヘディングシュート、ボールは相手ゴールに突き刺さりました。練習でも見たことのないような、素晴らしいシュートでした。
続く後半9分にも、同じく鹿嶋のCKに原がヘッドで合わせて、ついに同点に追いつきました。
こうなると試合は完全にこちらのペースです。
同点シュートの興奮がまだ冷めやらぬ後半11分、中盤で奪ったボールを後半から交代したヨッシーが鹿嶋へ、これを鹿嶋が豪快にゴーーール!!
後半立て続けに3点を奪い逆転、試合をひっくり返しました。
その後も攻撃の手を緩めることなく攻め続け、このまま試合終了。
見事な逆転勝ちで、準決勝進出を決めました。
これまで彼らの前に立ちはだかっていた準々決勝の壁が崩れた瞬間でもありました。
それにしても、前半の2点差を見事にはね返して、逆転勝ちした頑張りは見事でした。




□2005年度金沢区夏季大会準決勝

準決勝はもう1試合の準々決勝の勝者との対戦、その試合をみんなで観戦し、自分のマークをしっかり確認して、決勝進出をかけた試合に臨むことになりました。
準決勝の相手は文庫Bを6-1で下した隼FC、7月に行われた練習試合でもほぼ互角の結果を残しており、油断は許されません。

【準決勝】対 隼FC 1−1:PK(3−2)

  前半 0-0
  後半 1-1(20分:鹿嶋)

いよいよ決勝進出をかけた準決勝が始まりました。
前半ミスからの失点を喫した準々決勝の反省から、試合の立ち上がりを慎重にいくよう指示があり、彼らも落ち着いたプレーを見せ、数少ないチャンスでも両者ともに決め手を欠き、またディフェンスも落ち着いた対応をみせたせいか、前半を0-0のまま折り返しました。
後半開始直後の1分、相手のシュートにGKのヨッシーが反応したもののボールをはじいてしまい、これを押し込まれて先制点を奪われてしまいました。
何とかして追いつきたいアローズはここから反撃に転じると、後半5分に鹿嶋がゴールを決めて同点に追いつきました。
その後もマッシーから大久保と縦へ展開したボールを、鹿嶋を挟んで逆サイドの上田へつなぎそのままシュート、後半11分には上田から原へ、原がゴール前に浮かしたボールに小島が飛び込んでヘディングシュートなど、いずれも得点にはならなかったものの、ペースを握り優位に試合を展開しました。
後半12分にはペナルティエリア内にドリブルで持ち込んだ小島が倒され、あわやPKか?ということもありましたが、残念ながらPKにはならず、結局試合は1-1で終了、今大会初のPK戦へともつれ込みました。

先攻は隼、アローズはGKにヨッシー、鹿嶋、戴、原、上田、小島の順でPK戦に臨みます。最初の1人目は両者落ち着いてゴールを決め、1-1のイーブン。
続く2人目をヨッシーがセーブしたものの、戴がゴールポストにあててノーゴール、リードを奪うことができません。
3人目は隼はゴールを決めましたが、アローズ3人目の原がGKに止められて、この時点でリードを許してしまいました。
しかし隼4人目をヨッシーがまたしても好セーブ、上田も落ち着いてゴールを決めてイーブンに戻すと、隼5人目をヨッシーが連続セーブして形勢逆転、5人目が決めれば決勝進出の展開に持ち込みました。
アローズ5人目の小島のシュートはキーパーの手をはじき、あわやゴールかという微妙なものでしたが、残念ながらゴールラインを割っておらずノーゴール、5人目を終わって2-2、そのままPK戦はサドンデスに突入しました。
ここまでヨッシーは3人のPKを止めていましたが、ここでもその神通力は衰えておらず、隼6人目はゴール上に大きく外してしまいました。
アローズ6人目は岡村、プレッシャーのかかるところを冷静にゴールを決め、PK戦を制しての見事な決勝進出を決めた瞬間でした。

準々決勝は2点差をひっくり返す逆転勝ち、準決勝はPK戦というキビシイ試合を勝ち上がり、見事に決勝進出を決めた選手は本当によく頑張ったと思います。
思えば、2年前の区大会の準々決勝でPK戦の末敗れた隼FCに勝って決めた決勝戦は、同じく2年前の区大会、準々決勝で破れた西柴Aとの対戦となりました。

準々決勝、準決勝でみせた頑張りがあれば、必ず結果はついてきます。
キミたちの力を思う存分発揮し、素晴らしい試合をして、是非とも優勝を勝ち取りましょう。

またこの日はまさに『アローズ・デー』とでもいうように、午後にはSLも準々決勝を勝ち抜くと、準決勝も終了間際の劇的ゴールで決勝進出を決め、両クラスでの決勝進出となりました。また代表はじめ選手の皆さん、御父兄の皆さん、コーチの皆さん、午前中は八景小学校、午後は能見台グラウンドと移動での応援、本当にご苦労様でした。
決勝戦は19日、ともに長浜公園グラウンドで行われます。この勢いで、両クラスともに優勝を勝ち取りましょう。





□2005年度金沢区夏季大会決勝戦

金沢区夏季少年サッカー大会において、LL−Aチームは延長戦、PK戦を戦い抜き、見事優勝を勝ち取りました。

選手たちは本当によく頑張りました。2年前の合宿で『俺たちがアローズの黄金時代をつくる』と言ってはみたものの、区大会ではここ一番という時に気持ちで負けてしまいベスト8の壁を破ることが出来ず、今年の春の市大会でも結果を残すことができなかったことを思えば、この大会での試合振りには目を瞠る思いです。
思えば大会が始まる前、鈴木の怪我による欠場を知らされた時はどうなることかと思いました。1、2回戦では岡村が体調不良で欠場し、10人での試合を余儀なくされました。準々決勝からの3試合はいずれも先制点を許し、準決勝、決勝はPK戦で決着と楽な試合は一つもありませんでした。
しかし選手たちは、下を向くことなく、気持ちで負けることなく劣勢をはね返し、試合を重ねるごとにチームとして逞しく成長したと思います。

【決勝戦】対 西柴A 1−1:PK(5−3)

  前半 0-0
  後半 1-1(20分:鹿嶋)
  延長 0-0

試合会場は天然芝の素晴らしい長浜グラウンド、決勝戦の舞台として申し分ありません。
相手に走り負けないよう、強い気持ちで頑張ろう、ここまで来たら優勝しよう。これまでの試合以上に選手も気合が高まっていました。同じく決勝戦に勝ちあがったSLが残念ながら敗れてしまった結果を受けて、SLの仇をとってやるという気持ちもありました。
また決勝戦では、中盤でどれだけボールを跳ね返せるか、前線へ大きく出すことができるか、これまで以上に中盤を優位にすることが大切なポイントになります。そこで攻撃と守備の両面で優位にたつ狙いから、ルーズボールの競り合い、特にヘディングが強いヨッシ−をMFにして中盤を厚くし、GKは大久保でスタートすることになりました。
大久保は準々決勝までの3試合で後半からGKをやってはいたものの、あまり経験もなかったこともあり、決勝戦でGKを任せることは、多少のリスクは覚悟の上の起用でした。ただし責任感とモチベーションが高い大久保のこと、きっとやってくれるだろうという思いもありました。

