アローズSC記録館

2005年度SL試合結果レポート(旧HP掲載 by小島)


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『練習試合結果 
vs FC 杉田
(0-1 0-2)
(1-1 0-2) ミロ
(0-1 0-3)
(0-1) (15分1本)

試合前の準備をしているとFC杉田の子供たちが入ってきました。「こんにちは!」ニコニコしながらの明るいあいさつ、感じのいい子たちでした。1人が「2年生はいるの? 随分ちっちゃいみたいだけど」と聞いてきました。確かに最初に入ってきた子たちの5人位は、ウチで一番背が高い坂本や佐久間位ありましたので、園児と1年生が半数近くのアローズはひときわ小さく見えたのかと思います。
また、大道小の裏の駐車場から出てくる、出てくるで(笑)、子供たちの列がいつまでたっても終わりません。お聞きしたところ、20人で来てくださったとのことでした。
こちらは、大黒柱の佐久間をカゼで欠き、園児2人とお試しの田中くん、本日入部の渡辺くんに参加してもらって、やっとメンバーが11人揃う厳しい状況で、先週の練習試合同様に「エライところを呼んでしもうた」でした(笑)。
試合前の練習を見ても、やはり人数相応に強烈なインステップキックを決める子が何人もいて、これも先週同様に私もかなりビビリが入っていました(苦笑)。
今日の4試合でこのチームの一番の良さが出ていたのは、第1試合の前半だったと思います。我々コーチがビビったとしてもこの子たちは全然気にしません。スタートからカサにかかって攻めてくる相手チームの猛攻に「囲んじゃえ、囲んじゃえ」(笑)って感じのプレッシャーをかけ、何度もゴールに迫られながらも何とかしのぎました。こちらのチャンスは殆どありませんでしたが、いきなりの大量失点でも不思議はないところを何とか10分間は持ちこたえました(実は主審をしていたのが私だったのですが、10分経過時に相手チームのチャンスだったことと、流れ的に何となくゴールが入りそうだったので、ラストワンプレイのつもりで1分ほどロスタイムを取りました)。
第1試合の後半以降の第2〜4試合は、小林コーチがおっしゃる通り、集中が切れてしまったことと、やはり体力的な面からトーンダウンしてしまいましたが、そのなかでも、ミキのゴールに迫るドリブルや最終試合の坂本のハーフライン付近からの2度に亘る「独走」、殆どのボールに絡んだお試しの田中くん、予定があるにも関わらず、急遽着替えて1試合参加してくれた渡辺くん(闘争心のあるいいプレーでしたヨ)、二人でポジションに忠実にゴールを守ったオッコとサブ、怖がらずに相手にバンバン当たって自らも得点したミロなど、随所に片鱗も見せてくれたと思います。



私がこのチームに非常に将来性を感じるのは、「相手が強くても意に介さない」「負けていてもクサらない」「協力の気持ちがある」といった育てようとしても育てることが困難なマインドが既に備わっていることです。相手が強いと思うと急に気持ちがへこんでしまったり、負けてくると下を向いたり、主力選手が休んだりすると「今日は勝てない」と思ってしまって気持ちが引いてしまったり、といったことが、このチームには全くないと言ってもいいのですが、私の数少ないコーチ経験でもこのような精神的にタフ(に見える?)チームは経験したことがありません。
技術面のことはこれから積み上げていけばいいんです。この素晴らしい「サムライ」の気持ち(?)を我々コーチがしっかりと受け止めて育てていきたいと先週に引き続き思いました。』



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『横浜市大会1日目結果
vs 六ツ川(0-0 2-0) ミロ、渡辺
本年度SLの公式戦初戦は、このホームページで相互リンクを張らせていただいている六ツ川さんです。試合前のシュート練習や身体のサイズを見る限り、いつもの通り(苦笑)「かなり厳しい試合になりそうだ」と思いました。聞けば全員が2年生とのこと。今日は出席率100%でウチは新年度で初めてフルメンバーで戦えるとは言え、心配が当たらなければいいが…、と思いつつ、試合がスタートしました。
試合開始から、ミロ、渡辺、佐久間を中心にボールに激しいラッシュで相手選手にプレッシャーをかけ続けたことで、相手陣内で試合を進めることが出来ました。
時折ドリブル突破やクリアボールなどでアローズ陣内に来ることもありましたが、サブとオッコが落ち着いて処理し殆どピンチらしいピンチを招くことなく試合を進めることが出来ました。前半に関してはこちらも得点チャンスが殆どなかった訳ですが、この「ガチンコダンゴ対決」(笑)を押し気味に乗り切り、スコアがドローならもうこちらのペースです。
後半もダンゴ対決の続きでスタートしましたが、その均衡が破られたのは、後半から出場のユウゴの右サイドのドリブル突破でした。自陣から相手ペナルティエリア付近までスピードで振り切ったこのプレーが大きな流れをこちらに呼び寄せました。
先制ゴールは、その1分後、中央左の混戦から脚を絡ませて転びそうになりつつもダンゴの裏を取って抜け出した渡辺がドリブルで持ち込んだところを、後ろからトップスピードで上がってきたミロが「奪取」(笑)し、キーパーの動きを見つつ落ち着いて決めたもので、後半5分位が経過したいい時間帯の先制となりました。
この先制が相手にダメージを与えると同時にこちらの勢いを加速したようで、更にその3分後渡辺が同じようにダンゴの裏を取って今度は自分でゴールを決め、先制→中押しの理想的な展開で初戦をモノにしました。



vs 瞼山(0-0 1-0) 金澤
会場の第2試合で「さちが丘vs瞼山」の主審をさせていただいたため、間近で比較的キレのある選手が多いこのチームを見た私は第1試合よりは厳しい戦いになると思いました。その辺りは小林コーチが要注意の選手を特定してサブとオッコに伝え、しっかりと予防線を張った状態で試合に臨むことが出来たと思います。
前半は予想通り「ガチンコダンゴ対決」も第1試合の様にはいかず、何度も攻め込まれて辛うじてスローインやコーナーキックで逃れる時間帯が長かったように思います。ただ、比較的蹴れる子が多く、前の試合では多少はバラけていた相手チームが、この試合に関してはこちらの「ダンゴペース」(笑)に引き込まれてしまったようで、攻め込んでいるうちにどんどんボールの近辺に集まって来ました。
そうこうしているうちに前半を終え、何とか無得点ながら無失点で乗り越えて、相手の陣形が乱れたところで後半突入です。
ハーフタイムでは、小林コーチから相手のダンゴに全員が付き合わないで、一人二人外れてパスなどを待ったほうがいい旨が伝えられました。私からは、やはり2試合目の後半で集中が切れないようにスローインやリスタートの時に気を抜かないようにとのゲキを飛ばしました。
後半に入っても同じような試合展開でしたが、相手選手が右サイドのダンゴから裏に出たボールをフリーで持ち込む絶体絶命の場面をオッコが身体を張って抑えたり、相手のクリアボールがペナルティアーク付近でバウンドし、これに相手選手4人対サブ1人といった場面など、かなり厳しい場面が何度かありましたが、何とかこらえて無失点で5分まで持ちこたえました。
ダンゴからバラける戦術は、途中から機能し始めました。渡辺やミロがドリブルなどで寄せておいて、ダンゴの近くで待っている佐久間などにパスを出すパターンです。6分には、渡辺のドリブルに見事に相手チームの全員が引き寄せられ、その裏、かつゴール前で待つノーマーク状態の佐久間にパスが通るなど、残念ながらこれはゴールに至りませんでしたが、徐々に相手を翻弄し始めました。
こうなればこちらのペースです。
先制点は、センターサークルから少し相手陣内に入ったダンゴから出たボールがユウゴの足元に転がり、これをチャンスと見たユウゴが少しドリブルして遠目から思い切ってシュート。勢いに乗ったボールがキーパーの手を弾いて、嬉しい先制点となりました。
残り時間はあと2分弱。その後も引いて守るというよりは、次の得点に向けて攻め続けたことで相手に付け入るスキを与えずタイムアップ。嬉しい2勝目となりました。

<全体を通じて>
毎年SLの春の横浜市大会は、新チーム結成後の日が浅いことから、試合慣れや、そもそも公式戦の意味がよくわからないままに(笑)、3日間が終わってしまうのが、「恒例行事」となっていた訳ですが、今年のチームは大きな期待を抱かせてくれるチームだと思います。
その背景には、@サッカー歴が浅い割には試合経験が豊富(既に昨年度11〜2月の3ヶ月間で9試合の練習試合をこのチームで経験、プラス園児大会では圧倒的勝利で無敗)A上の学年のチームに入っていた選手が自分の代になってリーダーシップを発揮している(佐久間、サブ)B負けん気の強い子が多く果敢なプレーでみんなを引っ張っている(ミロ、ユウゴ、マサキ、渡辺…)といったことの相乗効果があると思います。


私自身は、コーチとしてこれまで初日に勝てる相手に負けたり、引き分けたりを何度も繰り返してきたので、実力が同じというよりは上の相手に対して、このように向かっていって正面対決で堂々と勝ったこの日のみんなはすごく立派だと思いました。
今後の3試合にこの調子で勝ち続けて欲しいことはもちろんですが、それよりも今日のように相手が強かろうと何であろうと今後の試合で負けていようと、みんなで団結して正々堂々とハツラツとした戦い振りを続けて欲しいです。そうすれば、結果は自然と付いてくると思います。

ちなみに来週には「決勝トーナメント進出決定!」をお伝えできるかもしれません! (・・・などど大人が勇み足になるのが一番よくないですね。失礼しました:笑)』



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『横浜市大会2日目結果

vs 港北(0-1 0-0)
横浜市大会2日目の第1試合は、1位抜けの最右翼チームであり、他チームをことごとく大量得点で退けてきた港北さんです。
1試合目の2勝で、暫定ながら勝ち点6でトップの我々にとって、この試合は
引き分ければオンの字、(何かの不可抗力で?:笑)勝てれば決勝トーナメント進出をほぼ確定できる一戦です。
(先週の2勝で欲が出た私の)子供たちを見る目が厳しくなってしまったこともあったのでしょうが、駅で集合した時点から、先週に比較して何か集中力に欠けるような感じを受けてしまいました。試合前の練習についても同様で、どうもその点が気になって仕方がありませんでした。
その一方で第1試合だったことで試合までの1時間弱の練習で相手チームの実力もじっくり見定めることが出来た訳ですが、正確なインサイドキックやトラップ、強烈なインステップのシュートを大半の選手が身に付けており、今までウチがこの代で対戦したチームの中で一番の実力という点では間違いないと思いました。実は、港北のコーチの方と先週に少しだけ話す機会があったのですが、1学年の15〜20人位はいるようで、そんな大勢の中から選抜されてきた選手たちのチームとのことでした。
「集中力不足」の心配は開始30秒で残念ながら的中してしまったようで、キックオフ直後にこちらのサイドから細かいパスを繋がれて、あれよあれよという間にペナルティエリアの手前までドリブルでも抜かれ、遠目からのシュートで先制されてしまいました。
後から考えれば、これに関してはお互いが見合ってしまったこともあり、このように全ての面でスピードのあるプレーを仕掛けてくるチームには一瞬の判断の遅れやためらいが大きなピンチを招くことを試合開始早々に「勉強」させてもらう形でスタートしました。
その後もスピードのあるパスやドリブルで8割方攻められつつもコーナーキックやスローインで何とかしのぎ、フリーでシュートを打たれることなく前半を「お目覚めの1点」だけで乗り切りました。
攻撃面では、先週に引き続き佐久間やユウゴを起点にして、ミロや渡辺に何とかつなごうとするのですが、相手選手の素早いツメでキープさえも中々上手くいかず、チャンスをあまり作れなかったように思います。ただ、前半の8分位だったと思いますが、クリアボールに反応したユウゴが左サイドに出来たスペースを突いてドリブルを仕掛け、相手陣内に持ち込んだ見せ場がありましたが、身体を巧みに使って、更には手も使って防いでくる相手の上手いDFに阻まれて得点には至りませんでした。
前半の試合振りは、最初は戸惑っているような感じもありましたが、試合が進むにつれてスピードにも徐々に慣れてきたようでした。
後半も大半が自陣内での展開であり、苦しい内容でしたが、左右のサイドからのクロスや中央からのドリブルなどを相手の形が出来る前に良く防ぎ、こちらも「あと一人抜ければフリー!」のようなチャンスも時折見られました。佐久間の惜しいミドルシュートなどもあり、全体的にもこのレベルの相手を1点で抑えたことは、結果は負けでも守備陣(というより全員守備)の頑張りは、健闘といっていい試合内容だったと思います。


vs 文庫(1-0 0-0) 渡辺
第1試合の負けについてはある意味想定内であり、この第2試合をしっかり勝つことが決勝トーナメント進出のためにはより大切なことです。
今年の1月にこの学年同士で既に練習試合を3試合こなし、全勝の実績がありましたので何とかなるはずとは思いつつもSLの場合にはやってみなければわかりませんので私から選手には、@この大会は5試合やってその成績で上位2チームが行けることA1試合目に負けても他の試合を全勝すればそれでいいことを強調して伝え、頭を切り替えるように促しました。
前半スタート時から比較的こちらのペースで進んではいましたが、今日は先週に比較して、何となく人数が少なく感じられて、「あの辺りを突かれたらマズイ」とか、「もう1人いれば得点につながったのに」といった場面が続いたように感じられました(もしかしたら、私の要求水準が「勝たなければ」の頭が強くなるうちに自然と高くなってしまったのかも知れないですが……:苦笑)。
そんな心配を吹き飛ばしてくれた先制点は7分でした。相手陣内の右からのスローインを渡辺が足元でキープし、相手DFの薄いコースをうまくドリブルでゴールまで運び、最後は思い切って蹴り込みました。
前半終了間際には、今日一番のピンチが待っていました。相手のコーナーキックからの細かいつなぎがこちらのゴール前にいい形でつながり、ゴールエリアまで迫られてしまいました。ここで取られては大変と皆が戻り防ぎましたが、なかなかクリア出来ずやや押し戻したところで逆にフリー気味でもらった選手がシュート体勢に入ったところを走り込んで来たユウゴが殆ど体当たりのような形で体を前に投げ出して防ぎ事なきを得ました。このビックプレーにより前半リードで折り返しました。
後半の試合展開も前半同様でお互い大きなチャンスがなく、ややこちらが押した状態で進みました。7分過ぎには相手チームの交代がことのほか時間を要したことで逆にこちらに有利となり、相手陣内に攻め込んでいるうちに時間が過ぎ、最後はリョウヤの中盤からの豪快なシュートが宙に浮いているうちにタイムアップ。余裕があまりない勝ち方ではありましたが、貴重な勝ち点3を獲得しました。
<全体を通じて>
今日は第1試合で「精神的なアップ不足」から、キツイ一発を食らってしまいましたが、その後も大崩れせず1失点で持ちこたえ、2試合目にはややプレッシャーがかかるところでしっかりと勝ちましたので、先週に引き続き「合格!」の1日だったと思います。
第1試合のように完成度の高いチームとの対戦は、貴重な経験になったと思います。
また、今日も得点した渡辺はもちろんのこと、大チャンスを演出し、大ピンチを防いだユウゴ(前日の練習から完全復帰しました!)や、目立たないながら2試合目にその試合を通じて相手のエースを完全に封じ込んだサブ、全試合通じて攻撃に守備に動き回った佐久間など、主力が要所をしっかり押さえた働きがチームを支えたと思います。
あと1勝で決勝トーナメント進出です! 1日目、2日目同様に最後までベストを尽くすことが出来れば大丈夫です!
(すいません。もしかして両試合共に前後半の試合経緯が前後しているかもしれません。出張先で100%記憶頼みで作成しましたので。もし間違っていたら、その点はご了承ください。勝ち負けの最終結果だけは間違いないです:苦笑)』