決勝戦は西柴のキックオフで始まりました。泣いても笑ってもこの試合が最後の試合です。
前半3分、相手ハンドによりゴールエリアの右外側からのFKのチャンスを得ました。セットプレーは、準々決勝でも2得点をあげるなど、得点を期待させる強力な武器でもあります。
FKを蹴るのは鹿嶋、ボールは相手DFの頭を越え、ゴールファーサイドへ。そこにタイミングよく飛び込んだヨッシ−がヘディングシューーーート!
惜しくもボールはクロスバーを越え得点とはなりませんでしたが、試合のペースは徐々にアローズに傾いていきました。
5分には小島から鹿嶋へとパスが通ると、鹿嶋が前線へDFの間を抜くスルーパス、そこに原が飛び込んでシューート!
これはオフサイドとなりましたが、相手DFの裏をついた見事なスルーパスと飛込みでした。
なおも攻撃は続き、試合は完全にこちらのペース。続く8分には中盤でボールを受けた鹿嶋が上田へパスを通してサイドを換えると、上田が左サイドをドリブルで持ち込んでそのままシュート、10分にはヨッシ−から上田に展開したボールを上田がセンタリング、これに鹿嶋が飛び込み相手ゴールを脅かします。
また12分には鹿嶋のCKから、ゴール前の競り合いでこぼれたところに攻め上がっていた岡村のミドルシューーーート!
このシュートもクロスバーの上を越えはしたものの、これまでの試合以上に層の厚い攻撃をみせてくれます。
結局前半はこのまま両チームとも得点をあげることができず、0-0で終了。

<後半につづく>

前半は得点をあげることはできませんでしたが、攻撃ではサイドを活かした攻撃あり、相手DFの裏をつくスルーパス、セットプレーなど多彩な攻撃で相手ゴールを脅かし、DF陣もマークを確認しつつ、空いたスペースをキチンとつぶして攻撃らしい攻撃をさせずに無失点におさえ、チームとしてとても良く機能していました。
ハーフタイムには、相手の攻撃はカウンター中心なのでこれに注意すること、攻撃の中心になっていた選手をきっちりマークして攻撃の起点をつぶすこと、積極的にもっとシュートするよう指示がありました。

後半開始早々、ハーフタイムの指示通りの攻撃をされてしまいました。中盤からのボールがDF陣のウラ、相手トップ選手の前にでると、これを決められ先制点を許してしまいました。
ボールが出る瞬間にアローズはDFラインを押し上げていたので、オフサイドとも取れるような微妙なタイミングのパスでしたが、ラインを押し上げていたためDFが戻りきれず、注意していた相手のカウンターをくらってしまいました。
しかしまだ後半も始まったばかり、準々決勝、準決勝と厳しい試合をモノにした彼らです。誰一人として下を向く者はいません。
『まだまだこれから、必ず勝てる』
ベンチも応援団も勝利を確信していました。
後半4分には小島がシュート、チームの気持ちが高まります。
そして後半5分、ドリブルでゴール前に切れ込んだ鹿嶋に、相手DFがたまらずファール。ゴール前でFKのチャンスを得ます。蹴るのはもちろん鹿嶋、右足で思い切り蹴ったボールは相手GKの手をはじき、そのままゴールに突き刺さりました。
『ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール』
同点に追いつき勢いづくアローズは、後半7分に鹿嶋がシュートするなど、逆転をねらい一気に攻撃をかけますが、チームが前がかりになる中、思わぬピンチを招いてしまいました。
後半9分、ゴール前で相手へのマークが甘くなったところをつかれてシュート、運良くポストに当ったところを大久保が好セーブ、13分にもDFの裏を取られてシュートを許しましたが、これも大久保が好セーブ、相手を無失点に抑えて後半を終了。1-1の同点のまま前後半を終了しました。

準決勝ここでPK戦となりましたが、決勝戦では5分×2、Vゴールの延長戦となります。
延長の前半は相手の攻撃をしのぐ展開、特に5分には大久保の好セーブ、DF陣の懸命のクリアでピンチをしのぐと、後半は攻勢に転じ、7分には上田がシュート、5分には上田へのファールで得たFKで得点を狙うものの、相手DFも懸命に体を張ってCKへ逃れます。
残り時間からして最後のプレー、鹿嶋のCKからこぼれたところを熊谷がシュートしますが惜しくも外れ、このまま延長も終了。
結局試合は前後半の30分、延長の10分、計40分では決着がつかず、PK戦へともつれ込みました。
PK戦では、これまで好セーブを連発し大活躍だった大久保から、戴へとGKを交代し、鹿嶋、戴、原、上田、小島という準決勝と同じ順番でPK戦に臨みます。
先攻のアローズは鹿嶋、戴が落ち着いて決めると、西柴も2人が決めてここまでイーブン。ただしGKの戴はPKを止めることは出来なかったものの、ボールが来る方向にキチンと反応しています。
続く3人目の原も冷静に決めて、ここまでアローズは全員が決めるいい展開。試合中からのいい流れが、PK戦に入っても続いているようで、ベンチの期待も高まります。
西柴3人目はアローズイレブンの気迫に押されたか、ゴール左上にはずし、この時点で3-2とリードしました。
アローズ4人目は上田、プレッシャーのかかる場面でしたが冷静にゴールを決めると、西柴4人目も決めて4-3、勝負の行方は5人目へ、小島が決めれば優勝です。ベンチも応援団もみんなが総立ち、ボルテージは最高潮に高まります。
こんな場面でPKに向かう心境とは、一体どういうものなのか、小心者の私としては願わくばご遠慮願いたいところですが、アローズ5人目の小島は冷静に、落ち着いて見事にゴールを決めました。
『やったーーーーーーーーーーーーーー!!』
選手もベンチも応援団も、すべてが歓声と喜びと嬉し涙に包まれたこのとき、アローズLLが優勝を勝ち取った瞬間でした。


表彰式にのぞむ彼らの笑顔は、彼らの頭上にひろがる青空のように澄み切った晴れやかなものでした。好セーブを連発し強豪を1点に抑えた大久保、体を張った守備で何度となくチームを救った佐藤と熊谷、キャプテンとしてチームを引っ張った戴、冷静なプレーで活躍し準決勝では勝利のPKを決めた岡村、正GKとしてチームのピンチを救った黒沢善、守備に攻撃にサイドを頑張って駆け上がった上田と小島、DFでもセットプレーの切り札としても大活躍の黒沢将、トップ下という攻守の要で頑張った原、優れた得点感覚とキック力で得点を重ね、セットプレーでもキッカーとして大活躍の鹿嶋、みんな本当に良く頑張りました。
これからも一生懸命に練習に励み、もっともっと強いチームを目指して頑張りましょう。10月からは国チビが、冬には区大会が控えています。今回Bチームだったメンバーももっともっと頑張って、もっともっと集中して、もっともっと練習して、冬の大会ではアローズ同士の決勝戦ができるよう頑張りましょう。

最後になりましたが、今日この結果を勝ち取ることが出来たのは、もちろん子供たちが日々練習に励み努力した賜物ではありますが、そのような環境を整えてくださったご父兄の皆様のご協力と暖かいご声援、杉山代表はじめコーチやOBの皆様の熱意ある指導があればこそです。
子供たちに代わりまして厚く御礼申し上げるとともに、これからも宜しくお願い申し上げる次第です。本当にありがとうございました。

コメント 目の前を西柴の選手が通った時,思わず「がんばれ。」と言ってしまいました。良い試合を見せて欲しいという気持ちから出たものでした。

今回の幹事チームの越川さん
勝っても負けても素晴らしい試合(SL,L)

西柴のコーチがBチーム対文庫Aの主審。富岡のOBで高校生の時にコーチになって7年とのこと。1学年でCチームまでできてしまうため,練習のメニューに苦労するとのことでした。アローズもOBがコーチになって続けていけるような体制を作っていく必要を感じました。

隼が残念会。10年来コーチ夫妻,小学校まで隼のOBが4年生の息子がいてコーチになって6か月

原コーチは今の4年生が1年生の時から子供たちを見てきているので,ここまでの結果を残すまで成長したことは感慨ひとしおだと思います。特に決勝戦の相手の西柴AにはSL時代に大差で負けて悔しい思いを子供たちと共有されたことでもあり,互角以上の試合をして競り勝ったことは子供たちが自身をつけたのはもちろん,コーチ陣も自分たちの指導が間違っていなかったことを実感できたことでしょう。我々が子供時代よりもゲームなど楽しいことがたくさんある中で,土日祝日ほとんどアローズに来ていることだけでも偉いと思っていました。さらに放課後もサッカーをしていた子も多くいたそうで,練習時に上達ぶりが明らかでした。

金沢区のチャンピオンチームになったわけですが,これで慢心するのではなく,安定した実力を試合で発揮し,さらに強いチームになれるようチーム全員が共通の意識をもって集中力を持続できるよう頑張って欲しいと思っています。これからも関係者の皆様のご協力をお願いいたします。




□2005年度金沢区冬季大会1日目Aチーム

既にご存知の通り、LL最後の区大会は初戦PK負けで幕を閉じました。
試合は若干アローズ優位に進みましたが、その攻撃は真中にボールが集まる悪いパターンで、両サイドへの展開はほとんどみられず、シュートも中途半端で先制することができません。
反対にゴールエリア左に攻め込まれると、不用意なタックルが反則をとられ、FKを直接決められて先制されてしまいました。
後半も中盤でのボールへの寄せがとてもあまく、ハイボールに対するヘッドでの競り合いもなく、中盤が間延びした展開。またボールをつなぐ気持ちがみられないまま、漠然としたシュートが多く、相手に何らプレッシャーをかけらずじまいでした。
それでも後半同点に追いつきはしましたが、逆転には至らずに同点のまま後半は終了。
続くPK戦ではGKが1本とめたものの、こちらが2本はずして試合終了となり、夏季優勝チームとして連覇を目指して臨んだ区大会は最初の試合で敗退ということになりました。

このような形でLL最後の公式戦を終わるとは、残念というよりも情けない気持ちでいっぱいです。
思えば県大会以降、試合では相手チームより多く点を取ることもなく、同じことの繰り返しでした。
サイドを使った攻撃をしよう、ボールへの寄せを早く強くしよう、積極的にプレーしよう、ボールをつないでゴールを目指そう・・・。
国チビが終わってからは、悪天候による練習中止なども影響してか、最後まで軌道修正できなかったことが悔やまれます。
ここが強いチームになるのか、ならないのかの分岐点にいると私は感じています。そして強いチームにすることができるのは、選手一人一人がこの結果をどのように感じ、考え、それをどのようにこれからにつなぐことができるかにかかっていると私は思います。
以前、県大会の後にも同じことを書いたと思いますが、何故試合に負けてしまったのか、何故自分が思うようなプレーができなかったのか、しっかりと考えてください。そして、どうすれば試合に勝つことができるのか、どうすれば自分が思うようにプレーすることができるのか、しっかりと考えて練習に取り組んでください。
誰かに言われてやったことは、次も誰かに言われなければできませんが、自分で考えてやったことは、これからずっとできるようになります。もう君たちはそのレベルに来ているし、そのレベルを超えていくべきだと私は思います。

例年であれば今のメンバーでの試合は終わりということになりますが、不幸中の幸いというべきか、3月5日のアローズ記念杯が今のメンバーによる最後の試合になります。終わりよければすべて良しではありませんが、最後にアローズらしい試合をして、夏の区大会&国チビ優勝チームにふさわしい結果で締めくくりましょう。





□2005年度金沢区冬季大会Bチーム

LLBチーム区大会結果
1回戦 vs 富岡E(2−1),2回戦 vs 西柴A(0−3)
地区センターで,Aチームの前に2試合ありました。1試合目は逆転勝ち,2試合目は善戦したと思います。Aチームのレポートは原コーチにしていただく予定です。お待ちください。

【1試合目 vs 富岡E】
富岡Eは3年生チームで,11人で登録していて,風邪で1名欠席とのことで,10人で試合に臨んできました。
キックオフの笛とともにアローズの選手は元気にボールを追いかけ出しました。1分も経たないうちに吉成・冨林とパスがつながり冨林がスライディング気味にシュートしましたが,ポストの右にはずれました。アキムも俊足をとばして右サイドに出たスルーパスを元気に追いかけていました。その後,攻め込まれましたが,浅倉が大きくクリアしてくれました。そして3分には冨林のドリブルからアキム・チアキとボールが渡り,チアキがシュートしましたが惜しくもはずれました。しかしその直後,カウンター攻撃からシュートされ,失点してしまいました。
でも,まだ始まったばかりです。アローズの選手の動きは落ちません。相手にボールがわたっても,どんどんプレッシャーをかけ,自由にプレーさせません。バックのユウタ・浅倉・石塚が協力してクリアをしてピンチを防ぎ,大川・冨林・吉成のハーフがボールをつなぎ,フォワードのアキム・チアキ・宮口も攻め込みました。10分には冨林からアキムへのスルーパスが出ましたし,ハーフとフォワードの選手でパスが良くつながりました。逆に13分には攻め込まれキーパーと1対1になる場面がありましたが,キーパーのトシが良く防ぎました。その後のピンチもユウタが大きくクリアしました。そして前半終了となりました。

後半からはリョウが左のフォワードで出場しました。良く動いてボールをキープしたりドリブルやパスをしたりと,かなり良かったと思います。冨林をハーフからフォワードの位置に上げ,シュートを打つように指示したのですが,前半2分に早速チアキのドリブルから冨林へパスが渡りシュートを打ちました。さらにペナルティエリア付近でフリーキックを得て,これをアキムが蹴り,良いキックでしたがバーの上を越えました。その後,アキムがこぼれ玉を思い切りシュートしたり,冨林のドリブルでサイドチェンジしながらの吉成へのパス,リョウからチアキへのパスなどアローズの攻撃が続きました。そして9分,中央の浅倉から前方の冨林へパスが通り,冨林の振り向きざまのシュートが決まり1点を返しました。さらに12分,宮口からのパスを受けた冨林がシュートし逆転しました。その後もチアキのパスをもらった冨林がシュートしましたが,惜しくも左へはずれました。そのまま試合終了となりました。記念すべきBチームの公式戦初勝利です。

【2試合目 vs 西柴A】
西柴Aは1試合目に夏山Bと対戦して16−0という大差で勝って気分を良くして試合に臨んできました。アローズも初勝利で波に乗っているので,速い寄せで相手の自由にさせなければチャンスがあると送り出しました。試合が始まると,こちらの作戦通り,ハーフとバックで協力してプレッシャーをかけたことで押し込まれシュートを打たれるも失点せず時間が過ぎていきました。しかし9分に中央から前線への浮き玉をヘディングで合わされ入れられてしまいました。その後はアローズも攻め込む場面はあったもののシュートは出来ず,0−1で前半終了となりました。
後半も,西柴ペースで攻め込まれる場面が多かったですが,キーパーのトシが体を張ったプレーで何本も決定的なシュートを防ぎ,また大きなパントキックでチャンスにつながりました。全員がボールに集中して何とかボールをキープしてパスをつないでシュートまで行こうという気持ちが伝わってきましたが,5分には左からドリブルで持ち込まれセンタリングを押し込まれ2失点目,そして10分にも同じような展開で3失点目を喫し,0−3で試合終了となりました。
相手は全員4年生で,夏の区大会では準優勝のAチームです。そのチーム相手に善戦し,みんな自信を持ってくれたと思います。1試合目での勝利もうれしかったでしょう。