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横浜市大会3日目結果 〜グループ2位で決勝トーナメント進出決定!! その1

vs さちヶ丘 3-0(2-0 1-0) ミロ、金澤、渡辺
コメンテーターの「セルジオ・オジマ」です(笑)。
今回のコメントは、告白から入りましょう。
「コーチ掲示板」では、いろいろな連絡事項などが毎日のようにアップされるのですが、私は、4月21日(木)に小林コーチ宛に以下の書き込みをしました。
『・・・・・・ちなみに篠原さんが結果をアップしてくださって、星取表を見ると日曜日の試合に万が一負けても他の対戦カードを見る限り(港北が取りこぼしをしない限り)、実はもう決勝トーナメント進出が決まっているように見えます!!!
このことは選手にはもちろん伝えませんが、ほぼ間違いないですよね!!(涙)
もちろん勝って、自力進出で勢いに乗って上の大会には行きましょう! でも、本日時点でも叫びたくなる位(笑)かなり嬉しいッス。』 
小林コーチからは、『ふんどしを締めなおしていきましょう(笑)』というコメントを返信としていただきました(笑)。
まったく小林コーチがおっしゃる通りでして、私は一昨年度の夏の金沢区大会では、準々決勝で勝ったと思ったらPK戦で落として、今度こそ磐石と思ったその次の金沢区大会では、順調に勝ち進んだ後の準々決勝で歯が立たず、昨年度は秋の横浜市大会で総得点1点差で逃し、記憶に新しい2月の金沢区大会では、前回優勝チームに先制で折り返しながら後半に逆転されるなど、いつもヌカ喜びの後に勝負の厳しさを味わってきた監督でしたので、今度こそ「間違いなくいつもの壁(横浜市大会決勝トーナメント進出と金沢区大会ベスト8)を超えられそうだ」とのいつものヌカ喜びをしつつ、ふんどしを締めつつ(笑)「さすがに今度こそ大丈夫だろう!」との見通しのもとに今日を迎えました。
今日は小林コーチが審判のため先発で会場入りされていましたので私が引率でした。2日目までの相手チームの試合振りを見る限り、今日の試合は集中が途切れさえしなければ何とかなるだろうと思っていましたので、集合時にこのチームの実質的なリーダーの佐久間とサブを今日のキャプテンに指名しました(やはり、勝負の時はリーダーが大事です)。その「ご指名」に応えた彼等を先頭にした2列が比較的整然と並んで会場入りしました。子供たちは行く道すがらも会場入りしてからも、「今日勝てば上にいけるんでしょう?」とか、「今日の相手は勝てそうなの?」と盛んに聞いてきます。子供たちなりに今日の一戦が大事な試合であることを十分に感じていたのでしょう。

会場入りしてアップをしているところで、LLコーチの馬上コーチが来てくれました。蒲谷コーチも来てくれました。今日はいつもよりも親御さんのご参加人数も多いように思います。
ちなみに私は前日にLの試合を見に行ったのですが、その時も「SLはすごいですねえ」「何がいいんですか?」「明日はがんばってください!」・・・・・・、いろいろな方から励ましをいただきました。

多くの人の期待を乗せたリーグ最終戦がいよいよのスタートです。
(つづく)

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第2試合の「六ツ川 vs 文庫」引き分けに終わり、その時点で実は2位以内が確定していた訳ですが、大応援団もコーチ陣もそのことには殆ど触れません(そうですよね。これから試合に臨む子供たちに「お〜い。もう負けても大丈夫だから心配するな〜」なんて言う人はいないですよね:笑)。
小林コーチからメンバーが発表されて、「キックオフ直後から相手陣内に攻め込んでいくこと」や「サブとオッコへのDFの留意点」などが伝えられ、私からはいつもの通り「試合中に全員がボールから目を離さないで集中すること」を伝えて送り出しました。
これはアップ時から感じていたことですが、今日の集中度合いはまずまずです。特に主力選手には、緊張感が漂っていたように思います。

キックオフ直後のボールを、FW陣をはじめとして、いいプレッシャーを相手にかけた結果、左サイドから攻め込むチャンスがすぐに来ました。この流れはすぐに得点にはつながりませんでしたが、シュートで終わる上々の滑り出しです。その後何度か相手のゴールキックやKPのパントによるリスタートが続きました。中盤での競り合いも相手DFへのプレッシャーも殆どこちらの優位で展開していましたので、ゴールもそう遠くはないと思いました。
先制点は、開始3分自陣中央でボールを奪取した渡辺がセンターサークル付近までドリブルで運び、前線で待つミロに向けてパス、これがDFの裏を見事に突いて、後はミロがドリブルで持ち込んで最後はキーパーと交錯しつつもシュート、こぼれたところをもう一度ダメ押ししたもので、「アレ? もしかしてイエローカード?」の微妙なプレーでしたが、得点が認められ先制となりました。
この先制点後も比較的こちらのペースで落ち着いた感じで流れていました。・・・・・・が、「好事魔多し」、6分にはこちらのクリアミスに反応した相手FWのショートパントのようなボールが最終ラインを守るサブの後ろを突き、逆モーションで体勢を崩したサブが一瞬遅れたことで、ドリブルで危うくゴールまで持っていかれそうになった大ピンチがありました。これについては中盤から疾走してきたユウゴが何とか身体を相手選手の前に入れて何とか防ぎました。
この殊勲のプレーで再び目を醒まされた後の8分には、佐久間のロングスローで何度も相手の頭上を脅かした後に、相手陣内の左サイドをミロがドリブルでゴール前まで持ち込み、しばらくゴールエリア内の混戦となったところで、こぼれ球をユウキがシュート! これをゴール前で待っていたユウゴが本人曰く「ヒザ蹴り」で押し込み、いい時間での追加点を得ました。
その後もミロの「ザ・カウンター」とも言えるような独走による得点チャンスを得つつ前半を終始押した形で2-0で終了しました。

さすがに「いくら何でももう大丈夫だろう」と思いつつも、私から選手には、「サッカーは3点差つければ、本当のセーフティリード」である旨を伝えました。小林コーチからも「自分達のキックオフだから最初から追加点を狙ってみんなが走って行け!」と最後のダメ押しの「督促」(笑)伝えられました。

後半も開始3分の佐久間の右からのドリブル突破など、前半同様の勢いで攻め続け、4分にはゴール右の混戦から抜け出した渡辺のゴールで3点目をゲットしました。
このように先制→中押し→ダメ押しの理想的な展開で見事に最終戦を飾りました。これで4勝1敗、勝ち点12、グループ2位、決勝トーナメント進出です!

<大会を通じて>
今大会に臨むに当たり、かつてないような素晴らしい組み合わせに感謝(幹事さんありがとうございます!)しつつも、勝ちを計算できるチーム状態ではありませんでした。いざフタを開けてみて、初戦を取ったことで波に乗ったこともありましたが、試合数を重ねる毎にチームとしての完成度が高まって来た嬉しい誤算もありました。

初日の書き込みを思い出していただくとお分かりいただけます通り、初日はダンゴでした。ダンゴの勢いで初戦を取った後に徐々に各人がポジショニングを自ら意識し始め、最終戦には見事に各人が自分の役割を意識した陣形が出来上がっていました。初日とは別のチームに見える位の進化をこの公式戦を通じて遂げました。

そう言えば、彼らは以前よりそんな学習能力が高いチームでもあったことを今思い出しました。過去の書き込みには以下の記述があります。

『……今月、これで4試合目、毎週ともなると「試合の準備」というのもわかってきたようで、コーチに言われなくても佐久間を中心に試合前に集まってまるくなり、何やら相談してポジションや試合の進め方などを話していたようでした(微笑)。……』(12/26 vs 上中里)
『……各人のポジションを自分たちで決めて失点を皆で防ぐ布陣を敷いていたようでした。このチームはもう既にあうんの呼吸で各人が立ち位置を決め臨戦態勢に入れるようになりました。……』(1/23 vs 希望が丘ライオンズ)
おまけ→『……実は、第2試合ではオウンゴールで失点してしまったシーンもあったのですが、本人が泣いてしょげているいるのに対して、周りの皆が「ドンマイドンマイ、次に点取っていこうぜ!」と掛ける「涙もの」のシーンなども見られ、入部順位の早い子を中心とした、「みんなでがんばっていこう!」というチームワークの芽生えが感じられます。本当に嬉しいことです。……』(12/23 vs 横須賀シーガルズ)

敗戦を無駄にせず、腐らず、焦らず、考えて次の対戦に備える。そんな姿勢が今回の勝因ではないかと思いました。

また、コーチングという点では、失点を恐れずに果敢に攻めることを求めつつも各人に役割を意識させ、守備を重視した小林コーチの堅実な戦い方がこの子たちの能力を上手く引き出したということももちろん勝因だと思います。短期間で子供たちの個性を見抜き、適切な役割を与えたその手腕に、(一応の:笑)相方の私は本当に感服しました。

自分達の良さを引き出してくれる良きコーチとの出会いもクジ運も、いろいろな「運」が見事に集結した結果が今回の好成績をもたらした、と終わってみて思いました。
(おわり)

〜エピローグ〜
この書き込みは、いつも通勤電車の中でPDA(携帯型端末)に入力して文章作成して、会社のパソコンなどからアップします。最後の一文を書いている時にiPod(携帯ステレオ)から、偶然に「情熱大陸」のテーマソングが流れてきました。自分の文章をナレーションにして、音楽とあまりにもマッチしてしまったので(笑)、涙が出てきました。「苦節2年やっとこんな結果が出た」と思いました。 「予選に勝ったぐらいで大騒ぎすんな」と言われそうですが、私にはやっとの思いの「初体験」でしたので、一時のはしゃぎ過ぎについてはご了承ください。

でも、通勤電車でヘッドフォンつけて、シャカリキで入力しつつ涙流してるオジサンはかなり不気味ですよね(笑)。



5/19 ホームページへの書き込み
小林さん、佐久間さんの心のこもった素晴らしい書き込みで殆どすべて語り尽くされているように思いますが、恒例により私からも当日の様子をお伝えいたします。


vs 元石川SC(1-1 0-2)佐久間

約2時間の電車移動を経て、決勝トーナメント会場のあざみ野第一小学校へ到着しました。到着時点で第1試合の原FC vs 磯子フレンズが始まっていましたので、しばらく観戦しました。やはり予選を突破するチームは基本技術、プレーの幅、当然ながら全員の試合への集中度合いなどが、予選とは全然違いました。今日のこの会場に来た、原FC、あざみ野FC、野庭キッカーズ、大豆戸FCなどは横浜市大会でも常に上位に顔を出すチームであり、コーチとしては、SLの春の時点で目指すべきレベルである今日の他チームのプレー振りを目に焼き付けておきたいと思いました。

第2試合の横浜SCかもめ vs 大豆戸FCの途中で雷を伴うにわか雨が降ってきました。雨はどんどん大粒になり、雹まで降ってきて、試合は約30分順延。長時間の電車移動の後に雨で順延、「いつになったら試合が出来るんだろう」という感じでしたので、「選手達の試合への集中が途切れなければいいが」と思いました。

しばらくして小降りになったところで第3試合のあざみ野FC vs 野庭キッカーズが開始、この試合は最後はPK戦にまでもつれ込みましたが、あざみ野FCはゲームを殆ど支配し、PK戦でも5人目が決めれば勝ちというところまで相手を追い込みながら6人目で逆転負け。ある意味「ミニ番狂わせ」だった訳で、やはりこれがサッカーなんだと改めて思いました。

「やっと順番が来た」という感じで第4試合のアローズ vs 元石川がスタートです。
元石川さんは、予選で総得点29失点1の圧倒的攻撃力で勝ち上がって来たチームです。
備えとして、予選突破後にユウトやユウゴなどの攻撃と中盤の中心選手をDFに置いて、失点を防ぐ方向でテストを行いましたが、攻撃が極端に薄くなってしまうことやボールポゼッションがかなり自陣側に来てしまうことなどを考慮して、ほぼ予選突破時点の布陣に戻し、ミロ以外の選手は、必要に応じてしっかり戻ってボールに絡む方向でいくことになりました。

比較的落ち着いた立ち上がりで vs 港北の時のように、開始20秒で失点するようなこともなく、ハーフライン付近でしばらく試合が進みました。開始2分あたりから、こちらが何度か攻め込まれ何とかスローインやクリアで逃れる展開になりました。……が、前掛かりで攻め込んできた相手チームの最終ラインの前に立つミロにこちらのクリアボールが出て、相手DFとの1対1、これをミロは裏に小さく出していつもの独走に持ち込みました。ペナルティエリアに入った辺りで追いかけてきた相手DFと交錯。ミロはかなり激しく転倒しましたが、PKを得ました。このPKを佐久間が左隅に決め、大方の予想に反して先制しました!

まだ時間は3分。残念ながら決勝トーナメントは15分ハーフですので、あと27分もあります(笑)。通常の10分ハーフであれば、ここで多少は相手チームも攻勢をかけて来るのでしょうが、(勝てる相手と踏んでのことか、)あまり様子としては変わりませんでした。

その後、比較的早い展開で攻守が何度も入れ替わりましたが、徐々にこちらが相手陣内に攻め込むことが少なくなり、殆ど防戦一方になったところで6分にはキレのあるドリブルの中央突破からペナルティエリアに入った辺りでシュートを打たれてしまいました。幸いにしてこのシュートは、何人かが詰めてプレッシャーを与えたことで枠を外れましたが、かなり苦しい時間帯が続きました。8分には、左のコーナーキックからつながれて再びシュートを打たれましたが、これもユウゴが直前に相手の前に身体を入れて枠を外しました。

この後も何度かクリアでミロの待つ前線にボールを送ろうとするのですが、相手のプレッシャーが激しかったためにスローインに逃れるのがやっとという状況が続きました。13分には中央まで戻したボールを奪取した相手FWがスピードに乗って中央から切れ込み、ミドル気味のシュートを決められてしまいました。

まだ同点。子供たちに落胆は見られませんでしたが、なかなかこちらはチャンスをつかめず、結果として、シュートはなし(PKのみ)で前半を折り返しました。

ハーフタイムでは、小林コーチから右サイドのスペースを埋めること(前半はユウマが一人で何とか防ぐ局面が多かったです)など、ポジショニングについてを中心に伝えられました。
子供たちの表情は決してあきらめている様子はなく、まだまだ負けた訳ではないという雰囲気が我々にも伝わってきました。
…が、後半開始1分に指示のあった右サイドを抜かれ、センタリング→ゴール右45度からボレー気味のシュートを決められて2点目を献上してしまいました。

やはり、前半の10分辺りから相手チームが「通常モード」に入ったようで、次々とドリブルを仕掛け、クロスを上げるなりシュートを打つなりしてきました。
後半のこちらのチャンスは5分に左サイドから持ち込んだミロが前半同様の独走で持ちこみペナルティエリア付近でボールを奪われてしまったプレーと10分に中央から、ユウゴ→ユウト→ミロの順でパスをつなごうとした連携プレーの2回だけでした。
その間、ゴール前までドリブルで持ち込まれた後のシュートをKPのマサキが身体ごと飛びついて止めたスーパーセーブなど、随所に光るプレーが見られました。
12分には、右サイドのスローインからつながれて3点目の失点。最後まであきらめずに皆がボールを追いかけましたが及ばずタイムアップとなりました。

<全体を通じて>
今日の試合は、これだけの基礎技術などの違いがある中でよくここまでやれたと私は思います。普通に考えれば、2点位失点した時点で集中が切れて、最後は5〜7点位の差を付けられてもおかしくない相手でしたが、先制した後に防戦一方になりながらも最後まであきらめず、勇気をもって次の1点を狙いに行った試合振りは、素晴らしかったです。
試合後に泣いている選手が何人もいました。
移動中も試合前も私は何度か子供たちに問いかけました。
「今日は何しに来たか憶えてる?」
子供たちは、「試合をしに来た」と答えるのではなく、
「試合に勝ちに来た」と皆が声をそろえて答えました。
長時間移動、にわか雨、順延などいろいろな悪条件がある中で、最後まで「試合に勝ちに来た」という気持ちを貫いた試合振りは立派だったです。
その気持ちがある限り、このチームは技術的な課題を次々とクリアしてグングン伸びていくに違いありません。