日陰には雪がうっすらと残るグラウンドで,アローズは会場の幹事だったため,コーチ陣・保護者の皆様に設営・運営・片付けとご協力いただき,ありがとうございました。
今のLLとしての公式戦は,今回の区大会が最後でした。あとは,3月5日(日)にアローズの30周年記念の招待杯で頑張りましょう。4年生は新人戦も頑張ろう。




□20060108神奈川県大会1日目

1月8日(日)に,小田原の酒匂川河川敷のグラウンドで神奈川県大会地方大会の1・2回戦がありました。朝6時に南川公園に集合して行ってきました。小田原は横浜より寒くて風もありました。

1回戦【vs 鶴巻ドラゴンズ】1−0(1−0,0−0)(得点:原)
試合開始早々,相手のキックオフから攻め込まれ,左からのセンタリングをシュートされました。その後,3分には今度はアローズが攻め,真ん中のこぼれ玉を熊谷がシュートしてからは,ノンちゃん・鹿嶋のシュートなどアローズペースになりました。さらに攻め続けるもなかなかシュートまでは行けませんでしたが,10分に鹿嶋の左からのセンタリングを原が落ち着いて決めて先取点が入りました。試合再開後,今度は攻め込まれましたが浅倉が良くついてきて守りました。そして,しばらくこう着状態となりましたが,17分には純平がゴールキックをカットしてシュート,相手のハンドでの好位置からのフリーキックのチャンスがありましたが,相手ゴールキーパーの好セーブに阻まれました。前半終了直前に相手のコーナーキックでピンチを迎えましたが何とかクリアして1−0で折り返しました。
後半はアローズのキックオフからです。久しぶりの公式戦出場のタケがドリブルしてシュートしアローズが攻め始めました。原の左足のシュートや鹿嶋のシュート,コーナーキックなどチャンスはありましたが,キーパーにキャッチされたりして得点ができません。逆に7分には左のスローインからセンタリングを上げられシュートされたり,コーナーキックなどで危ない場面がありましたが何とかしのぎました。アローズも11分にタケが振り向きざまにシュートしたり,鹿嶋のドリブルからタケへパスしてシュート,スローインからツヨシがドリブルしてシュートするなどチャンスはありましたが,後半は無得点で1−0で試合終了となりました。

2回戦【vs 六会湘南台】0−0(PK 6−5)
4年生は12月の富士塚杯で相手チームの5年生とは対戦しています。5年生も好チームでしたが,LLは一番強いと聞いていた通り厳しい試合となりました。アローズも負けたら大会は終わりですので一生懸命戦ったと思います。開始1分,ジュンペイの粘りからスローインをゲット,鹿嶋からツヨシへパスを出したり,タケがドリブルシュート,コーナーキックなどチャンスが続きました。しかし相手チームも動きが良くなり10分過ぎからは押し込まれるようになりました。14分にシュートを打たれましたが,運よくバーに当たって跳ね返りました。直後に中央突破から強烈なシュートを打たれるもキーパーのヨッシーがはじいてくれました。さらに17分にもシュートを打たれましたが,これもバーに当たって跳ね返りました。やっと19分にはタケがキーパーと1対1となってシュートしましたがキーパーにキャッチされました。0−0で前半終了となりました。
後半も1分にシュートを打たれましたが,バーに当たり跳ね返ったボールをキーパーがキャッチしました。3分に打たれたシュートはポストに当たって跳ね返りました。4分にもシュートを打たれるもゴールをそれました。5分に鹿嶋がボールを持ってからアローズのチャンスが続きました。原からタケへパスが通ったり,ツヨシの大きめのキックにタケがつめたり,鹿嶋が惜しいドリブルシュートを放ったり,熊谷の大きなクリア,タケのドリブルなど攻め続けました。18分には相手にシュートを打たれましたが枠をはずれました。決定的なチャンスは相手の方が多くラッキーな面もありましたが,後半も両チーム無得点でPK戦となりました。
PK戦は,相手の1人目をヨッシーが止めてアローズが4人続けて決めました。5人目は惜しくもバーの上にはずしてしまいましたが,相手の6人目がはずし,アローズが決めて勝利することが出来ました。

昨年12月24日に最後の練習をして,今年は試合前日の全クラス一緒の練習だけだったこともあり,冬休みに入る前と比べて本調子とは言えない中,2勝できたことは良かったと思います。
帰り道は江ノ島・鎌倉あたりで初詣の人が多かったためか渋滞がひどく車で3時間近くかかってしまいました。

まだまだこれから寒くなると思います。
29日には新人戦,2月5日からは区大会が始まります。区大会は夏と同じで12人ずつ2チームで出場します。ご家庭の予定もあろうかと思いますが,公式戦で11人を欠けることのないよう,体調管理とご予定の調整など御理解と御協力をよろしくお願いいたします。





□神奈川県大会2日目

千葉コーチのレポートにあるように、初日の2試合を勝ち上がり、県大会の2日目に臨むことになりました。
2日目の2試合に勝てば、中央大会への進出が決定する大事な試合です。
初日を勝ち残ったのは以下の4チーム、全て横浜市のチームとなりました。

・六浦少年SC(国チビ1部:予選リーグ4位)
・YSCC(国チビ1部:予選リーグ4位)
・KAZU.SC(国チビ1部:ベスト8)
・アローズSC(国チビ2部:優勝)

3回戦【vs KAZU.SC】0−2(0−2,0−0)

相手のKAZU.SCは国チビ1部でベスト8というチームですが、前日の試合を見る限り勝機は十分にあると思われました。
前半2分、GKと1対1になるピンチをヨッシーの好セーブで切り抜けると、4分にタケのシュートで反撃の糸口を掴むかにみえましたが、体格に優る相手DFの寄せになかなか攻撃がつながりません。
前半14分、アローズの中盤のマークがずれたところからカウンター気味にDFラインの裏を取られ、先取点を与えてしまいました。
その後、原が右サイドに切れ込み、相手DFの裏をついてセンタリング、ゴール前に鹿嶋、タケ、ツヨシが詰めるものの、惜しくも得点には至りません。
16分には相手の反撃を受け、1点目と同じような形で2点目を奪われてしまいました。逆転目指して望んだ後半は、試合の主導権をアローズが握り、試合時間の大半を相手ゴールに攻め込む形で試合を進めましたが、アローズらしい攻撃がなかったため残念ながら得点をあげることができず、そのまま試合終了。悔しい結果となってしまいました。

【勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし】

前日の六会湘南台との試合は、相手のシュートがことごとくゴールに嫌われてのスコアレス、結果PK戦で勝ちましたが、まさに「勝ちに不思議の勝ちあり」です。
GKヨッシーが再三好セーブをみせたことが勝因といえば勝因ですが、ゴールにあたったシュートのうち1本でも入っていれば負けていたわけで、多分にラッキーだったということでしょう。
しかしながら、KAZU.SCとの試合は「負けに不思議の負けなし」、その敗因は試合後に米田コーチが仰ったことに尽きます。
選手のみんなもただ単に「試合に負けて悔しい!!」だけでは、いつまでたっても強いチームにはなれません。何故負けてしまったのかをしっかり考えることが大切です。
誰かに言われてやったことは、次も誰かに言われなければできませんが、自分で考えてやったことは、これからずっとできるようになります。
特にサッカーでは、試合中二度と同じ場面に出会うことはありませんから、自分で考えて動けるようになるのとならないのとでは、とても大きな力の差になって表われます。

選手のみんな、何故試合に負けたのか、次の試合ではどうするかを考えることは、頭の中でサッカーの練習をしているようなものです。ボールを使った練習ももちろん大切ですが、頭を使った練習もとても大切なことです。
試合を見るのも練習、考えるのも練習です。

【全体を通して】

県大会の2日間は天候に恵まれはしましたが、両日ともに第1試合ということもあって、早朝から幹事さんはじめ保護者の皆さん、杉山代表、コーチの皆さん、本当にお疲れさまでした。
公式戦で負けたのは春の市大会でFC左近山に1−2で敗れて以来となりますから、約9ヶ月ぶりに味わう悔しさでありました。
ただ強いチームと試合をすることができ、アローズの相対的なチーム力を確認できたことはよかったのですが、力の差はそれほど大きくなかっただけに中央大会へと進めなかったことが残念といえば残念です。
4年生は29日に新人戦、2月からはLL最後の区大会が始まります。
まだまだ寒い日が続きますが、頑張れ!!アローズ!!





□2005年度国際ちびっ子大会1日目

LL国チビ1日目結果
LとSLが2勝しておりましたので,LLも奮起し2勝いたしました。
小雨の寒い日であり,体調の問題などでジュンペイ,ノンちゃん,ユウタ,石塚,ヒデ,リョウが休みでした。

第1試合 vs 和泉FC (4−0)
第2試合 vs 二俣川SC(3−1)

【1試合目vs 和泉SC】4−0(2−0,2−0)(得点:鹿嶋3,岡村1)
10月9日(日)に,和泉小で初戦が行われました。
和泉SCさんは,今回の幹事チームで,初戦から雨で開催の判断など苦労されたことと思います。試合の合間などに雑巾でグラウンドの水を吸ってバケツに移すなど関係者総出で作業をされていました。
試合前に,米田コーチから,「アローズが金沢区大会の優勝チームということはみんな知っている。ここで恥ずかしい試合をしたら,区大会の優勝の意味がなくなってしまう。最初の5分は,どんどんシュートを打っていこう。」と,ハッパをかけられました。その指示の通り,前半2分に左コーナーからのチャンスでツヨシが積極的にシュートを打ちましたが,これは枠をはずれました。それから間もなく,右からライン際を抜け出した原がドリブルしゴールラインぎりぎりでセンタリング,ゴール前のこぼれ玉を鹿嶋が押し込み先取点が入りました。
7分には,左からツヨシがセンタリング,岡村がシュートし2点目が入りました。岡村はヘディングしたり,相手のパスコースを読んでカットしたり,ダイレクトでパスを出すなど良いプレーがたくさんありました。
 後半は,途中出場のアキムが足を生かして右からのセンタリングを上げるなど期待通りのプレーを見せてくれました。また,ツヨシのドリブルシュート,原・ヨッシーのシュートなどもあり,アローズペースが続きました。そして後半8分,クリア気味に真ん中前方へ浮き玉でフィードされたボールに鹿嶋が相手選手と競り合いながらも追いつきシュートし3点目が入りました。さらに試合終了間際の15分,左からのかなり距離のあるフリーキックを鹿嶋がキーパーの手をはじいて直接決め4点目が入りました。点数だけ見るとアローズの快勝ですが,和泉FCの選手も一生懸命フェアプレーで戦ってくれました。
 この日は,ジュンペイとノンちゃんの代わりに,浅倉と宮口が先発で出場しました。浅倉は,2試合を通じてフル出場しましたが,集中力が持続し,積極的に前でヘディングしたり,前へのボール提供など攻守に活躍してくれました。宮口も,前線でプレスをかけたり,味方からのパスを読んで良いポジション取りをしたり,シュートするなど頑張っていました。

【2試合目vs 二俣川SC】3−1(2−0,1−1)(得点:原2,鹿嶋1)
 試合前に,1試合目をふまえて米田コーチから「考えてシュートを打つこと,ドリブルして取られるとピンチになることもあるので判断してセンタリングもすること」などの指示がありました。二俣川SCさんは,4年生が5人しかいないとのことでしたが,ボールへの寄りが早くボールを持ってのスピードも速い選手,強いキックを蹴る選手が何人もいて,良いチームでした。先取点を取られていたら勝負は分からなかったかもしれません。それでも前半3分ゴール前のこぼれ玉を浅倉が積極的にシュートして徐々にアローズペースになり,4分にはツヨシの左からのセンタリングのこぼれ玉を原が押し込んで先取点を取りました。この日のツヨシは2試合とも左のコーナー近くから相手をかわして何本もセンタリングを入れ,チャンスを作ってくれました。その後しばらくは決定的場面もありましたが得点できず,逆にコーナーキックをフリーでシュートを打たせるなど危ない場面もありました。前半終了間際にツヨシがドリブルで持ち込み,こぼれ玉を原が押し込んで2点目が入りました。
 後半始まって2分,攻め込まれピンチになりましたが,浅倉のカバーや大久保のナイスセーブでここは防ぎました。そして大久保の大きく蹴ったボールが大きく弾み相手バックの頭を越え,抜け出した鹿嶋が押し込んで3点目が入りました。しかし,後半7分に守りが薄くなった右からのセンタリングを押し込まれ失点してしまいました。その後は両チームとも得点なく試合終了となりました。この試合もアキムが前を積極的に狙ってシュートを打つなどアピールしてくれました。続いて出た冨林も相手とボールを競ってライン際をドリブルしセンタリングするなど良いプレーが見られました。

2試合とも,チャンスをもらった宮口・浅倉・冨林・アキムは自分たちの持ち味を出して期待に応えたプレーをしてくれました。他のメンバーも積極的に前で出たりヘディングをしたりと,良いプレーが見られました。また,吉成・チアキ・リョウタ・トシの4人は試合には出れませんでしたが,大きな声で応援していました。

当日は,御家族も応援に来てくれました。また,コーチは,米田・兼定・馬上・田口・上田・原・蒲谷・小島コーチでした。小島コーチには,試合の間のグラウンド整備を雑巾で水を吸ってバケツに入れる作業までお手伝いしていただきました。また,寒い中,当番のお母さん,幹事さん,応援の方々,ありがとうございました。タケのおじいちゃんも自転車で応援に来てくれました。

ただ,1点,書いておかなければならないことがあります。試合当日の夜に杉山代表から連絡があり,アローズ関係者の違法駐車を指摘されたそうで非常に残念に思っております。
またチーム名は書かれていませんでしたが,学校外でのタバコのポイ捨てもあったようで各自持ち帰るようにとのことでした。このようなことがあると,次回から会場が使えなくなってしまったり,チームへのペナルティで出場停止の可能性もありますので,関係者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。



□2005年度国際ちびっ子大会2・3日目

おかげさまで,5勝1分で決勝トーナメントへ出場が決まりました。
2日分4試合の結果をアップいたします。得点者など間違っておりましたらば訂正いたしますので,ご指摘をお願いいたします。

LL国チビ2日目結果
第1試合 vs 並木SC (2−1)
第2試合 vs FCアムゼル(3−2)