試合後、小林コーチの発声で、健闘を称えて全員と握手しました。私も全員を讃えつつ胸にこみ上げるものを抑えつつ、一人一人の小さな手を握り締めました。


次の目標は、もちろん金沢区大会の☆☆メダルです。



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6/5 練習試合結果 vs 夏山SC

2年生主体(0-1 0-0)
1年生主体(2-0 3-0)ミロ、松下(千)、ミロ、蒲谷、ミロ
2年生主体(0-0 1-2)佐久間
1年生主体(0-1 1-2)蒲谷
2年生主体(0-2 0-1)
1年生主体(1-0 0-0)松下(将)

今日は、同じ金沢区の夏山SCさんです。夏山SCさんは、春の大会では、大豆戸FC(最終順位は横浜市3位)、あざみ野FCの両強豪チームと同じブロックで当たったために、グループ3位で決勝トーナメント進出を惜しくも逃しましたが、毎年安定した力のチームです(くじ運の良かった我々とは対照的です)。
2チーム編成で各3試合ずつお願いしました。また、SL特別枠として、SL参加の上級生2人の出場も許可していただきました。ありがとうございました。
 これまで公式戦が続いていた状態で、ポジションはほぼ2ヶ月間固定していましたので、今日はかなり動かして、別のポジションにも挑戦してもらいました。

<1年生主体>
今日は、松下(千)、池田(兄)にとっては、初の対外試合になりました。
試合展開としては、8人制のため攻守の切り替えが早く、運動量がかなり多かったので、3試合はキツかったと思いますが、みんなよくがんばりました。
主なゴールシーンは以下です。
・相手のゴールキックをペナルティエリアギリギリのところでカットしたミロがそのままドリブルで持ち込んだ1点目。
・ペナルティアーク付近の混戦から、こぼれたボールを千晶が落ち着いてゴール右に決めた2点目。
・ペナルティエリア内までドリブルで持ち込みゴール右のかなり角度のないところから決めたユウマの4点目。
・相手陣内に入ったところから、ドリブルで持ち込んだマサキの7点目。
マサキとユウマに関しては、2年生の試合を含めて全試合に出場し最後まで切れることなく試合に集中していました。
池田(兄)は周りから見てもわかりましたが、初試合をかなり楽しんでいるように見えました。池田(弟)は、恵まれた体格を活かした強い当たりを見せてくれました。
ミキとリュウジの園児組もいつも通り元気に走り回りました。
人数や学年など、夏山SCさんにかなり無理をお願いしてしまったので、勝敗はあまり参考になりませんが、皆が集中して楽しく試合をしていたので、見ている側にも満足を感じさせてくれる試合内容でした。

<2年生主体>
慣れたポジションを離れたせいか、第1試合はそれぞれのポジショニングがバラバラで、なかなかいい形をつくれませんでした。守備面でも、前線で張っている相手FWの人数よりもこちらで残っているDFの人数のほうが少ない状態になるなど、危ない試合内容になってしまったように思います。
それでも何とかドリブル中心にペナルティエリア内まで運び前半の10分間で5本のシュートを放つなど、比較的攻撃の意識はあったように感じました。
最初の失点は、6分にDFの薄くなった中央でボールをキープした相手FWが、スピードに乗って中央突破したものです。
第1試合の得点は結局のところこの1点のみで、双方ピンチをクリアで防ぎ、中盤で激しくボールを奪い合ったのが目立ちました。
第2試合は、第1試合同様に攻守がポンポンと入れ替わる展開でしたが、こちらのDFの薄くなったところをドリブルで持ち込んでゴール前でパスをつなぎ、シュートまで持っていかれることが多くなりました。シュートミスなどに助けられ、前半は0-0で折り返しましたが、後半は、ゴールキックをカットされて中央突破から失点。
その2分後、ユウトが相手の最終ラインに激しくプレッシャーをかけてシュート、大きくバウンドしたボールをペナルティエリアの外から佐久間がボレーで豪快に決めて初得点になりましたが、その2分後、今度は相手チームに中央からミドルシュートを決められ1-2のスコアで敗れました。
3試合目は、相手チームがエンジン全開という感じで、ハーフライン付近から最終ラインの裏を突かれて1点目、左サイドをこれもDFとの1対1から抜かれて2点目、最後はこちらのクリアミスにすばやく詰められ、中央突破から失点、と殆どいいようにやられてしまいました。
こちらの攻撃は、一人が抜け出してもフォローが薄く、散発的な攻撃に終始して、殆どチャンスらしいチャンスはつくれませんでした。

<全体を通じて>
1年生主体チームについては、少ない人数でよくがんばり、何より試合が楽しく出来たことがよかったと思います。
2年生主体チームは、決勝トーナメント進出→善戦でややいい気になっていた(もちろん私もです)鼻っ柱を見事にへし折られてしまった形になりました。やはり月を重ねるにつれ、基本プレーの習熟度がそのままボールの支配率や試合そのものの結果に直結することを今日の試合を通じて感じました(相手さんと比較しても基本プレーの差は一目瞭然ででした)。4月の大会では通じていた勢い頼みのプレーが全部とは言わないまでも各所で通用しなくなってきており、選手もそれを感じていたようでした。
いつも楽観的な見通しを立てている割には、心配性な私は今日の試合の後、「このまま勝てなくなりはしないだろうか?」と心配になってきました。次の大会までにやはり、インステップキックやインサイドキック、トラップ、ドリブルなどの基本技術をもっともっと高いレベルで習得していかなければなりません。また、上位チームは既にパス回しや声かけなども出来ており、試合を有利に進める上での必要な動作などについても、もっともっと伝えていく必要を感じました。

このように課題はいろいろありますが、今のうちに敗戦の中からたくさんの課題を見える状態にしていくことが大事だと思います。そんな意味では非常にいい対戦が今回は出来たのではないかと思いました。



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『6/25 練習試合結果 vs 富岡SC

2年生主体(0-2 0-1)
1年生主体(1-1 0-0) 松下(将)
2年生主体(0-1 0-3)
1年生主体(0-0 0-0)
2年生主体(0-0 0-1)
1年生主体(0-1)

今日は、金沢区では各クラスで毎年常に優勝争いに絡む富岡さんをお招きしました。聞けば2年生が45名、1年生が18名とのことで、B・C・Dの各チームはあすなろ杯の決勝トーナメントのため、Aチームと1年生チームで来ていただきました。

<1年生主体>
こちらの都合で8人制で3試合組ませていただきました。お互い比較的サッカー歴が浅そうな子が多いせいか、全試合がいつもの「ダンゴ対決」になりました。こちらは、学年が上のチアキが一番後ろに張り付いて堅い守りで相手チームのチャンスをことごとく防いでいたために、各試合で落ち着いたゲームが出来たと思います。


第1試合の開始3分には、ユウマの左コーナーキックをペナルティエリアの左隅でマサキがトラップ、若干バウンドしているところを、ループ気味に上手く蹴り上げました。これが、キーパーの頭の上を越えるいい軌道を描いて先制しました。
その後は、自陣でかなり攻め込まれまる展開となりましたが、こちらも最後のところでダンゴで何とか防ぎ、このままリードで折り返しかと思った9分に、全員が中央付近に上がってしまったところの裏をドリブルで突かれて、失点してしまいました。
後半も同様の展開でしたが、双方いい状態でのシュートを打つまでには至らず、ドローとなりました。
第2試合、第3試合共に同じような展開でしたが、前回練習試合から目覚めてきた森が引き続きアクティブに動き回ったほか、最終試合では、相手を怖がらずにボールを奪取し、ゴール前までドリブルで持ち込みシュートを放ったミキ(かなり惜しかったです!)、スピードのあるプレーを見せたユウマ、マサキなどそれぞれ随所に見せ場を作り、前回に引き続きいい経験が出来たと思います。

<2年生主体>
今日は今年1番の暑さの中、入れ込んでるコーチ陣を尻目にどうも集合時から何か動きが緩慢でピリッとしません。「おいおい頼むよ。ちゃんとした試合をしてくれよ・・・」と祈るような気持ちで第1試合がスタートしました。
陣形は強豪相手との対戦に備え、佐久間とユウゴをDFに置いた守備重視の陣形で臨みました。開始早々から、中盤での詰めが甘く、相手のスピードのあるプレー振りに対応しきれない展開となりました。佐久間やユウゴなどいつもボールに絡むメンバーがDFを意識しつつ中盤の競り合いに参加した訳ですが、競り合いから抜け出された場合に、容易ゴール前までドリブルで運ばれ、更に比較的上手く両サイドのスペースを使ってくる相手の両ウイングにパスでも翻弄されて、コーナーキックやスローインで辛うじて逃れるシーンが続きました。

そんな中で、最初は3分に中央からミドルシュートで失点、7分にはコーナーキックのこぼれ球に詰められて2点目、あれよあれよと失点を重ねて前半を終了しました。
後半についてもほとんど防戦一方で、ペナルティエリア内で何度もピンチをしのいだものの、19分にペナルティエリア内でのクリアミスに人数をかけてつめられて3失点目を喫してしまいました。
こちらの攻撃は、最前線のミロにボールが殆ど供給されずに孤立し、数少ないチャンスについても相手の4人のDFに封じられ、ほとんど見るところがなく終わってしまいました。

第2試合についても、左右のサイドからコーナーキックセンタリングなどでいわば相手のパターンで8分、11分、15分、19分に失点し、こちらはシュートなしで終了しました。
第3試合が始まる前に私は選手に「コーチは負けると人一倍悔しいと思う方だけど、特に相手にナメられたまま負けるのが一番悔しい。もっと当たり強く相手との距離をワンプレー・ワンプレーで縮めないとちっとも相手にとって怖くない。せめて恐れさせて終わってくれ!」と伝えました。


「悔しくないのか!」という言葉にはほぼ全員が反応しましたので、「最後位はやってくれるかな?」とも思いました。

第3試合は、DFで戸惑っていた(ように見えた)佐久間をHFに上げたことが功を奏したのか、ボールの保有率が多少上がったように感じました。また、相手選手へのプレッシャーも前の2試合よりは効いていたように思います。
7分には、右サイドのスペースに向けてタイミングよく上がってきた佐久間にパスが出て、これをドリブルで持ち込み、ペナルティエリア外からミドルシュートを打つなど、今日一番の展開も見られました。このシュートは、キーパーの頭の上を越えましたが、ゴール内で待つ相手DFが辛うじて頭でクリアしたために得点にはなりませんでした。
後半も、比較的よくプレッシャーをかけ、ほぼ互角に戦いましたが、チャンスらしいチャンスをほとんどつくることが出来ず、ガマンも尽きかけた16分にこちらのゴールキックをカットした相手選手に中央からミドルシュートを決められて失点。最後の試合も落としてしまいました。

<全体を通じて>
今日の結果については、「くやし〜い」の一言に尽きます(実はこの書き込みのために思い出すのも胸クソ悪かった(失礼)ので、アップが遅れました:苦笑)。

前回の練習試合でも指摘しましたが、やはり、基本技術の差をかなり感じたことは確かです。しかし、それにしても戦い方はあり、更に言えば勝つことも可能だと思いました。そのためには、現時点で技術の差を運動量でカバーする戦い方が必要になります。中盤でしっかり競り合って相手にチャンスを与えない今までの戦い方が、本日時点では互角に戦うための必要条件ではないかと思います。
ただ、その「運動量頼み」がこれから他のチームも技量を上げていく中で9月の金沢区大会、10月の横浜市大会でそのまま通用するかは、微妙なところなので、今日のような守備を重視しつつ、DFの選手に攻撃参加をも求めるような布陣(質の高いクレバーなプレーが求められます)についても、「手持ちのカード」として持っておく必要があると思います。
攻撃陣に関しても、今日に関しては厳しい言い方をすれば「点が入る気がしない」というほど完封されてしまいましたので、しっかりボールをキープすることと、その上で少ない人数でも協力して相手ゴールに迫ることを憶えていかなければなりません。

いずれにしても、今の時点で本年度も間違いなく金沢区の優勝争いに絡んでくる富岡さんと6月の時点でマッチメイクできたことで、今後の課題がより鮮明になったことは良かったです。

試合後、富岡のヘッドコーチの方が「今度は西柴さんなどと複数チームで組みますのでお招きします」とおっしゃってくださいましたので、もう一皮向けたら、もう一度申し込んでみようと思います。
(今度はいい試合してくれよ〜、みんなはスピリットあふれるいいチームなんだから・・・。)』




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7/17 練習試合結果 vs あざみ野FC & 小山台SC
vs 小山台SC  (0-2 1-1)
vs あざみ野FC (0-2 0-3)
vs 小山台SC  (1-1 0-6)
vs あざみ野FC (0-4 0-5)
vs あざみ野FC (0-3) ※15分1本

今日はあざみ野FCさんのお招きで、山内小学校への遠征となりました。
比較的早い時期からこの練習試合は声をかけていただきましたので、3連休の中日でもあり、アローズの親御さんにも「こんな機会は滅多にない」ということでいろいろな予定をやり繰りしていただいて、実現することができました。
また、4月の横浜市大会でベスト8に入った小山台SCさんも加わって、3チームでの対戦となりました。
あざみ野FCさんは、背番号の偶数と奇数で2チームに分けていましたが、両チーム共に殆ど技量に差がなく、非常にレベルの高いサッカーをされていました。

上記ご覧の通りの総得点2、総失点27のスコアでして、あまり振り返りたくないのは、前回練習試合同様ですが(苦笑)、今後のためもありますので、以下概括します。

こちらの得点は以下です。
・第1試合の後半開始2分ユウマの右サイドの突破から、やや遠目からのクロスが上手
くゴール前まで通り、ミロの詰めが相手DFのオウンゴールを誘った1点目。
・第3試合の開始4分に相手陣内の中盤左サイドから、キーパーが前に出ていたところをユウトがループで頭の上を突いた2点目。
※総シュート数3本

こちらの失点は以下です。
<第1試合>
・3分:右サイドのセンタリングがゴール前の混戦となったところを中央からシュート。
・7分:アローズ陣内の中盤の混戦からこぼれたボールを右サイドからミドル気味にシュート。
・15分:キーパーのクリアミスに素早く反応した相手FWが中央からノーマークでミドルシュート。
<第2試合>
・1分:ハーフライン付近でこちらのDFの裏を突かれて中央からノーマークでシュート。
・2分:ペナルティエリアの外からミドルシュート。
・12分:ハーフライン付近でこちらのDFの裏を突かれて中央からノーマークでシュート。
・14分:ハーフライン付近でこちらのDFの裏を突かれて中央からノーマークでシュート。
・17分:ゴールキックをカットされてそのままシュート。
<第3試合>
・5分:ウイングの右サイドの突破からセンタリング、中央のFWがシュート。
・11分:DFのクリアミスに相手FWの選手が詰めて、そのまままシュート。
・13分:DFのクリアミスに相手FWの選手が詰めて、そのまままシュート。
・15分:ドリブルで持ち込んだボールを左45度からシュート。
・16分:混戦からのこぼれ球をエリア外の左からシュート。
・18分:ゴール前の混戦からクリアできずにシュート。
・19分:中央のフリーキックが直接ゴール。
<第4試合>
・1分:自陣右コーナー付近でのクリアミスを角度のないところからシュート。
・3分:コーナーキックからのボレーシュート。
・5分:ゴールキックをピタリとトラップしてシュート。
・9分:中央の混戦から抜け出してシュート。
・13分:こちらのキーパーのパントをそのままドリブルで持ち込んで中央からシュート。
・14分:右サイドのドリブル突破から中央に絞り込んでシュート。
・15分:左サイドからミドルシュート。キーパーのこぼれ球に詰めてゴール。
・16分:右からのセンタリングに頭で合わせてゴール。
・18分:右45度からミドルシュート。

<第5試合>
・8分:中央からカウンターでDFが置き去りにされ、ゴール。
・11分:ロングスローがペナルティエリア内まで転がったところを待ち構えてシュート。
・13分:中央からカウンターでDFが置き去りにされ、ゴール。
※5試合で浴びたシュート数→60本位。

途中からメモも間に合わない位でしたので、あまり正確な記述ではありませんが、上記の通り特定のパターンでやられた訳ではなく、さまざまな攻撃パターンで状況に応じて攻めてきた相手に全く対応できなかったというのが実情です。