【1試合目vs並木SC】2−1(1−1,1−0)(得点:上田,鹿嶋)
10月15日(土)に,和泉小で2日目が行われました。1日目と違って天気も回復し,暑いくらいになりました。全試合期間3日間の中で,この日だけ午前中の試合でした。並木SCさんは,金沢区大会では会場提供もしていただいてお世話になったチームです。
試合前に,今回の大会で試合に出場できていない選手が8人いたため,「前半で点を多く取って,まだ出ていない選手を出してあげよう。」と先発メンバーに伝えて送り出しました。
前半開始早々から,アローズの怒涛の攻めと言えるくらいの猛攻が続きました。しかし,相手も必死に防ぎ得点できず,決定的な鹿嶋のドリブルシュートはポストに当たり,コーナーキックからの原のシュートもバーに当たり,どんどん時間が過ぎていきました。やっと前半10分,鹿嶋のシュートがはじかれたところに走りこんだジュンペイが押し込み1点目が入りました。さらに,鹿嶋が抜け出してキーパーと1対1になる場面もありましたが,相手キーパーのナイスセーブで止められてしまいました。そして,前半終了間際に,こちらの右サイドから2人マークがついていたのにセンタリングされてしまい,そして注意していた22番の選手にパスが渡り,そこにもバックがついてはいたのですが,うまく前を向かれ打たれたシュートで失点してしまいました。
結局メンバーチェンジなしで後半に臨みました。ただ,まだ同点です。追いついた相手チームは調子が出てきて元気に攻めてきます。一進一退の攻防となりました。何とか,後半5分に右から出た浮き玉のパスに追いついた鹿嶋がループシュートを決め,2点目が入りました。さらに,マッシーやタイがこぼれ玉を積極的にシュートするなど惜しい場面もありましたが,結局2−1で辛勝という結果で試合終了となりました。前半の早い時間に得点出来ていれば,かなり楽な試合運びになったのではないかと思いました。

【2試合目vsFCアムゼル】3−2(2−2,1−0)(得点:上田2,黒澤善1)
 1試合目は何とか勝ったということで,コーチ陣で活を入れて次の試合に送り出しました。相手チームは,アローズが1日目に4−0で勝った和泉FCにこの日0−1で敗れているチームでした。前半1分,左からのボールを岡村がシュートし,アローズペースになるかと思われました。しかし,この日は集中力が続かなかったようです。直後の前半2分,相手コーナーキックをボレーで決められ,今大会初めて先取点を取られてしまいました。2部リーグとは言え,どのチームも2,3人は上手な選手がいます。油断するとやられてしまうということです。流れを変えるため,ユウタを投入しました。そして前半8分に右からのカウンターでジュンペイのシュートで追いつきました。しかし,その直後に相手のシュートをバックがゴール前でヘディングクリアをしたところコースが変わりオウンゴールとなってしまいました。以前は大量失点につながる場面ですが,試合再開まもなく鹿嶋のシュートがこぼれたのをジュンペイが押し込み追いつき,2−2で前半終了となりました。ハーフタイムには,「クリアは大きく。」とコーチ陣から指示しました。後半は,ピンチらしいピンチはなく,ヨッシーから原へのパスなどよい展開が見られました。後半9分に左のコーナーキックをヨッシーがヘディングシュートを決め勝ち越しました。さらにコーナーキックのこぼれ玉を岡村が惜しいシュートを放ちました。後半から出場したアキムも,ドリブル,センタリング,惜しいシュートもあり,確実にレベルアップしていることを感じさせてくれました。この試合も1点差の辛勝と言うことになりました。


LL国チビ3日目結果(リーグ戦最終日)
第1試合 vs 鶴見東FC (0−0)
第2試合 vs 鴨志田第一FC(4−0)

【1試合目vs鶴見東FC】0−0
10月16日(日)に,和泉小で3日目が行われました。連日の試合でしたが,前日と違って1日目と同様の小雨が降っていました。
鶴見東FCはアローズと親交のあるチームで,アローズの苦手なガチガチ当たってくるチームとの事でした。試合前に,米田コーチも,「1試合目に勝てば,2試合目は全員入れ替えたメンバーにします。」とのことで,1試合目で決勝トーナメント進出を決めて,出場機会のなかった選手を出したいという気持ちが伝わってきました。私も何とか勝って欲しいと思って送り出しました。ただ,相手チームは,この試合に勝たないと厳しい成績だったこともあり,試合開始から猛攻を受け,シュートも打たれました。また,ワンツーを使ってパスをつないできました。ほとんどアローズ陣内にボールがある状態だったと思います。しかし,チャンスもなかったわけではなく,3分の左からのコーナーキック,相手の小さなクリアをジュンペイがシュート,8分の右からのコーナーキックのこぼれ玉を原がシュート,12分に右からパスをつないで鹿嶋がシュート(キーパーにはじかれる)など得点できそうな場面はありましたが,無得点で前半を終了しました。ハーフタイムには,「全員がビビッている。怖がらず当たって行こう。」と指示が出ました。
後半は,まずアローズがジュンペイとヨッシーのワンツーからセンタリングを上げ,チャンスを作りましたが得点にはなりませんでした。逆に今度は相手の44番が持ち込み決定的な場面でしたが,何とか防ぎました。そして,後半8分には抜け出したジュンベイがシュートしましたが,クロスバーに当たって入りませんでした。結局0−0で試合終了となりました。

【2試合目vs鴨志田第一FC】4−0(1−0,3−0)
リーグ最終戦です。実は前の試合で鶴見東FCが負けたため,アローズのリーグ突破は決まっていました。この試合は,ずっとベンチを暖めていた,吉成,チアキ,大川,石塚も試合に出ることができました。
前半35秒,前線でのジュンペイのヘディングパスを拾った鹿嶋がシュートして1点目が入りました。4分には吉成がゴール前のこぼれ玉につめ,コーナーキックのチャンスを作りました。しかし,8分には真ん中から抜け出した相手選手がキーパーの大久保と1対1になるピンチがありましたが,ここは大久保が果敢に跳ね返しました。さらに,12分には,こちらの弱いクリアからセンタリングを上げられてシュートを打たせる場面がありましたが,ラッキーなことに枠を外れてくれました。ハーフタイムには,やはりクリアを大きくするよう指示をしました。
後半は,まず原が左から右へのサイドチェンジをするなど良いプレーが見られ,そしてヨッシーからユウタへパスが通り,ユウタがドリブルして右からセンタリングを入れると走りこんだジュンペイが合わせ,2点目が入りました。さらに4分には中央からドリブルで持ち込んだ鹿嶋がシュートを決め3点目が入りました。6分にはユータがコーナーのこぼれ玉をシュートしましたが,惜しくも決まりませんでした。7分には絶好のコーナーキックがありましたが,ヘディングで合わせることが出来ませんでした。しかし,8分には,鹿嶋のミドルシュートで4点目が入り,その後もチャンスはありましたが,得点出来ませんでした。

全試合終了後,表彰式があり,ブロック1位の表彰状をいただいて帰ってきました。

今回の6試合を通して,アローズは他のチームと比べて,ヘディングクリアとキックで大きくクリアするのが明らかに弱く,そのため,ピンチが続いたり,攻撃に繋がりにくいということを感じました。
決定機に確実に得点できること,大きなヘディングやキックでのクリア,声を出しての連携などが決勝トーナメントを勝ち進むための課題と思われます。

2部とは言え,決勝トーナメントまで進出できたのは,子供たちの頑張り,コーチ陣の指導もありますが,当番のお母さん,幹事さん,保護者の応援の方々のおかげだと思っております。最終日も小島コーチには,試合の間に雑巾でグラウンドの水を吸ってバケツに入れる整備作業をしていただきました。これからも,関係者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

なお,決勝トーナメントの相手となるチームは早くても11月3日にならないと決まらないため,試合のスケジュールは未定ですが,決まり次第組まれると思います。




□2005年度国際ちびっ子大会決勝トーナメント1日目

11月20日(日)に,1週間延期されましたがアローズにとっての決勝トーナメントの初戦がありました。運良くシード扱いの2回戦からで勝てばもうベスト8です。

【vs桜ヶ丘FC】3−1(2−0,1−1)(得点:小島2,原1)
試合会場の鴨居グラウンドは鶴見川の河川敷にあり,トイレも水場もないところでした。駅でトイレを済ませていったのですが,じっとしていると寒くてトイレが近くなってしまいます。対戦相手の桜ヶ丘FCは,1回戦を8−1で勝ちあがってきていました。アローズとは春の市大会でも対戦して,その時は1−0でアローズが勝っていますが,堅守の好チームでした。
試合前の練習で,今ひとつ選手の気持ちが盛り上がっていなかったため米田コーチが激をとばして,いよいよ試合開始です。
前半の初めのうちはアローズがボールを支配し,相手陣内で攻めている時間帯が続きました。相手は守りに人数をかけ真ん中を固めシュートを打たせてくれませんでしたが,前半4分に鹿嶋が右前方へ大きくサイドチェンジするボールを蹴り,追いついた純平がセンタリング,それをツヨシが押し込んで待望の先取点が入りました。ここからペースに乗るかと思ったのですが,相手は守りを固めてカウンターで攻めてきます。早めにミドルシュートを打たれピンチも結構ありましたが,気合十分のキーパーのヨッシーが防ぎました。特に高い弾道のシュートをジャンプしてたたき落としたのはナイスセーブでした。13分に久しぶりにアローズが鹿嶋のドリブルシュートで攻めきると,16分には右からのコーナーキックを原が肩で押し込み2点目が入り,前半が終了しました。
 ハーフタイムに,米田コーチから,「相手が真ん中に4人いる。得点は外からなので基本は外から攻めること。頭でクリアしないとやられる。キックのクリアも思い切りすること。」と指示がありました。
 後半が始まりました。相手チームは負けたら終わりなので必死にボールを奪いにきましたが,4分に鹿嶋が左サイドで戻したところをツヨシがミドルシュートを決め3点目が入りました。しかし桜ヶ丘もミドルシュートを積極的に打つなど攻めて来ました。朝倉が素早くボールへ寄ったり体を張って守り,戴もヘディングクリアするなど守っていましたが,クリアが小さいことが多く,17分にフリーキックのこぼれ玉を押し込まれて失点してしまいました。その後も何度かピンチがありましたが,何とか試合終了まで失点しなかったという感じでした。

先日の六浦少年との試合では,ヘディングとキックでのクリアがなかなか良かったのですが,この日の試合では,また,相手が突っ込んでくると動きが止まってしまったりする消極的なプレーが散見されました。

【練習試合vsFC緑】0−2(0−0,0−2)
当日の公式試合の予定が終了後,会場提供をしていただいたFC緑さんと練習試合をしました。メンバーは公式戦の出場機会が少なかった3年生中心で戦いました。
試合が始まるとアローズの選手は元気に走り出しました。相手チームはドリブルのうまい選手が3名いて,ゴールに何度も迫られましたが,キーパーの原を中心に前半はよく守りました。スイーパーのトシもクリアをがんばっていました。フォワードのアキムやチアキもボールを積極的に追いかけ,シュートまでは出来ませんでしたが,13分にユータのドリブルからチャンスになったり,チアキが前にパスを出すなど良いプレーがありました。
 0−0で折り返したことから,何とか先取点を取って欲しいと思い後半に送り出しました。アキムがドリブルで突破を図るなど持ち味を出しました。しかし,後半6分,マークが甘くなったところでセンタリングをフリーで受けた選手に決められ失点してしまいました。さらに1分後,中央からドリブルで数人が簡単に抜かれシュートを決められてしまいました。ただ,そのまま大量失点しなかったのは良かったと思います。9分には,吉成から宮口へのパスが通りチャンスもありました。出場した選手は精一杯のプレーをしていたと思いますので,あとは試合経験を積む機会を増やしてあげたいと思っています。

次回の試合は未定ですが,27日(日)以降と思われます。引き続き皆様の御協力をよろしくお願いいたします。




□2005年度国際ちびっ子大会準決勝まで

12月4日(日)に,野七里グラウンドで準々決勝・準決勝を戦いました。とても寒い日でした。試合時間は決勝トーナメントから20分ハーフになっています。

【準々決勝 vs たちばなキッカーズ】2−1(0−0,2−1)(得点:上田,鹿嶋)
対戦相手のたちばなキッカーズさんは創部40周年近い名門チームです。今大会はジャスト11人でここまでの全試合を戦いぬいてきたそうです。
開始して間もなくはアローズがボールを回しておりましたが,相手チームの大きなクリアや足の速い長身の選手のドリブルで次第に相手ペースになってしまい,防戦の時間が10分近く続きました。アローズは,10分にコーナーキックのチャンスを得ましたが,ここは得点には至りませんでした。中盤でボールを奪ってパスは出すのですが,ゴロが多くカットされてピンチになることが多かったです。19分にフリーキックを鹿嶋が直接狙いましたが,得点にはならず0−0で前半終了となりました。
ハーフタイムには,いつもながらの,「クリアを大きく浮き玉で」ということ,マークを確認すること,行けそうな時は自分で抜いてシュートまで行くことなどを指示しました。 
後半に入ると,アローズらしさが出てきました。3分には鹿嶋がミドルシュートを打ち,久しぶりにシュートで終わりました。そして4分,左の鹿嶋からのスルーパスを抜け出したジュンペイが落ち着いてキーパーの読みと逆へ押し込み先取点が入りました。10分にはノンちゃんがオーバーラップしてセンタリングするなど積極的に攻める場面もありました。ピンチもあり,14分にコーナーキックから高い弾道のシュートを打たれましたが,これを大久保がジャンプしてたたき落としてセーブしました。大久保のキックから鹿嶋がドリブルして攻め込むなど徐々にまたアローズの流れになってきました。そして17分,浮き玉のパスを鹿嶋が抜け出してキーパーと1対1となり,シュートを跳ね返されるも拾い,落ち着いて押し込み2点目が入りました。後半残りわずかで2−0となり,このままいくかと思われましたが相手もあきらめてはいませんでした。アローズ得点直後の18分,左からの混戦で押し込まれてしまい1点を返されました。しかしここでアローズは守りには入らず,ジュンペイがシュートを打つなど最後まで攻めの姿勢でプレーを続け2−1で試合終了となりました。

連戦でしたが次の試合まで50分ありました。冷たい雨が降ってきて選手もコーチも保護者も体が凍えそうでしたが,次も勝って決勝進出を決めるため雨の中,練習をして試合に備えました。

【準決勝 vs 横浜栄コラッジオ】3−2(2−2,1−0(得点:鹿嶋2,黒澤善)
兼定コーチが主審,私が副審を努めた第1試合を4−0で勝ち,波に乗ってきているチームとの対戦となりました。大きく前方へクリアしてチャンスを作ったり相手の裏へパスを出して走らせるなど,チーム内での役割分担がはっきりしており,ミドルシュートも積極的に打って得点するキック力もある良いチームでした。