今日1日でサブはゴールキックを50本以上は蹴ったと思いますが、ほとんどの時間帯を守備に費やし、シュートで終わる多彩な攻撃に翻弄されっ放しで、こちらは攻めることが出来ませんでした。

<全体を通じて>
今日の対戦は、4月の決勝トーナメントに進出したからこそ声をかけて頂いた訳ですが、例えばあざみ野さんは、5月に私が試合で見たときよりも数段チーム力が向上しており、一人一人の基本技術が抜群なのもさることながら、実によくサッカーを知っていてどんな時に何をするか、状況に応じた先読みとその対処のための動きがかなりSL離れしていると思いました(「化けもの」のように見えました:笑)。

試合後私は、かなり厳しい言い方ですが、選手には、「試合への集中度合や考えて頭をつかってサッカーをやっているということに関しては残念ながら、幼稚園児と6年生位の違いがある。練習をたくさんして基本を憶えていくことは何より重要だが、その前に頭を使ってよく考えてプレーすることを身に付けなければ、このクラスのチームには全く歯が立たない」と伝えました。

どうすれば、このような「賢い」チームをつくることが出来るか? 我々コーチは真摯に考えなければならないと思いました。いつも思うことですが、サッカーに取り組む姿勢・態度から始まって、試合中に考えなければならないこと、行動しなければならないこと、決断しなければならないこと、ひとつのプレーの際にどれほどの意図を持てるかなどを練習や試合を通じて伝え、実践できるように育てていかなければなりません。

一方でこのチームは毎回お伝えしてます通り、スピリットという点ではかなりいいものを持っています。今日の試合後に「楽しかった人?」と小林コーチが聞いたところ、「楽しかった」と応えた選手がほぼ全員でした。「悔しかった。相手が強かった」と応えた選手もいました。敗戦でも変に悪びれず、へこまない気持ちは少なくとも持ち合わせており、春の大会の善戦はこうした力強さがベースになっていたと思います。
ただ、その勢いだけで1年間を通すことは基本的に無理であり、確かな技術をそのメンタル面のベースの上に積み重ねていかなければ、夏の金沢区大会でメダルを獲得し、秋の国際ちびっ子大会で決勝トーナメントに勝ち上がることは難しいと考えます。

考えてみれば、こういったことも例年に比較してかなり早い時期にはっきりとコーチを含めて自覚し体感できたことは代替わりしてからのこの4ヶ月半は大きかったと思います。

「オレ達って強いんだろうか?」
その問いに対する答えと次の大会に向けての課題がいろいろと浮き彫りになったところで、まずは次回大会までの夏の約2ヶ月間を有意義に過ごさなければ、との思いを強くした1日でした。
8/18 メールのお知らせvol.25
おはようございます。
アローズのオジマです。
昨日金沢区大会の組み合わせ抽選会があり、対戦相手等が決まりましたのでお知らせいたします(注:速報ベースです)。

Aブロック
・アローズ×(西柴D×並木B)・・・@
・(西柴B×富岡D)×西柴C・・・A
・@の勝者×Aの勝者
Bブロック
・フレンドB×(六浦毎日×夏山A)・・・B
・(西柴A×フレンドA)×富岡C・・・C
・Bの勝者×Cの勝者
Cブロック
・六浦少年D×(富岡E×瀬ヶ崎)・・・D
・(六浦少年A×夏山B)×富岡A・・・E
・Dの勝者×Eの勝者
Dブロック
・富岡B×(文庫A×六浦少年A)・・・F
・(六浦少年C×文庫B)×並木A・・・G
・Fの勝者×Gの勝者
準決勝
・Aブロックの勝者×Bブロックの勝者・・・T
・Cブロックの勝者×Dブロックの勝者・・・U
決勝
・Tの勝者×Uの勝者
3位決定戦
・Tの敗者×Uの敗者

※日程:1〜2回戦→9/4(日)、準々決勝〜準決勝→9/11(日)、決勝・3位決定戦
→9/19(月)

過去2年間合計4回の金沢区大会と比較しても最高にいい組み合わせだと思います。
みんなの力を終結して、メダルを目指しましょう



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9/10金沢区大会速報
『劇的ゴールで決勝進出!』

ついにやってくれました。決勝進出です。金メダルまであと一つのところまで来ました。LLも2点差のビハインドを後半3点取ってひっくり返した準々決勝、PK戦6人目でようやく決まった準決勝を取って、SL・LL共に決勝進出です。
午前中のLL、午後のSLとこの日は一日中シビれさせてくれました。

準々決勝 vs 富岡D (2-0 1-0)渡辺、渡辺、ミロ

「LL決勝進出」の報に沸いた後の準々決勝に臨むSLの子供たちには、(準々決勝の相手が1年生が主体のチームだったせいか)心なしか余裕が感じられました。
その自信を反映してか、スタートから比較的余裕を持ってボールを扱うことが出来たように思います。開始2分にはコーナーキックから1本目のシュートを放ち、その直後の3分には佐久間のコーナーキックがゴール前のいい位置に飛び、相手DFがクリアし切れず混戦になったところで再び佐久間がシュート、このシュートのこぼれたところをユウトが押し込んで先制しました。
この後もほとんどの時間帯でボールを支配し、7分には相手ゴールキーパーのパントに対応したこちらのクリアボールがタイミングよく相手DFの裏をついて、これをユウトがドリブルで持ち込んでキーパーと1対1、落ち着いて決め2点目を追加しました。
後半に入るとリードしていることで積極さが更に増した感じで、1分・3分4分・5分・6分・9分に立て続けにシュートを放ち、その中にはドリブルあり、センタリングありとスキ在らば全部ゴールへという勢いで攻撃を仕掛けました。
追加点は、4分にハーフライン付近のスローインをユウトがDFの裏にいい形でスルーパスを出し、これをミロがドリブルで持ち込んだものです。
「先制→追加→ダメ押し」と加点し、殆ど危なげない試合でベスト4進出です。


準決勝 vs 西柴A (0-0 1-0)松下

準決勝の相手は、西柴Aさんです。前の試合(西柴A vs 六浦毎日)を見る限り、DFが4人残ってしっかり守り、中盤・前線と役割分担が非常によく出来ているチームだと思いました。試合前にはテントのところでコーチが相当に気合を入れ、選手も「ハイ!」「ハイ!」と真剣な面持ちで元気よく応えていました。
「これは相当に厳しい試合になる」と私は思いました。
これに対してこちらの主力選手はふざけあったり、冗談を言い合ったりと、かなりリラックスした感じです。「おいおい大丈夫か?そんなんで・・・」と心配になりました(苦笑)。

予想通り開始直後から、中盤での人数をかけた厳しい競り合いでボールを殆ど支配出来ず、自陣でガマンの試合展開となりました。3分には中央から最初のシュートを放たれ、4分には中央から放たれたループ気味のシュートをやっと防ぎ、また、6分には中央からドリブルでオッコ→サブの順番で抜かれて裏を取られ、危うくゴール前まで迫られた大ピンチもありましたが、抜かれてもあきらめず、ゴール前で再度オッコがクリアしたビックプレーなどもあり、紙一重で得点を許しませんでした。DFのサブ・オッコ・マサキ・高杉は前の試合とは違って殆ど休みなく守り続け、最後にはもうFW・HF含めた全員守備という感じでした。
前半唯一のこちらのチャンスは9分に攻め上がってきた高杉がペナルティエリアに入った辺りから左足でシュート、これにタイミングよくユウトが詰めてもたつくキーパーと競り合いましたが惜しくも得点にはならず、前半を0-0で折り返しました。

後半は、前半よりは中央付近での競り合いとなる時間帯が長く一進一退の展開となりました。何度かゴールに迫られた中で一番危なかったのは、ペナルティエリアに入ったあたりの左45度位からループ気味のシュートを打たれ、これがキーパーの頭を超えてゴールへ、危うくポストに当りノーゴールとなったシーンです。
双方死力を尽くし、でもお互いゴールまで迫れず、6分→7分→8分刻々と時間が過ぎていきました。9分に差し掛かったところで、左サイドのマイボールのスローインを得、相手のクリアで再度マイボールのスローイン、これをもらった佐久間がキープして縦に突進してセンタリング、ボールがゴール右に大きく流れたところで相手キーパーが飛び出してゴールがガラ空きに、敵味方入り乱れて奪い合った後のクリアボールがペナルティエリアまで攻めあがってきたDFのマサキの足元にコロコロと、マサキがこれを強烈なインサイドキックでキーパーのいないゴールへ蹴り込みゴ〜〜〜ル!!!
この直後にタイムアップの笛。
終了間際の劇的ゴールで決勝戦進出です。

<全体を通じて>
今日の準決勝は「スバラシイ!」の一言に尽きます。相手チームはA・B・C・DまであるチームのAチームです。おそらくは全員が選ばれた2年生だと思います。試合振りを見ても、実力的には互角というよりは、少し上だったと思います。そんなチームに対して、果敢に勇気を持って、勝つ気で臨んだ試合振りは本当に立派でした。いつも言っている全員で守り、全員で攻めるということについて、特に最後は意を決して攻め上がって来たDFのマサキが決めたことも象徴的でした。
今度は決勝戦です。この勝負強さがあれば大丈夫です。
皆の心をひとつにして優勝を勝ち取りましょう。



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『金沢区大会』結果〜SLの部

堂々の準優勝!!

9/19 決勝  vs 富岡A (0-0 0-1)

準決勝を終了間際の劇的ゴールで勝ち上ったアローズSL、今日はいよいよ決勝戦です!

場所は長浜グランド。長浜グランドは、@とにかく広い(いつも練習している小学校の校庭とは比べものになりません)A芝生がキレイ(さすがプロも練習するグランド、手入れが行き届いてます)。まさに決勝戦にふさわしい舞台です。
私は本格的にコーチに取り組み始めて3年目ですが、「勝ち上がってこの最高のグランドで思う存分やらせてあげたい」という想いがやっと叶ったなあと、しばしの感傷に浸らせてもらいましたが、まだまだ満足してはいけません。感傷に浸るのは、これから始まる決勝戦で勝ち、金メダルを獲得してからです。

この、@広い、A芝生、そしてB暑い、という3つの条件を考えると今日の対戦は走り負けないことが条件になります。決勝戦は前後半10分ハーフで勝負がつかなければ5分→5分の延長の後にPK戦です。従って、ある意味フィジカル面でのスタミナは今日の戦いを占う上での重要なファクターになります。
また、普段よりもグランドがやわらかい分、クリアボールがライン際で中々出ないことや、パスが中々転がっていかないことなど、プレー上で普段と異なる配慮がかなり必要になります。

「スタミナ」という点については、とにかくウオーミングアップなどで疲れすぎないように、さらに水分補給を十分に行うなどして配慮し、芝生の感覚などについては、ドリブルやパス練習などで時間をかけて慣れていきました。

富岡さんとは今年の6月にこのチームで既に練習試合を組んでおり、そのときは1試合も取れずにアローズが負けています。攻撃面では、両サイドからの攻撃に加え、個人のテクニックでも翻弄され、守備面ではこちらの数少ない得点パターンを完全に封じられてしまいました。
この応援掲示板の7月5日の私の試合結果報告では『・・・今日の結果については、「くやし〜い」の一言に尽きます(実はこの書き込みのために思い出すのも胸クソ悪かった(失礼)ので、アップが遅れました:苦笑)。・・・』という下りもありました(苦笑)。
その位その時点では、基本技術の差を感じたのですが、相手チームの先週の準決勝を見て、更には、あの西柴Aに勝ったアローズの「実績」を考えてみると、「実は客観的に見ても両チームは殆ど差がないのではないか?」と私は思っていました。もちろん技術だけ見れば、冨岡さんの方が上の部分が多いですが、それは西柴さんとアローズを比較しても同じです。でもここ一番で団結し、120%の力を出して運を呼び込んでくるこのアローズSLチームは、「やってみなければ分からない」チームであり、この最高の舞台で更に強い運を呼び込んでくれそうな予感がしました。

・・・・・・

そうこうしているうちに、3位決定戦の「文庫A vs 西柴A」が終わり、日も高くなってかなり日差しが強くなってきたところで、いよいよ決勝戦の試合開始です。

スターティングメンバーは、KP リョウヤ、SW サブ、DF左 オッコ、DF中央 マサキ、DF右 高杉、HF左 ユウゴ、HF中央 佐久間、HF右 梶本、FW左 ユウト、FW中央 ミロ、FW右 ユウマです。準決勝とはユウゴとユウマの位置を入れ替え、中盤の競り合いを重視した布陣で臨みました。

スタート時より、お互いクリアが短すぎてあやうくのピンチになったり、通るはずのパスが届かなかったりと、多少戸惑いながらも、センターサークルを挟んで、お互いが攻めて攻められてを何度も繰り返しました。1対1の局面ではかなり激しいボールの争奪戦となり、モタモタしてるとお互いに相手に完全に囲まれてしまうようなスピードのある展開になりました。
ただ、やはり技術面で一日の長がある相手チームが徐々に中盤を制し始め、徐々にDFの裏を突く攻撃を仕掛けてきました。
こちらのDFは先週の西柴戦同様に殆ど休む間はなく守り続け、佐久間、ユウゴのハーフ陣はDFの更に裏をカバーするなどの動きが求められるほど攻め込まれました。
6分には、中央付近からのクリアボールが、上がっていたこちらのDFの裏を突き、チャンスと見た相手FW陣がきれいにラインを保って、一斉にスピードに乗って攻め上がってきた絶対絶命のピンチもありましたが(この時は一瞬だけですが、サブ1人 対 相手4人でした)、サブの巧みな時間稼ぎとDF陣のカバーリングで何とかしのぎました。

お互いシュートまで中々持ち込めず、決定的な場面はありませんでしたが、殆どの時間を自陣で守りに費やし、「このまま無失点で前半を終了してくれ」と思った9分過ぎ、突如として大チャンスが巡ってきました。
センターサークル付近で競り合っていたところで、抜けたボールにユウトがキーパーと1対1、 ゴール左隅を狙ってシュート・・・・・・・・・・、これがゴールポストギリギリで外側に外れ、0-0で折り返しました。

ハーフタイムでは、守勢に回った場合でも、FWのうちの一人は残ることや攻めに転じたときにはサボることなく全員が攻め上がってプレッシャーをかけていくことなどが伝えられました。
子供たちの様子は、取り立てて疲れている様子もなく、攻め手がないことへの落胆なども特になく、後半の10分間でしっかり守って、少ないチャンスをモノにした準決勝の自信からか比較的落ち着いた様子でした。

後半も攻め込まれた状態は同じでしたが、広さにも芝生にもだんだん慣れてきたせいか、ボールの扱いに落ち着きが見られ、前半よりもやや押し戻した状態で試合を進めることが出来ました。引き続き相手チームは必死になって攻めてきます。
後半3分には、サイドからドリブルなどで波状的な攻撃を受け、こちらが人数をかけてこれを防ぎ、クリアを何度か繰り返しているうちに、守りに全員が戻ったことで出来た中央の大きなスペースにクリアボールが行き、これを相手DFがフリーの状態で強烈なミドルシュート(?)を放ちました。ペナルティアーク付近でトラップする意図だったかシュートする意図だったか分かりませんが、相手FWの出した足にボールが当たり、コースが変わってそのボールがゴールに吸い込まれ、先制点を許してしまいました。
まだ残りは7分あります。子供たちもあきらめムードはなく、何とかして追いつこうという強い気持ちがベンチにも伝わってきました。
ただやはり、前半よりは中央付近での展開が多くなったものの、ボールの保有率では相手チームが相当に優位であり、同点に追いつくために攻めあがっていくとその裏を何度も突かれ、その度にサブやオッコ、マサキ、高杉が戻ってゴール前を守るシーンが見られました。

こちらの攻撃は中々いい状態でボールを持たせてもらえず、ドリブルで前に進めてもパスのタイミングを逃してしまったりと相手のゴールまで迫ることは出来ませんでした。

こちらが押されつつ、但し、守備で頑張り失点を偶然性の高い1点に抑えましたが、刻々と時間は過ぎて遂にはタイムアップ。紙一重の差で優勝を逃しました。

<全体を通じて>
今日の試合については、夏の間にしっかり練習してきた成果が出て、6月の対戦時にはかなりあった差が殆どないところまで来たことを確認することが出来ました。こちらも攻撃の形をつくることは出来ませんでしたが、相手チームにも形を作らせませんでしたので、その点では互角の戦いだったと思います。
次回対戦するときには、やはり攻撃面でも全員が参加するような自分たちの形をどんどん出せるようになりたいと思いました。

今大会を通じて、多分にクジ運に助けられたとはいえ、今回はSLが過去2年間、計4回の大会で大きな壁としていたベスト8を乗り越え、準決勝も乗り越え、決勝戦まで走り抜けました。特に準決勝の西柴Aとの試合は、不利な状況を自分たちの工夫と力で乗り越えた素晴らしい勝利だったと思います。決勝についてもなかなか出来ないような堂々とした戦い振りでした。

結果は準優勝でしたが、やはり物事は一つ一つ階段を上っていくものであって、最後までいっぺんにいけるほど勝負の世界は甘くはないと思います。今の4年生がいて、3年生がいて、それぞれの代がベストを尽くして少しずつ積み上げてきたことが、チームとして継承され、いろいろなことが乗り移ってくれているおかげでここまで来れたのだと私は思います。
これまでそのベスト8の壁となっていたシードのチームとの対戦後はとにかく悔しくて、敵として認められていない悲哀のようなものも相当に感じましたが、この大会を通じて、「少ない人数だけれどもしっかりと練習して、60〜80人から選抜されるAチームに、時に勝ったりするチーム」であることを強くアピールできたのではないかと思います。もうこれからは逆にマークされる存在です。

大会を通じて、いろいろな面でご協力いただきました関係者の皆さま、ありがとうございました。最終日は殆どの親御さん、ご親戚など多くの方々が長浜グランドに脚を運んでくださいました。子供たちにとってはすごく励みになったと思います。このチームはまだまだ大きな伸びシロを持ったチームです。名コーチの小林さんのもと、まだまだ強くなっていきますのでご期待ください!

次回の冬の大会では、今度こそ金メダル獲得です!!



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10/2 SL横浜市大会1日目結果
『2連勝で決勝トーナメントに向けて好発進!』

第1試合 vs横浜栄コラッジオ (0-0 1-0)ミロ
第2試合 vsたちばなキッカーズ(2-1 1-1)ミロ、渡辺、蒲谷

準優勝を勝ち取った金沢区大会も終わり、約2週間を置いて、横浜市大会(国際ちびっ子大会)がスタートです。金沢区大会後、雨や台風の影響で練習が出来ず、昨日(10/1)の1回の練習で今日の本番です。会場は毎度のことながら比較的遠方のさつきヶ丘小学校(青葉区)です。特に初日の第1試合9:30スタートのため、7:00集合で約1時間半の移動を経て会場到着です。春の横浜市大会の決勝トーナメント進出時には会場がすぐ近くで、かつ、組み合わせに恵まれた運もありましたので、今回は地力が試される大会だと思います。
会場に到着してみると通常のグランドよりもタテ・ヨコ共に短く、金沢区大会の決勝の広いグランドのイメージで戦ってはいけないと思いました。狭いグランドは攻守の入れ替わりが一瞬のうちに起こり易く、足元での確実なボールコントロールが求められます。小林コーチからは、各人へのポジショニングなどの諸注意が伝えられ、私からは、グランドが狭いのでいつもに増して集中した確実なプレーが求められる旨を伝えました。
さあ第1試合がスタートです。

<第1試合 vs横浜栄コラッジオ>
「遠距離移動」「第1試合」の心配が的中してしまったか、スタートからどうもいつもの勢いを出すことが出来ず「何かおかしい」と思っているうちに試合が進んでいきました。
開始2分にはペナルティアーク付近の絶好の位置でフリーキックを得ましたが、これは枠には行かず、4分にはスローインからユウトが右サイドをタテに突いてセンタリングを上げたチャンスもありましたが詰め切れずシュートまではいけませんでした。

6分にはペナルティエリアに入った辺りの左サイドのスローインからユウゴ→佐久間とつなぎ、シュートまで行きましたが枠に行かずにノーゴール。9分には相手KPのパントをトラップしたユウトが右サイドからゴールに迫りシュート、終了間際には、同じくユウトが右サイドから相手DFの裏に出たところで絶妙のショートクロスを上げ、これをユウマがいい状態でシュートしましたが惜しくもゴールにはならず、何となくキレのない動きを反映してか、最後まで詰め切れず前半を0-0で折り返しました。
勝てる相手に引き分けたことが後々になって響いた昨年のこの大会の第1戦の辛い記憶がよみがえってきてしまった私は、ハーフタイムに少し強い口調で「引き分けは絶対にダメ!」と呼びかけました。
後半に入っても、「どうもいつもと違う」という感はありましたが、相手チームも何となく乗り切れないのは同様だったようで、シュートまでくるピンチは殆どありませんでした。
双方決め手に欠けた状態が崩れたのは、4分にユウゴが左サイドからドリブルで中央に絞りシュート、これが相手DFに当たった後のこぼれ球をユウマがシュート、相手KPが前にこぼしてもたついたところにミロが走り込んで先制しました。
やれやれやっと(笑)の先制点でしたが、この後も、5分にはユウマのアーリー気味のクロスにユウトが合せてシュート、6分にはペナルティエリアの右の角度のないところからの佐久間のFK、8分にはペナルティエリアに入った右からの佐久間のシュート、9分にはウメのクロスにユウゴが合せてシュートと立て続けに攻撃を仕掛けましたが、いずれもKPの正面、ゴールの枠外などで追加点を上げるには至らずタイムアップとなりました。
「いやあ、何にしろ負けなくてよかった」の第1試合でした。

<第2試合 vsたちばなキッカーズ>
第2試合の相手は、試合前の練習を見る限り、かなりしっかりしたチームの印象でした。このチームに第1試合の様子で臨んだら、まず勝てないだろうと思いましたので、HF陣・DF陣の位置取りなどをしっかりする旨を伝え、前の試合以上にしっかり走るように伝えました。
ある意味想定通りだったとも言えますが、開始1分にセンターサークル付近から佐久間が思い切った助走からロングシュートを放ち、その直後に攻め上がって薄くなった中央を走力のある相手FWが突破してシュートを打たれるなど、攻守がめまぐるしく入れ替わる展開となりました。こちらの動きはさすがに第1試合とは異なり、いつものキレのある動きが戻ってきたようです。
待望の先制点は、2分に右サイドのスローインからユウトがドリブルで持ち込み、ゴール前のミロにパス、ミロが相手DFを振り切ってゴール右隅に決めました。早々の先制点でこのまま波に乗れそうな印象でしたが、完全に攻め込んだ試合ではなく隙を見せればいきなり危ないシーンに繋がってしまうようなハラハラの展開が続きました。5分にはセンターサークル付近で相手FWがワンツーを決め、こちらのDF陣を置き去りにし、スピードに乗ってゴールに迫り、強烈なゴールを決められてしまいました。
まだ同点、ヒートアップした試合内容にむしろアローズの方は調子がかなり出てきたようで、中盤での競り合いや必死のDFなど、いい時の雰囲気がかなり出てきました。7分には右サイドでボールを奪った佐久間がフリーで待つユウトにパスを出し、ユウトはペナルティエリアに入った辺りで豪快に振り切って追加点を上げ再びリードしました。

「これでどうにかなるかな?」と私自身は思ったのですが、9分には左サイドからカウンター気味に攻め込まれ、KPと1対1になってしまいそうな危険な場面がありましたが、素早く戻ってきたユウゴが何とかこれを防ぎ、コーナーキックに逃れました。このピンチについては何度かやり直しているうちに前半が終了し、時間に助けられました。
リードで折り返したとは言え、このような展開では2点差以上つけないと安全とは言えません。後半はしっかり守ると共に、追加点を狙った積極性が必要だと感じました。
後半は開始早々にチャンスがやってきました。1分に相手陣内の中盤で競り合っていたボールがこぼれてユウマの前にタイミングよく転がってきました。これをユウマは思い切って蹴り上げ、大きな弧を描いたボールがゴールまで届き、KPの頭の上を抜けてゴール!。いい時間帯での加点で、今度こそ大丈夫だろうと思いましたが、なかなか簡単には勝たせてもらえません。3分には、こちらがDFを含めて攻め込み上がったところでクリアボールがカウンター狙いの相手FWに通り、スピードに乗ってこちらの最終ラインのサブを抜き去りゴールを決められてしまいました。
その後も何度かDFの裏を突かれそうになりましたが、ギリギリのところでこらえて、シュートを打たせずに何とか守り切って、2勝目をあげました。

<全体を通じて>
今日の2試合は、内容的には両試合ともに厳しいものでしたが、結果的に2勝で初日を終えることが出来たことはよかったと思います。特に2試合目はどちらが勝ってもおかしくないような展開でしたが、いい時間帯で着実に加点したことで優位に立てた部分があったと思います。やはり、アローズだけでなくどのチームも夏場から秋にかけてしっかり練習したチームはグングン伸びてくる訳で基本技術・スピードなどこれまでの感覚よりは1ランク上のレベルを想定する必要があると思いました。
今後の戦いでは、今日よりも更にDFの強さが求められると思います。あと2回の練習の中で両サイドバックのポジショニングやセンターバックとリベロの位置関係の保ち方などをよく確認した上で臨みたいと思います。
2日目の対戦相手は両チームもかなりの実力ですので、初日の2勝に浮かれることなく、強い気持ちをもって臨みたいと思います。』



10/13 ホームページへの書き込み
10/10 横市大会2日目結果〜SLの部
『1敗1分で勝ち点7、予選は混戦に』

第1試合 山田若竹SC(0-2 0-2)
第2試合 しらとり台FC(0-1 1-0) 渡辺

横浜市大会2日目は、雨のための2時間の順延で7時20分に六浦駅に一旦集合した後、2時間後に再度集合しての会場入り、小雨まじりの中での2日目はいずれも苦しい試合となりました。

<第1試合 vs 山田若竹>
私が若竹幼稚園(東京都板橋区)を卒園したこと以外には(関係ない:笑)情報のない中での大会3試合目は、1日目の試合の様子を見て「かなり厳しい戦いになる」との見通しのみでした。
やはり、いろいろな悪条件については1日目以上に集中という点で問題を残してしまったようで、こういったことについても「何があっても負けない」あるいは「本来の力を発揮する」という本物の実力が必要だと感じました。

キックオフ直後のパス回しからミロがドリブル突破を試みて、相手DFと交錯した際に殆ど1回転する位に激しく転倒して、ペナルティアーク付近でのFKのチャンスをいきなり得ましたが、これをゴールにつなげることが出来ずに、反対に1分には中央のスペースを突いた(今日はこの中央からの攻撃に1日中悩まされました)攻撃から、最初のシュートを浴び、これをしのいだ直後の2分には、反対にセンターサークル付近でのFKを再び得てチャンスとなりましたがこれも詰めきれず、何か今ひとつ乗り切れない状態で進んでいきました。
3分には左コーナーキックから、中央でこぼれ球を押さえられて先制を許し、更には、7分には同じく左コーナーキックが殆ど直接アローズゴールに飛び込む形で2点目を献上してしまいました。
この間、アローズの攻撃は単発的な突破や追いつけないクリアなどに終始し相手陣内に迫ることなくチャンスは得られませんでした。
8分にクリアボールに反応したユウトのセンターサークル付近からの突進でシュートまでいきましたが、結果的に前半を通じてシュートはこの1本だけでした。
ハーフタイムでは、精度の高いコーナーキックに注意することや中央にスペースを作らないようにポジショニングなどについて伝えられると同時に、まだ大丈夫、ここから逆転する旨が伝えられ、後半に突入しました。
後半についても、やはり2点先制されてしまったことで、若干気落ちしてしまったことと、やはりこれ以上点を与えられないプレッシャーなどからいつもの積極性を出すことが出来ずに、防戦一方に近い状態で13分に中央でパスを何度かつながれた後にペナルティエリアに入ったところからシュートを許して3点目、5分には右サイドの突破からシュートクロスをつながれて4点目。
攻守の両面でいいところを殆ど出すことなく暗闇のような20分間が終わってしまいました。

<第2試合 vs しらとり台>
この試合に負けてしまえば、少なくとも決勝トーナメント進出ということについては絶望的です。これまでこのチームの公式戦で見たこともないような「低パフォーマンス」の第1試合でしたので、選手には「これで負けたらもう終わりだと思って次の試合に臨もう!」と伝えました。
いつものいい時の状態とは程遠かったですが、少なくともこれで負けたら終わりということは子供たちなりに分かっていたようで、攻め手はあまりありませんでしたが、大きなピンチもなく前半が過ぎていきました。
試合内容としては、第1試合同様に中央を基点につながれてDFラインの裏に出られそうな直前に何とか防いでいる状態で、このまま取りあえず前半を終わってくれと思ったところで、今日はやはり楽観的な見通しと反対の結果が必ず出てしまうめぐり合わせで、終了間際の9分に左サイドからカウンターを浴びて先制点を許してしまいました。
やっと目が覚めた後半は、最初から積極的な攻撃を仕掛け、コーナーキック後のゴール前の混戦から最後はユウトが押し込んで同点としましたが、その後はシュートまでつなげることが殆ど出来ず、特に後半押し込んだ試合が出来たところで最後ツメ切れなかったことに悔いを残して結局はドロー。
「悪夢」の1日は1敗1分の成績で終わってしまいました。

<全体を通じて>
これまで公式戦になると「神がかり的な」強さを発揮し続けてきたチームが、今日は実力互角の試合に惨敗し、勝てそうな試合も引き分けで終わってしまった訳で、佐久間コーチおっしゃる通り、私自身もかなり反省しました。「公式戦になれば勝てる」ということを信じていた私自身もかなり無邪気だったと思いますが、それほどにここまでの子供たちの頑張りに満足してしまっていたフシもありました。
1日目にも書き込みましたが、どのチームも一生懸命やっていることは同じであり、伸びてきていることはよく認識するべきではないかと思います。これまで通用してきたプレーが条件によっては通用しなくなったりということが充分にありえるので、もっともっと上のレベルを目指していかなければならないということの警告として真摯にだと受け止めなければならないと思いました。

大会としては、幸いにして勝ち点7で2位チームが現時点で並んでいます。まだ終った訳ではありません。残りの2試合で決勝トーナメント進出のために全力を尽くすと同時に、何より明日につながる3日目の戦いをしたいと思いました。


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10/30 SL横浜市大会3日目結果
『2勝2敗2分 勝ち点8で決勝トーナメント進出ならず』

第1試合 vs 大豆戸FC (0-1 0-5)
第2試合 vs 六ッ川SC(0-1 1-0)渡辺

勝ち点7で迎えた3日目。グループ2位以内を確保するためには、今日の2試合で勝ち点3 or 4をあげる必要があります。もう後がない戦いになりました。

<第1試合 vs 大豆戸FC>
このグループでは圧倒的な攻撃力で他のすべてのチームを圧倒してきた大豆戸FCが第1試合の相手です。
この試合の目標は、消極的に映るかもしれませんが、引き分け、または最小失点での負けというのが現実的なところです。いつもの4−3−3(1−3−3−3)ではなく、ユウトをハーフの位置に下げて守備に人数をかける4−4−2(1−3−4−2)で臨みました。
この陣形は開始早々から激しく責め上がってくる相手チームの猛攻をよくしのぎ、5分までは中盤でしっかり競り合ってボールを散らし、シュートも打たせない展開に持っていくことが出来ました。特に前半は相手チームも本格的なエンジンがかかりにくかったこともあったのか、オーバーラップしてきた選手へのパスが強すぎたりする連携ミスも多く、このまま守り切ることも出来ると思いました。
前半の相手チームのシュートは以下の3本でした。
・6分にコーナーキックからゴール正面でヘッドで合せられましたがクロスバーを越えてノーゴール。
・7分に左サイドからのセンタリングを同じくヘッドで合せられましたがこれもミス。
・9分にはペナルティエリアの右隅からミドルで豪快に狙ってきましたがこれも枠を捕らえずにノーゴール。
「これなら前半を無失点で乗り切れる」と思った10分、あと数秒のところでゴール付近で何度か「シュート→弱いクリア→ルーズボールを相手が繋いでシュート→弱いクリア」を繰り返しているうちに、右45度付近からゴール右隅に狙いすましてゴロで決められ、先制をゆるしてしまいました。
しかしまだ最小失点、全体的には「ベタ引き」ながら佐久間やユウゴ、ユウトのハーフ陣の早目のプレスが充分に機能していたことと、前半1度だけでしたがクリアボールを相手DFの最終ラインまで飛ばし、これにプレッシャーをかけて奪い、ゴールまで迫ったシーンなどもありましたので、後半にも期待がかかりました。
相手チームは、前半でアローズの技量が読めてしまったのか、後半は最初から押せ押せで攻め込んできました。前半機能していた中盤のプレスが若干漏れたところをパスやドリブルで次から次へと突かれ、2分にはコーナーキックを頭で合せられて2失点目、4分にはセンタリングでつながれた結果中央からシュートを打たれて3失点目、5分にはコーナーキック→ヘッドで4失点目、6分と8分には左右からミドルシュートを決められて前後半合計で6失点となりました。
((通常より距離が短いためか)充分にコントロールされたコーナーキックを頭で確実に決めるセットプレーからの得点が試合の流れを決め、結果として最後は残念ながら大量失点となってしまいました。)