前半が始まり,アローズがパスをつないでいるなと思っていたところ,いきなり2分にシュートを打たれてしまいましたが,ここは大久保がセーブしました。さらにコーナーキックのチャンスを与えてしまいましたが,ノンちゃんがヘディングでクリアしたり,またシュートを打たれるも大久保がキャッチするなどしのいでいました。しかし4分,コーナーキックのこぼれ玉をとうとう押し込まれてしまい,先取点を与えてしまいました。まだ時間は十分あります。ノンちゃんからいいパスが出てチャンスになったり,攻められてもタイが大きくクリアしてくれました。ところが,8分に抜け出した相手選手に持ち込まれ,こぼれ玉をフリーでシュートを打たせてしまい2点目を献上してしまいました。
ここで,正直私は「逆転するのは難しくなった。」と思ってしまいましたが,フィールドの反対側にいたコーチ陣は「負ける気はしない。」と言っていたそうです。確かに前半も10分以上残っていましたし,選手たちの動きも落ちませんでした。9分に原が大きく蹴りアローズが相手陣に攻め込み,しばらく攻防が続きましたが,13分にヨッシーのパスをゴール前で受けた鹿嶋が振り向きざまにシュートして,まず1点返しました。さらに16分,タイのクリアからチャンスになり,鹿嶋が左サイドからセンタリング,真ん中で待っていたジュンペイがスルーし外から走りこんできたヨッシーが豪快にシュートして2点目が入り同点に追いつき,2−2で前半を終了しました。
後半は,一進一退の攻防が続きましたが,3分に鹿嶋から右のジュンペイへスルーパス,それをジュンペイがセンタリングして難しい体勢から鹿嶋がシュートを決めて3点目が入り逆転しました。さらに,5分・7分にはノンちゃんのクリアからチャンスを作り,8分にはサイドに出たボールをジュンペイが良く追いついてセンタリング,9分には攻め込まれましたが岡村がナイスクリア,左からのスローインを鹿嶋がシュート,20分には原が思い切ってシュートするなど攻撃の手を緩めることなく攻め続け,3−2で勝利しました。この勝利は,本当に全員が頑張って手に入れたものだと思います。控えの選手も声を出して指示を出すなどチーム一丸となっておりました。

寒くて冷たい雨の降る中,お当番の保護者の方や幹事さん,応援の保護者の方々,会場提供をしてくださった関係者・協会から派遣された審判の皆様,ありがとうございました。コーチ陣もお疲れ様でした。次は,いよいよ10日(土)長浜公園グラウンドで10:20から決勝戦の予定です。





□2005年度国際ちびっ子大会決勝

LL国チビ2部優勝!
12月10日(土)に,長浜公園グラウンドで決勝戦がありました。区大会の決勝戦と同じ場所です。縁起をかついで,そこで優勝した時と同じ服を着てきたコーチもいました。寒くて冷たい雨が降っていた先週と違い,風もほとんどなく暖かいくらいの日でした。

【vs 坂本SC】2−0(1−0,1−0)(得点:黒澤善,鹿嶋)
対戦相手の坂本SCさんは,アローズとホームページを相互にリンクしている保土ヶ谷区のチームです。相手チームで一番目立ったのは,長身でボール扱いが上手く1人でドリブルしてシュートまで行ける11番の選手でした。他にもドリブルが上手な選手が数人いる好チームでした。

いよいよ決勝戦の笛が吹かれました。前半1分,先に相手チームにシュートを打たれましたが,これはゴールの左へはずれました。2分にも攻め込まれましたが,マッシーがクリアしました。アローズは,4分に右からのフリーキックのチャンスとなり,こぼれ玉を原がシュートしましたが惜しくもキーパーの正面でキャッチされました。そして5分,鹿嶋が蹴った左からのコーナーキックをヨッシーがヘディング,これが相手の選手に当たりましたがゴールに吸い込まれました。もちろん,これはヨッシーの得点です。さらに,6分にはクマの大きなクリアでチャンス,7分にもコーナーキックでチャンスがありました。しかし,相手のクリアやドリブルなどでアローズ陣内に一気に持ち込まれてしまう,カウンターによるピンチも交互にやってくるような感じでした。クリアのキックなども足にヒットせず,あまり飛ばないことがありました。この後も11分にヨッシーのドリブル・12分にタイの大きなクリアから左コーナーキック・13分の岡村の前方への大きなフィードなどチャンスがあった一方で,15分頃からはピンチになったり押し込まれたりが前半終了間際まで続きましたが,1−0で折り返しました。

ハーフタイムには,ジュンペイにはボールがある側に少し寄ること,原には8番の選手のドリブルに気をつけることなどを伝え,全選手に対し「強く蹴ろうとせずに,しっかりボールを足に当てること。ボールへの寄りが負けているので早く寄ること」などを伝えて送り出しました。この時,ベンチを暖めていた浅倉は自主的にウオーミングアップを始め,いつ声がかかっても大丈夫なようにして準備をしておりました。

後半が始まりました。まずはツヨシがドリブル突破を図ろうとし,2分にはジュンペイとヨッシーのワンツーパスが通り,3分には右のコーナーキックを得ました。鹿嶋のセンタリングをツヨシが頭で合わせましたが,惜しくもゴールの横にはずれました。そのあとも,ツヨシが右のジュンペイへスルーパスしたり,鹿嶋が積極的にペナルティエリアの外からミドルシュートを打つなどアローズペースで試合は進みました。しかし後半5分,原が後ろからのファウルで倒されフィールド外へ運ばれたため,一時10人の状態になってしまいました。ここを救ったのが,ハーフタイムにアップをして準備が出来ていた浅倉です。次にアウトオブプレーになった時にフィールドへ入り,精力的に動き回ってくれました。8分にはピンチとなりシュートを打たれましたが,バーの上を越えました。非常に危なかったのが,ゴール前に持ち込まれシュートを打たれ,ゴールポストの内側に当たりさらに反対側のポストに当たり,跳ね返ってキーパーの大久保の正面に飛んでキャッチした場面がありました。入っていたら試合展開が変わっていた可能性もあり,この日はアローズに運があったようです。アローズは11分,ジュンペイが走りこんで逆サイドを狙ってシュートしましたが,狙いより行き過ぎて枠をはずれ,相手チームのゴールキックとなりました。ここで,浅倉はフィールドに戻った原と交代しました。そして13分,このゴールキックを鹿嶋がカットしてドリブルし,ゴール左にゴロのシュートを決めて2点目が入りました。2点差となり,相手チームは必死に攻めてきますが,ツヨシがクリアやカットをして守備に貢献してくれました。さらに相手の11番の長身の選手が必死にドリブルしてペナルティエリアに入ってきましたが,タイがついてきてシュートコースを消し守りきりました。この試合も,アローズは守りに入らず,18分にはジュンペイが,19分には原がシュートを打ち,20分には原からの右へのクロスをジュンペイがボレーシュートするなど,攻め続け,2−0で試合終了となりました。2部とはいえ,金沢区大会に続いての優勝であり,やはり,一番は選手たちが一生懸命練習した結果だと思います。控えの選手も全員,1人1人選手たちを誉めてあげたいです。ベンチの選手たちは,さすがに集中して観戦しており,「アローズ優勝!」と連呼しながら応援しておりました。

ボランティアのコーチと保護者のチームで,本当に良くここまで来れたと思います。コーチも個性的な人が多いですが,サッカーが好きで子供が好きでという共通点を持っていることで団結してきました。細かい部分では様々な意見があろうかと思いますが,コーチも保護者も子供たちのために活動しているという点では一致しているはずですので,今後とも御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
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