<第2試合 vs 六ッ川SC>
この試合を大量得点で勝てばまだ予選通過の眼はあり、春の大会でも対戦して勝ったいいイメージもあったので、最終戦こそは、ハイパフォーマンスな試合を期待したいところです。
春の対戦時と同様に相手チームはダンゴでボールを囲んで来たので、何とかボールを奪って余っている選手に繋げたいところですが、今日はどうも最前線のボール奪取が上手く行かないことと、奪ったボールを上手く繋ぐことが出来ずにピンチもない代わりにチャンスもあまりないような、所謂「冴えない」試合になってしまいました。
また、開始直後に相手ボールのコーナーキックからオウンゴールで先制を許してしまったことが心理的に微妙な影を落としていたかもしれません。
そのオウンゴール以外にはお互いシュートを放つことなく前半を終了。
それでもさすがに負けはないだろうとタカを括っていた訳ではないのでしょうが、決め手を欠いた試合内容で、後半のこちらのシュートは5分にユウトが相手陣内のマイボールのスローインをドリブルで持ち込んだもの(これはゴールが決まり同点に追いつきました)と、8分にリョウヤが佐久間のコーナーキックを頭で合せた(これはノーゴール)2本だけでした。
それでも残り2分くらいでは、DF含めた全員攻撃で猛攻を仕掛けましたが、いい形でシュートまで繋げることが出来ず、タイムアップ。2日目同様に勝てる試合に押していながら引分けてしまいました。

<大会を通じて>
「金沢区の準優勝チームがこんなんでいいのか!」・・・怒りと落胆と今後に対する不安・・・、いろいろとネガティブな感情が湧き上がってきますが、子供たちはいつも一生懸命に試合に取り組んでおり、準優勝も実力、2勝2敗2分の予選敗退も実力です。勝負の世界は常にこのような厳しさがあり、だから一生懸命に夢中になって取り組む必要があり、だから上手くいった時の感激が大きい、だから面白いのだと思います。私個人としては昨年のこの大会ではかなりつらい想いをして、次の金沢区大会に「何としても勝ってみせる」と決意したものでした。今回の結果は、今年も次の大会までの約3ヶ月間、昨年同様のチャレンジャーの気持ちで練習に取り組んでいくべきとの警告ととらえなければならないと思っています。

具体的な主な課題はとしては、金沢区大会の決勝でも実はそうでしたが、攻撃面で自分たちの型と言えるものが確立できていないということがあると思います。今後の周りのチームのレベルアップを考えると、@個人技中心のパターン(ドリブルで突破してゴールに迫る)、A連携プレーのパターン(狭いところでワンツーなどを使って何度も細かく繋いでゴールに迫る)、Bグランドを大きく使って連携するパターン(両サイドにサイドチェンジなどしてセンタリングでゴールに迫る)、の3パターンについては確立する(慣れる)と共に、実践では状況に応じてこれらを組み合わせてゴールに迫るような「型」が必要になると思います。ちなみに現在の得点パターンは、7〜8割方が@で2〜3割がAです。また、Cセットプレーのパターン(コーナーキック・フリーキックなど)についても憶えていく必要があると思いました(例えば、大豆戸さんは個人技や圧倒的な攻撃力に目がいきますが、セットプレーからの得点が実は多く、強いチームはこういった得点機を逃しません)。
守備面については、これまで比較的堅い守備振りだったのですが、やはり他チームは全体的にレベルアップしており、DF+HFで互いに味方と相手チームの選手を確認しながら、何層もカバーしていくような動き方が必要になってくると思います。全体的に視野を広げ、チームで守っていく形をレベルアップしていく必要があると思います。

改めて言う必要もないことかもしれませんが、スポーツの世界は負けて学んだり考えたりすることの方がかなり多いと思います。勝ってしまえばすべてよかったということになってしまいがちですが、負けた時は「何がよくなかったんだろう」「次に何をすればいいんだろう」と一生懸命考えます。今回大会ではそんな機会が我々に与えられたということかと思います。最近入部してくれた子たちを含めて全体のレベルアップを目標に、次の金沢区大会に向けて練習・・・練習・・・そして練習です。



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11/13 練習試合結果 vs FC本郷

第1試合(2年生主体) 1-2(0-1 1-1) 金澤
第2試合(1年生主体:11人制) 1-0(0-0 1-0) 松下
第3試合(2年生主体) 0-1(0-0 0-1) 
第4試合(1年生主体:8人制) 1-0(1-0 0-0) 木村
第5試合(2年生主体) 0-0(0-0 0-0)
第6試合(1年生主体:8人制) 0-0(0-0 0-1)

今日は栄区の強豪FC本郷さんとの練習試合です。
FC本郷さんとは2年前にも練習試合をさせていただきましたが、その時は5試合(2年生主体チームで3試合・1年生主体チームで2試合)で総得点ゼロ、総失点27の完敗でした。その時私は、「このレベルのチームにまずは少しでも近づきたい! そしていつかは勝ちたい!」と強く想ったことをよく憶えています。横浜市でも上位にいくためには、「このレベル」が必要ということを、その時教えていただきました・・・・・・
 ・・・といった私の回想はどうでもいいとして(最近回想が多いですね。老化現象?:苦笑)、今の彼らに必要なことは、名前負けしないで持っている力をしっかり出すことです。いつもの通り、リラックスしつつ程よい緊張感で試合を迎えました。

<2年生主体>
今日の第1試合は、いつもよりは学年重視で2年生を主体に、更に、いつもとはポジションの前後を入れ替えるなどして、新しいパターンで臨みました。
個々人の持っている技量などについては、ほぼ互角と考えていいと思いましたが、やはり自分たちの形にもっていくまでのつなぎの精度については、本郷さんのほうが上回っており、こちらは、どちらかといえばカウンター狙いに近い試合展開でした。
第1試合は、6分に中央からパスをつながれ、7分にもハーフライン付近から細かいつなぎでいずれもゴールに迫られ、シュートまで持っていかれてしまいました。
ただ、こちらのDFの寄りも比較的よく出来ていましたので、最後のところでよく防いでいたと思います。
そろそろ前半も終わりかと思った9分過ぎに右サイドの小さなスペースでDFの裏を突かれショート
クロスをを上げられ、先制されてしまいました。1本目のシュートはリョウヤのナイスセーブで防ぎましたが、跳ね返ったボールを再度シュートされてしまいました、惜しかったです。
後半になっても似たような展開で、攻める時間帯と守る時間帯が同じ位にあり、2分にはスローイン後のつなぎからユウゴがミドルシュートを決め、いったんは追いつきましたが、6分には絶妙のコーナーキックから決められて、再びリードを許し、そのまま終了となりました。
殆ど互角なのですが、最後の決めのところの差が出た試合だったと思います。

2試合目についても第1試合と殆ど同じような展開で、前半10分に短かったクリアボールに反応した相手選手がドリブルで持ち込んで失点し、後半は双方得点なしで終了。

3試合目は、さすがに1回も勝っていないのでマズイと思ったのか、スタートから積極的に前に出て、2分にリョウヤがシュート、3分には高杉が右サイドを走り上がり見事なクロスを上げ、4分には再びリョウヤがシュートするなど何度かゴールに迫りましたが得点には至りませんでした。9分にカウンターからシュートまで持っていかれたピンチもありましたが、総じて攻めている時間の方が長く、いい試合が出来たと思います。
後半も、6分にマサキのコーナーキックにユウゴが反応してシュート、8分にはスローインのボールをドリブルで持ち込んで佐久間がシュートなど、攻め続けましたが得点には至らず、0-0のドローで終わりました。

<1年生主体>
本郷さんの1年生チームはこの後、「あすなろ杯(横浜市大会に出場できなかった子のための横浜市の大会)」の試合が控えているということで、大会前の真剣勝負の貴重な機会をいただきました。
こちらは、1年生・園児と最近入部した子を中心にチームを編成しました。
こちらも2年生主体チーム同様にいつもと違うポジションで臨みました。
やはりこちらは最近入部したとはいえ2年生が何人も入り、更に1年生+幼稚園チームで何試合もこなしているので、どのような布陣を敷いても呼吸は合っていていい感じです。

試合内容としては、ボールの保有率が高かったため、比較的余裕のある状態であり、攻めていた時間帯が長かったように思います。
第1試合では、前半5分にリュウジがドリブルで持ち込んでシュートを放ち、その後も7分にはマサキがハーフライン付近の競り合いで奪取したボールをそのまま持ち込んでシュート、後半3分にはミロが中盤からDFの裏に浮かせパスで出し、これにマサキが反応してシュートするなど、中々いい形でゴールに迫っていました。
先制点は、味方のクリアボールをトラップした高杉がDFの裏かつペナルティアーク手前に絶妙の球質でパスを出し、これにマサキが迷いなくトップスピードで走り込んでゴールを決めました。最終的にはこの「キラーパス」の1点を守って、第1試合を取りました。

第2試合は、8人制です。この試合から1年生でお試し参加のカワムラ君が出場しました。カワムラ君は第3試合もフル出場し、初日とは思えない素晴らしい動きで先頭に立ってボールに相手によく詰めました。
また、第2試合では、3分にペナルティエリア外から相手のクリアボールをトラップしたキムが思い切ってシュートを放ちこれがゴール左隅に飛び込みました。キムは公式戦・練習試合通じての初得点だったと思いますが、この後の試合では目に見えて積極的になり、「変身」したようでした(嬉)。
試合の結果としては、後半6分に中央からフリーキックを決められて引き分けでしたが、少ない人数で皆がよく走り、ハツラツとした動きで見ている我々もとても充実感を感じる試合となりました。

3試合目は、相手チームもシロクロつける感じで来ましたが、お互いにいい形でシュートまで持っていくには至らず、かなり激しいダンゴ戦の末に双方無得点で引き分けとなりました。

<全体を通じて>
今日の対戦は、ミロがKPやDFをやり、サブやオッコなどがFWをやるなど、かなりいつもとは違う布陣で臨み、最近入部した子も3試合フル出場するなど、全員にとっていい経験が出来たのではないかと思います。
これまで公式戦続きで固定的なポジションでしたが、前後を動かしてもあまり戦力的には大きな差がなく、また、試合経験の比較的少ない子も上手くチームにフィットしていたと思います。
前回の試合後のコメントで指摘しました「攻撃の形」については、まだまだこれからですが、1試合のうち何本かは前2回の練習で取り組んだサイドから崩してクロスを上げるパターンや細かくつないでゴールに迫るパターンなども見られました。こういった技術の積み重ねは、練習で確認し試合で試すということを何度も何度も繰り返すことによって身につくのだと思います。
今月はあと1試合を現時点では組んでいます。これからもいろいろなことを実践の中で試していきたいと思います。



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11/13 練習試合結果 vs FCサンダース

第1試合(2年生主体) 1-1(0-1 1-0) 渡辺
第2試合(1年生主体) 0-0(0-0 0-0) 
第3試合(2年生主体) 3-2(1-0 2-2) 佐久間、渡辺、ミロ
第4試合(1年生主体) 0-1(0-0 0-1) 
第5試合(2年生主体) 2-1(0-0 2-1) 高杉、渡辺
第6試合(1年生主体) 0-2(0-0 0-2)

今日は栄区のサンダースさんをお招きしました。
ここのところ攻撃パターンの練習に集中的に取り組んでいますので、今日のテーマでは少しでもその「成果」を見せて欲しいところです。

<2年生主体>
見た感じも殆ど似たようなチームカラーであり、試合内容としても最初から互角のせめぎ合いが続きました。
第1試合は、開始3分にペナルティエリアの左外でFKを献上し、一旦はゴールされましたが、間接FKのため蹴り直しとなり、ピンチを脱しました。こちらも4分にはミロの左サイドのドリブル突破からチャンスを得、5分にはコーナーキックを得ました得点には至らず、逆に8分には左からのコーナーキックを与え、素晴らしい軌道のキックでしたが危うく失点を免れました。9分には、センターサークル付近でキープしたユウトが前線で待つミロにパス、ミロはこれを左サイドから突破をかけ、ゴール前でボールの奪い合いになりました。相手のクリアボールに反応したマサキが最後はセンタリングまで持ち込みましたが、合わせるには至りませんでした。
このチャンス時に殆ど全員が上がってしまったことにより、キーパーのパントからDFの裏を突かれて得点を許してしまいました。
この「ザ・カウンター」の失点はありましたが、ここまで練習してきたつなぎやセンタリングなどを子供たちが意識して試合で実践しようとしていましたので、非常にいい感触で前半を終えることが出来たと思います。
後半は、6分に高杉が中央からミドルシュートを放ち、惜しくもクロスバー直撃。8分にはユウゴがハーフライン付近からドリブル突破でペナルティアーク付近まで運んだところで倒されてFKを得ましたが得点ならず。9分にはKPのパントをトラップしたマサキがシュート、これが枠を外し、ゴールキックとなったところを今度はミロがフリーで持ちシュートしましたがゴールにはならず、「これで終わりかな?」と思ったラストワンプレイで自陣からリュウジ→高杉→ユウトとタテにポンポンとすばやくパスをつなぎ、最後はユウトが思い切ってミドル気味のシュートを放ち同点に追いつきました。

第2試合のシュートシーンは以下です。
→ 1分に佐久間の左サイド突破からのセンタリング→ユウト(ノーゴール)
 → 2分にリョウヤの中央突破で得たFKを佐久間が決めてゴール!
 → 7分にセンターサークル付近のFK→ユウト(ノーゴール)
 → 11分にスローインから佐久間がクロスを上げてユウトがゴール!
 → 15分に高杉の突破をサポートしたミロがフリーで持ってシュート(ゴール!)
この試合では、相手チームの絶妙のコーナーキックから頭で決められて3分に失点、左サイドの突破から8分に失点など、双方積極的に攻めたいい試合が出来たと思います。

第3試合のシュートシーンは以下です。
 →5分にサブのコーナーキックがゴール前のマサキにドンピシャで合ったもののKPと競ってノーゴール
 →7分にゴール前の混戦からユウゴが苦しい体制ながら果敢にシュート(ノーゴール)
 →8分に相手陣内に4メートルほど入ったところからリュウジがミドルシュート(ノーゴール)
 →16分にゴールの右45度、ペナルティエリアの外でパスをもらった高杉が素早いモーションでミドルシュート(ゴール!)
 →20分に自陣からユウゴ→マサキ→ユウトとつないでゴールに迫り、ユウトがゴール!
この試合も時にタイミングのあったいいつなぎを見せる相手チームの攻撃に悩まされつつも何とか少ないチャンスをものにして得点し、初めての(笑)練習試合で1日2勝となりました。

<1年生主体>
1年生主体試合は、お互いまだ試合経験が少ないことを反映してか、かなりダンゴ度が高い試合になりました。そんな中でも、快速を飛ばしてユウマがドリブルで何度もチャンスをつくり、ダンゴの中心でボール奪取にかなり頑張った面川や池田(弟)、川村など、見所たくさんの試合を見せてくれました。森や梅田についても、比較的落ち着いた試合振りを見せ何度かシュートを放ちました。ミキについては、このチームでは園児で比較的サイズは小さめですが、基本に忠実なキックやドリブルなどでかなりの存在感を示してくれました。キムや伊藤もたくさんボールに絡み、緊張感のある試合が出来たと思います。試合のスコアとしては、残念ながら得点できませんでしたが、一人としてサボることなくよくまとまって頑張ったと思います。

<全体を通じて>
今日は、ここのところ練習している攻撃パターンについて、子供たちが実践の中でどんどん試してみるようないい練習試合が出来たと思います。FWの選手だけでなく、DFのオッコや坂本などが積極的に上がってくるシーンも何度も見られ、攻撃をつくっていくチームの意思の萌芽を感じました。
また、1年生主体チームの方の子達についても、このペースで試合慣れしていけば、2年生主体チームの方でどんどん出場する機会も出てくるのではないかと思いました。
次回金沢区大会までにはまだ2ヶ月ありますので、このペースでいろいろなパターンを試しつつ、チーム力をアップしていきたいと思います。



12/19 ホームページへの書き込み
12/17 練習試合
vs 夏山SC(+ 日限山FC 1年生)

2年生主体(0-1 1-0) 渡辺
1年生主体(0-0 0-0)
2年生主体(0-0 0-1)
1年生主体(0-0 1-0) 森
2年生主体(0-0 0-0)
1年生主体(0-1 0-2)
2年生主体(2-0 2-1) ミロ、松下、渡辺、船山

今日は夏山SCさんと日限山FCさんの1年生の混合チームとお弁当持ちで終日の試合dayです。
夏山SCさんとは、今年の6月5日に練習試合をさせていただきましたが、0-1、1-2、0-3のスコアで3連敗。スコア以上に基礎技術の差などを感じました。
今日はその差がどの半年でどの程度縮まっているか、また、技術的には最近取り組んでいる攻撃パターンやパスのつなぎなどの連携プレーについて実践で試すことなどがきょうの課題となります。

<2年生主体>
☆第1試合→前回の敗戦がウソのように今日は最初からパスを積極的に回し、サイドに振り、相手にプレッシャーをかけて圧倒し、・・・というような試合が出来たと思います。1分にはマサキのクロスに反応したユウトが早くもシュートを放ち、4分には同じくユウトが中央からミドルシュートを放つなど、殆ど相手陣内での展開となりました。
時折攻め込まれたところでも、ユウゴのカバーリングなどでピンチを未然に防いでいました。
立ち上がりの元気の良さからか、前がかりになったところを、4分にハーフライン付近から相手チームのMFがアローズ左サイドのDFの裏に絶妙の浮き球を出し、スピードに乗った相手FWが独走に持ち込んで先制を許してしまいました。
殆ど押し込んでいるのに、ワンチャンスで失点する典型的なパターンだったと思います。
先制を許した後も、特に動揺した様子はなく、同じように攻め続けましたが、最後のツメには至らず前半終了となりました。
後半も開始直後に右サイドの深いところからミロ→マサキ→高杉の「1年生ホットライン」でシパス→センタリング→シュートとつなぎ、3分にはゴールキックをカットしたユウトがサイドに展開してクロスを上げゴール前の混戦まで持ち込みあと一歩のところまで行きました。
同点弾はその直後の4分、コーナーキックをユウトが押し込み、いい時間帯で追いつきました。その後も5分にはユウトがドリブルで左サイドを自陣から疾走してシュートまで持っていくなどチャンスはありましたが、総じて最後のツメに威力を欠き、追加点を得ることが出来ずにドローとなりました。


☆第2試合→第1試合同様に終始押し気味で試合を進め前半2分にゴール前の混戦で近距離からのシュートをミロがナイスセーブで凌いだ他はピンチらしいピンチはなく、ゴールにはなりませんでしたが以下の通り相当程度押し込んだ試合が出来ました。

  ・5分にマサキがペナルティエリア外から思い切ってミドルシュート(ノーゴール)。
  ・7分に相手のゴールキックをカットしてユウトが正面からシュート(ノーゴール)。
   (この間、相手のゴールキックをカットして何度もシュート)
  ・9分にユウトの左からのクロスを高杉が左足で振り切ってシュート(ノーゴール)。
後半開始直後には、自陣でのFKを与えてしまって、早々に先制点を許してしまいましたが、後半についても4分にコーナーキックから、左サイドから折り返して来たボールをオッコがシュート、9分の佐久間の絶妙のコーナーキックなどチャンスもありましたが、最後の頑張りが出ず結局敗戦となりました。
押し込んだ状態で試合を進められたことが、逆に油断を生んでしまったような感じを受けた試合内容でした。
☆第4試合→第3試合についても殆ど似たような展開で結果的にもドローでしたので、第4試合について、記述します。
第4試合は、得点力のあるマサキ、ミロの1年生二人をFWに置き、ここまで本日1敗2分をせめてドローに持ち込むべく、必勝体制で臨みました。実際のところは、3試合とも殆ど押していましたので、最後のツメをしっかり出来れば、勝利も可能かと思いました。
2分を過ぎたあたりから、徐々にこちらがチャンスの芽を次の展開につなげられるようになって来ました。4分には、クリアボールに反応したミロがDFの裏を突いてシュート(ノーゴール)、その直後のゴールキックをカットしたユウトがそのままシュートに持ち込むなど、前の3試合同様に押し込みました。
その後何度かゴールキック→押し戻し→ゴールキック・・・を経て、6分にマサキのコーナーキックがゴール前の混戦になったところをミロが押し込んで先制。終了間際の9分には自陣からオッコ→ユウト→マサキ→ミロと大きな展開でつなぎ、最後はミロがドリブルで持ち込んで追加点をあげました。
後半は4分にコーナーキックから細かくつながれて失点しましたが、7分にアローズボールのコーナーキックのクリアボールをマサキがトラップして再びセンタリング、これにユウトが飛び込んで3点目。最後はゴールキックを待ち構えていたリュウジが素晴らしい身のこなしでダイレクトにシュート、パント気味にあがったボールがワンバウンドしましたがキーパーの頭を超えて4点目と次々と加点しました。
4試合目にしてやっと最後のツメをしっかりと出来た結果として4-1のスコアとなりました。

<1年生主体>
1年生主体チームは、全体的にまだ選手同士でうまくパスを繋げていったりするまでには至っていませんが、自分で持ったときにはドリブルを仕掛けて、ボールを持った選手に声をかけてボールをもらおうとするような動きが出来てきたように感じました。
また、声かけという点については、キムが大きな声で皆に指示を出し、自らも身体を張ったプレーが目立ちました。


各試合のハイライトシーンは以下です。
☆第1試合
→2分にリュウジが中央からドリブル突破、ミドルレンジからシュート(ノーゴール)。
→6分にミキが右サイドをドリブルで駆け上がりシュート(ノーゴール)
 →11分にミキが相手ゴール前の混戦から、こぼれてきたボールをゴール左隅を狙って(?:笑)ジャストのタイミングでシュート(惜しくもノーゴール)
 →14分にゴールキックをカットしたリュウジがそのまま遠目からシュート(ノーゴール)
 →17分にハーフライン付近からのパスに反応した森が思い切ってシュート(ノーゴール)
☆第2試合
 →3分に自陣でボールを奪ったユウマが右サイドをスピードに乗ったドリブルで突破して、シュート(ノーゴール)
 →7分にユウマが同じく自陣からのドリブルでシュート(ノーゴール)
 →12分に自陣からウメが大きく出したパスを池田(兄)がつなぎ最後は森がシュート(ゴ〜〜〜ル!)
☆第3試合
 (→流石に疲れたのかこの試合は相手チームに押されっぱなしになってしまいました:苦笑)

<全体を通じて>
今日の試合に関しては、1年生主体チームも2年生主体チームも拮抗したいい試合が出来たと思いました。2年生主体チームに関しては、いろいろなポジションを試し、パフォーマンスにあまり差がないことや、練習してきたつなぎの成果を何度か披露することが出来たと思います。中盤からのリョウヤのキック力を活かした大きな展開なども光りました。
DF面では、ユウゴが積極的に動いて相手のチャンスを何度も消したほか、全体的にオンとオフの区別をよく理解し、ピンチになりそうな時にしっかり戻り、みんなで守るような動きが出来たように思いました。
みんな確実に進歩しているということを私は感じました。
これからの課題としては、チャンスをこれだけつくりながらゴールが少なすぎる点や(但しこの点については、ナショナルチームのレベルでもブラジル以外は抱えている問題であり、そう簡単に解決できるものではありませんが・・・)、攻め込んだ時のカウンターからの失点を防ぐための守備の意識など、得点に絡むところの修正点があげられると思います。
幸いにして、これからも試合が何度も組んでありますので、実践を通じて、「勝てるチーム」であり、「負けないチーム」となるための練習を積んでいきたいと思いました。



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12/18練習試合結果(2年生チームのみ)
vs 上中里SC
第2試合(2年生チーム) (1-1 1-2)渡辺、渡辺
第4試合(2年生チーム) (0-1 3-0)渡辺、渡辺、渡辺

今日は上中里SCさんをお招きして、3年生チームと2年生チームで試合を組んでいただきました。この学年では初の単独試合となりますので、2年生だけでどれだけ出来るかが楽しみな対戦です。
また、今日は前日に続きいろいろなポジションを試してみました。具体的には、中央のタテのライン(FW→トップ下→HF中央→DF中央→SW→GK)の6人の選手(佐久間・サブ・ユウゴ・ユウト・オッコ・リョウヤ)をバレーボールのようにローテーションで回し、いろいろ試してみました。
ゴールシーンは以下です。
(第2試合)
・4分にセンターサークル付近からのサブのパスを受けたユウゴが素早くDFの裏に出し、ユウトがこれを持ち込んでゴール。
・13分にユウゴがドリブルで右サイドに展開しセンタリング、これをユウトが合わせてゴ〜〜ル。
(第3試合)
・11分にコーナーキックに左利きのユウトが右足で合せてゴ〜ル。
・15分にゴールキックをカットしたユウトがそのまま思い切ってシュート(ゴール)。
・19分に相手キーパーのパントをトラップしたユウトがハーフライン付近からドリブルで持ち込んでゴール。

最初の試合の開始直後は、全体的につなぎの面でギクシャクした雰囲気もありましたが、攻撃に守備にピッチ全体をカバーする動きで走り回ったユウゴ(相手チームの攻撃の拠点となる選手をしっかり止め、味方のピンチを何度もカバーしました)の積極性やSWに入ったオッコの堅実な守備、常にゴールを狙って積極的に前に出るユウトの動き、中盤でのつなぎやいつもは(SWのため)見せないような積極的なドリブル突破を見せたサブ、身体を上手く生かした面川の守備などが機能し始めると、急造ながら全体的になかなかFITしたいい展開が出来てきたと思います。
また、個々には前日に続きスローインや相手GKのパントなどに反応して積極的にヘディングを試みたキムや前線で相手選手と競り合いボールを奪取して何度もゴールに迫った池田など、いいプレーがたくさんありました。

1試合目は残念ながら負けましたが、2試合共にそれぞれが持っている力を発揮し、今年一番のような寒さの中で全員がしっかり試合に集中し、自分を試すことが出来たのではないかと思います。実はその気持ちは子供たちも同じだったようで、最初の試合が終わった後に「スコアは2-3で負けたけど、質の面では非常にいい試合だったと思う」と伝えたところ、皆の顔には誇らしげな表情が浮かんでいました。ちなみに「『質』ってわかってるか?」と聞いたところ、「理科室の『室』でしょう?」と元気のいい答えが返ってきました(笑)。

3年生チームの試合の方も、4年生チームのLL-2優勝に触発されたのか、まとまりのあるいい試合が出来たのではないかと思います。来年のLLチームも「もしかするともしかするかも」の期待を抱かせてくれる「2006年度の予告編」の1日となりました。



12/24 ホームページへの書き込み
12/24 練習試合結果
vs FC瀬ヶ崎・六浦毎日SS
(午前の部)
アローズB vs FC瀬ヶ崎 (0-0 0-0)
アローズA vs 六浦毎日SS(1-1 0-0)佐久間
アローズB vs FC瀬ヶ崎(0-0 2-0)鹿嶋、鹿嶋
アローズA vs 六浦毎日SS(0-0 0-0)
(午後の部)
アローズA vs 六浦毎日SS(0-0 1-0)松下
アローズB vs FC瀬ヶ崎(0-1 1-2)船山
アローズA vs 六浦毎日SS(2-0 2-1)ミロ、松下、ミロ、松下

今日は六浦南小学校のグランドが1日取れましたので、FC瀬ヶ崎さんと六浦毎日SSさんをお招きして、3チームで交流試合を組ませていただきました。

<vs FC瀬ヶ崎>
リュウジ、ミキの園児にお試しの佐藤クンも加わり、1年生を主体としたチームで対戦です。
チームの構成は、ほぼ瀬ヶ崎さんと同じような学年構成でした。
第1試合は朝イチの試合、かつ大分気温が低かったこともあって、最初はやや動きが固かったように思います。相手チームの前線の活発な女の子に何度も中央から突破され振り回され、ゴールに迫られながら、キーパーに起用された佐久間が前後半通じて合計6回位は決定機を防ぎ、何とか無失点で切り抜けました。スピードという点でかなり苦しい試合になりましたが、皆がボールに集中できたと思います。
第2試合についても前半はガマン、ガマンの試合になりましたが、後半8分にリョウヤがスローインで抜けてきたボールにすばやく対処して中央からドリブルを仕掛け、ペナルティエリアに入った辺りからゴールを決めて先制、その直後にゴールキック後のクリアミスに対応したリョウヤが再びゴールを決めて、2点目。そのまま逃げ切って、1勝1引き分けとしました。
第3試合については、さすがに疲れも出たことと、相手チームも意地を見せて前後半に効率よく加点されて敗戦となりました。ただ、この試合の後半4分には、自陣からミキが奪取したボールを前線で待つリュウジに比較的長いパスを通し、これをリュウジはハーフライン付近から相手選手と競り合いながら巧みな間合いの取り方とドリブルで振り切り、最後はキーパーをかわしてゴールを決めるなどの見せ場もありました。

午前午後にかけての合計3試合になりましたが、お試しの佐藤クンも大きな声を出し、何度もボールに絡むなど、全員が試合に集中したいい試合が出来たと思います。
FC瀬ヶ崎さんは、少ない人数ながら体操の時から一人一人が大きな声を出し、試合中も声を掛け合うなど、とても気持ちのいいチームでした。こういった「チームワーク」については、大いに学ばなければならないと思いました。

<vs 六浦毎日SS>
六浦毎日SSさんは、夏の大会で西柴さんとの準々決勝で惜しくもPK戦で破れた実力派チームです。次の金沢区大会のためにもしっかりとした試合をすることが大切な対戦です。
第4試合は六浦毎日さんが1年生主体チームでしたのでスコア的には参考になりませんが、第1〜3試合は殆ど互角のいい試合が出来たと思います。
両試合共に6割方アローズが攻め込まれ、フィジカル面、技術面で充実した相手選手の突破にかなり苦しめられましたが、こちらは、サブ。オッコ、高杉、池田のDF陣を中心に何とか最後の詰めのところで防ぎ、更に相手選手のシュートがわずかに枠を外れるラッキーも何度も手伝って3試合を通じて最小失点に抑えることが出来ました。
攻撃面では、最近練習しているグランドを広く使うパス回しが今ひとつ機能せず、カウンターや相手のゴールキックなど特定のパターンからのチャンスの方が多かったように思います。
各試合の主なシュートシーンは以下となります。
(第1試合)
 ・2分→ペナルティエリアの右側からドリブル突破を図ったユウマが倒されてPK。佐久間がこれをゴ〜〜ル!。
 ・7分→佐久間のコーナーキックが逆サイドに抜けたところをウメが左足で折り返し、バウンドしたボールをマサキがボレー気味にシュート(ノーゴール)
 ・11分→相手のゴールキックを池田がダイレクトに胸でトラップ、こぼれ球を佐久間が右サイドに一旦展開して折り返し、角度のないところからシュート、ゴール前にマサキが詰めたもののわずかに足が届かず(ノーゴール)
 ・19分→最後尾のサブがクリアボールを相手DFの裏にソフトな球質で落とし、これに反応したミロが持ち込みシュート(ノーゴール)
(第3試合)
 ・19分→ゴール前の混戦から相手のクリアボールがペナルティアーク付近で待つマサキの前にタイミングよく転がり、これをスピードに乗ってマサキが左足でシュート。相手キーパーの手を弾きゴ〜〜ル!(更に坂本もタイミングよく詰め「ダメ押し」。)
(第4試合)
 ・2分→左サイド(ハーフライン付近)のスローインが相手DFの裏に抜けて中央からミロが持ち込んでシュート(ゴ〜〜ル!)
 ・9分→ゴール前の混戦のこぼれ球をマサキが右45度からシュート(ゴ〜〜ル!)
 ・14分→オッコのクリアボールを相手DFと競り合ったミロがドリブルで持ち込んでシュート(ゴ〜〜ル!)
 ・19分→キーパーのパントをトラップしたマサキが素早い動作でそのままシュート(ゴ〜〜ル!)

<全体を通じて>
今日の試合は少なくとも堅守については、合格点を与えていいのではないかと思います。ただ、攻撃面については、もっともっといろいろなパターンを自ら試し、グランドを広く使うことを意識した戦い方が必要だと思います。このように攻め込まれる時間帯が長いとどうしてもワンパターンの攻撃になってしまいがちですが、練習試合なのですから、失敗を恐れず練習で積み上げてきていることをどんどん試してほしいと思いました。

明日は本年度最後の練習であり練習試合です。
いい形で有終の美を飾りましょう。



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12/25 練習試合結果
vs 小山台SC
2年生主体(1-0 0-1) ミロ
1年生主体(0-3 0-1)
2年生主体(0-2 0-0)
1年生主体(0-0 2-0) 蒲谷、蒲谷
2年生主体(1-1 2-1) 渡辺、渡辺、渡辺
1年生主体(15分1本)(0-3)
※1年生主体試合は8人制。
今日は今年最後の交流試合にふさわしく、お隣の栄区のチャンピオンチーム、小山台SCさんをお招きしました。
小山台SCさんとは、実は7月17日に山内小学校であざみ野FCさんと3チームで対戦させていただきましたが、その時は両チームのあまりにも高いレベルに全体的に意気消沈してしまって、1-3、1-7の完敗でした。
今日は、アローズの子たちが練習や試合経験などでどれだけ伸びたかを図るよい機会だと思います。
<1年生主体>
身体のサイズを見る限り、こちらは2年生も入っているので、こちらにかなりの分がありそうでしたが、試合が始まるとそんな予測を全く覆すほど相手チームの選手は小柄ながら素早く動き、テクニック十分で、かなりいい経験が出来たのではないかと思いました。
前日に引き続き、リュウジ、ミキの二人は最前線からかなりのプレッシャーをかけて大半のボールに絡む活躍でした(こちらの園児2人も相手チームに強い印象を与えたと思います)。
また、この日DF面で何度も裏を取られながら必死にゴール前まで追いかける伊藤の試合振りが印象的でした。ボールを持った場合もドリブルを仕掛け、積極的に前に出るなど、いい動きだったと思います。
ウメに関しては、コーナーキックやフリーキックを何度も自ら名乗り出るなど積極性が出てきたように思います。キックに関して自信がついてきたことの表れです。スローインは既に自信を持っていますので、一つ一つの技術について自信を積み重ねていることがよくわかります。
お試しの佐藤クンは前日に引き続き、3試合に出場、軽やかな身のこなしで元気に走り回りました。
ユウマについては、既にスピード、キック力、テクニック共に2年生試合のレベルにありますので自らドリブルなどで持ち込んだ2試合目の2得点も実力の証です。
木村、池田(兄)についても積極的にボールに絡み、皆に指示の声を出すなど試合に対する前向きな姿勢がよく出ていたと思います。
1年生主体の試合に関しては、試合結果というよりは各人の試合への参加姿勢やボールへの絡み具合などが対外試合ではポイントになると思いますが、ここ最近の連戦で皆が試合への心の準備などを身に付けてきたように思います。今日の試合でも、随所に光るプレーが見られました。

<2年生主体>
前々日から「すごく強いチーム」と散々脅かしたこともあって、最初から緊張感のある試合が出来たと思います。試合前の練習を見る限り、やはり大半の子がしっかり蹴れることと、足元のテクニックが高いレベルにあるように感じました。
第1試合、立ち上がりからかなりいいプレッシャーをかけて、その強烈なシュートや足元のテクニックを使わせない試合が出来たと思います。相手チームは、テクニックなどに加えて細かいつなぎが得意なチームのようで、特にアローズ陣内でボールを持った選手の前後に他の選手がいい距離感で「寄り」を見せ、パス回しをしながらフリーの選手を作るようなサッカーを志向しているように見えました。
第1試合は勢いで何とかなっても、「試合を重ねると全然歯が立たなくなるかも・・・?」と私は一瞬思いました。今日こそここまで練習してきた大きな展開のサッカーが必要です。
7割方攻められつつも何とかしのぎ、時折カウンターで折り返しまたすぐに戻されるという展開を何度かしたところで5分に中央で持ったユウゴが左サイドで待つユウトに展開し、前に進めた上で、マサキ→ミロとつなぎ、最後はミロがGKと競り合って先制しました。
後半も前半同様に殆ど攻め込まれ殆ど攻撃でこちらの形をつくることが出来ませんでした。ガマンの守備の連続でしたが、5分にエアポケットのように若干気持ちが抜けて相手選手をフリーにしてしまったことで素早くつながれ、ミドルシュートを決められてしまいました。
結局最後まで攻め込まれた状態ではありましたが、何とか運動量でカバーして最後まで持たせてドローとなりました。
第2試合は、コーチ陣から「相手チームはこのままで終わらせる訳がないので、次の試合は最初から絶対にラッシュをかけてくるから、逆に攻め込む気持ちで行け!」と異口同音にゲキが飛びました。やはり予想通り、ブラジルやアルゼンチンなどの強豪国が格下相手とワールドカップの本番で戦う時のように最初から力の違いを見せつけるようにかなり積極的に前に出て来ました。
これに対して、こちらは少し甘く見ていたようで、結果的に前半で3分に右からのクロスにあわせられて失点、5分には中央から豪快にミドルシュートを決められて相手チームの思惑通りの試合展開になってしまいました。
しかし、これで目が醒めたのか、6分過ぎから思い出したようにユウゴやユウトが起点となって、マサキやミロに大きなパスでつないでいく展開を見せ4本のシュートを放ちました。2点の先制で安心した相手チームのDFを揺さぶり、ゴールまで迫るようになりました。
この展開を見て私は、明らかに第1試合と第2試合の立ち上がりとの違いを感じました。「この展開が出来れば、2〜3点は可能では?」との期待をもちました。
後半は得点こそありませんでしたが、やや守備的になっている相手チームから前に出てボールを奪取し、左右のサイドへ散らして中央に折り返したり、センターサークル付近からタテに大きく出しそれにFWが反応するというような「明日につながるテスト」を何度も何度も仕掛けることが出来たと思います。
第3試合は、仕切り直した相手チームもかなり激しいプレッシャーをかけてきて、こちらもこのまま負けで終わるのと勝って終わるのでは大違いということで、意地と意地のぶつかり合いになりました(主審をしていた私は、間近で激しいコンタクトを見ました)。

4分に左45度からのミドルシュートを決められましたが、こちらも9分に第2試合から試してきた大きな展開が、オッコのタテパス→ユウゴの折り返し→ユウトのシュートと見事に決まり、同点に持ち込みました。
後半は、4分に間接フリーキックで失点した「ご愛嬌」の1点は抜きにして、3分にハーフライン付近でゴールキックをカットしたユウトがゴール、7分には先制点のようなつなぎでユウト→ユウゴとつないで3点目、試合を終始支配し、細かいつなぎで攻めてくる相手を大きな展開で翻弄し続けたいい試合が出来たと思います。

<全体を通じて>
2年生主体チームに関しては、今日の3試合目はこの代がここまで重ねた試合の中での「ベストゲーム」と言っていいと思います。気持ちと技術と練習したことのテストと・・・いろいろなことを最もいい状態で試合で表現できたのではないかと思います。
このようにしっかりと強くなるための階段を一段一段しっかりと昇っている様子を見ることが出来ると、チームとして自信を持つことが出来ます。これから学んでいくことを含めて、このような試合をいついかなるときでも出来れば、冬の金沢区大会は大丈夫です。

今年最後の交流試合は、選手・コーチ共に大きな自信となる素晴らしい一戦となりました。



1/19 メールのお知らせ vol.49
こんばんは。
アローズのオジマです。
現在、金沢区大会の抽選会に出席しています。
先ほど、試合の組み合わせが決まりましたので取り急ぎお知らせいたします。
(速報ベースですので会場や時間等に関しましては後ほど詳しくお知らせいたします)

<SL組み合わせ>
Aブロック
(富岡E vsフレンドA)vs富岡A・・・@
(六浦少年D vs富岡F)vs西柴B・・・A
  以上、能見台小学校
@の勝者vsAの勝者・・・A
Bブロック
(富岡C vs夏山A)vs(フレンドB vs六浦少年C)・・・B
(並木A vs富岡G)vs文庫A・・・C
  以上、釜利谷西小学校 9:30〜
Bの勝者vsCの勝者・・・B
Cブロック
(夏山B vs六浦少年B)vsアローズ・・・D
(西柴Dvs文庫B)vs瀬ヶ崎・・・E
  以上、瀬ヶ崎小学校 9:30〜
Dの勝者vsEの勝者・・・C
Dブロック
(六浦少年Avs富岡D)vs(西柴Cvs富岡B)・・・F
(並木Bvs六浦毎日)vs西柴A・・・G
  以上、能見台小学校
Fの勝者vsGの勝者・・・D
準決勝&決勝 (AvsB)vs(CvsD)

前回の好成績を反映して、1回戦はシードで前回ベスト4以上のチームとは、準決勝からとなります。いい組み合わせだと思います。

本年度最後の公式戦になります。

みんなの力で今度こそ優勝を勝ち取りましょう!

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1/29 「上中里杯」結果報告
<グループA>
vs 小山台SC(0-0 0-2)
vs 上中里SC(1-1 0-0) 小島
<順位決定戦>
vs FC80洋光台(0-1 0-3)
vs フレンドSC(3-0 1-2) ミロ、蒲谷、ミロ、渡辺

今日は昨年度に引き続きお招きいただきました上中里杯です。

来週の日曜日(2/5)から金沢区大会が始まりますので、最後の実戦の機会ということになります。
今日は8人制の大会になりますので、アローズのチーム編成は、人数を調整しつつ4試合で全員を「テスト」する目的でサブ(三郎)チームと佐久間チームの2チームに分けて、前半と後半で総入替えの「2プラトン制」で各試合に臨みました。
慣れない8人制とぶっつけ本番の選手の組み合せ、各人の出場時間が短いためになかなか試合のペースが上手くつかめないなど、いろいろな「初体験」の困難がありましたが、全員が試合に出場し、いろいろと「上手くいかない」あるいは「思い通りにならない」中でやらなければならない経験が出来たことはよかったと思います。

試合の方は、8人制10分ハーフで、AとBの2グループ(合計6チーム)で予選を行い、各グループの1位vs 2位、2位vs 1位で勝ったチームが決勝戦、3位決定戦に臨むという形式でした。
今回の大会はいろいろな面で非常に行き届いた大会運営でした。関係者の皆さま誠にありがとうございました(特に驚いたのは、上中里SCさんは「お母さんコーチ」が審判をされ、子どもの練習にも普通に参加されていたことでした。また、霜の影響で午後にぬかるんでしまったグランドの整備にお母さん方が大きなシャベルを持ってハーフタイムに当たり前のように整備をされていました。このように「現場」のグランドでもお母さんが大活躍されるクラブがあるのだなあと思いました)

<予選>
当日朝のくじ引きで組み合わせが決まり、初戦は小山台SCさんに決まりました。実は、ご存知の通り、昨年最後に練習試合をさせていただいたチームであり、コーチ同士もお互いに「最近やりましたよねえ(笑)」とあいさつを交わしてスタートです。
私から選手たちには、「8人制なので、DFだけはある程度決めておいて、ポジションにこだわらないで、みんながたくさん動いてボールに絡むつもりでやろう。」と伝えました。
11人制の時と同様に小山台SCさんは巧みな細かいつなぎで試合を支配してきます。こちらは、なかなかチームとしての連携が出来ずに個人技に頼った守備あるいは攻撃に終始してしまいました。失点は、左サイドから細かくつながれて、ゴール前のフリーの選手が決めたものと中央からこれもフリーの選手にミドルシュートを決められたものです。

朝一番の試合で相手チームのエンジンのかかり具合が8割程度だったためにこの程度の失点で済みましたが、内容的には大分両チームの完成度には差があったように思いました。やはり、連携のしっかりしたチームは8人制になっても同じような展開ができるものだと私自身も「勉強」させていただきました。

第2試合は、さすがに全敗はマズイということで、子供たちにも前半・後半の各チームが10分の戦いに勝てばいい旨を伝えました。また、ある意味「予想通り」でしたが、どうしても11人制の狭い範囲での動きを引きずってしまって運動量の上がらない選手が第1試合では目立ちましたので、これについても再度指摘しました。
あくまで印象の問題ですが、ボールの支配という点では、第1試合とは違って、比較的持てていたのですが、なかなかゴール前にいい形で持ち込むことが出来ません。そうこうしているうちに、7分に中央からDFの裏を取られてシュートを放たれて先制を許してしまいました。これで多少目が醒めたのか、少し動きがアクティブになり、何度か左サイドから崩して、最後はサブがドリブルで突破してゴールを決め、辛うじて追いつきました。
後半についても、何度もチャンスを作るのですが、いい状態でシュートを打つことが出来ず、追加点を得ることは出来ませんでした。後半のチームは、ユウゴがDFを仕切り、前の選手に指示を出すと同時にみずからもチャンスでは攻め上がるなど、比較的まとまった内容の試合が出来ましたので、その点はよかったと思います。

<順位決定戦>
予選1敗1分で、他力本願ながらグループ2位を確保し、Bグループ1位のFC80洋光台さんとの順位決定戦に臨みました。この試合に勝てば、決勝戦で再び小山台SCさんとの対戦になるのですが、相手チームの気迫は相当なもので、更に、突破力のある選手を数人整えたタテを突いてくる攻撃にこちらのDFが後手後手に回り続けた結果、 次々と一定時間毎に失点し、攻撃面でも殆どチャンスなく敗れてしまいました。

本日最後の試合となる最終試合は、フレンドSCさんとの3位決定戦になります。
この前の試合までのフレンドさんは、かなりいい動きを見せていたので、簡単にはいかない試合になると思いましたが、開始1分でミロがクリアボールに反応していつもの通りゴール前に持ち込んで早々に先制すると、3分後にはユウマが右サイドからやや遠目のシュートを決め、その3分後には再びミロがゴールを決めて3点目、波に乗った方がかなり有利になり、更には大量得点・失点になりやすい8人制の特徴が出た試合になりました。後半は、つなぎからマサキが上げた絶妙のクロスにユウトが合せた4点目などもありましたが、何度かドリブル突破を許した結果として2失点を喫し、最終的には4-2のスコアでの3位確保となりました。

<全体を通じて>
今日の試合は、試合に参加した全員がいろいろな形で経験を積むことが出来たのでその点ではとてもよかったと思います。いつも出ている選手たちにとっても、短い時間で自分のいいプレーを出さなければならないので、モチベーションの持ち方やコンディショニングの仕方などの面で勉強になったと思います。
また、私のコーチとしての殆どワガママに近い(笑)希望としては、2チーム編成にしても戦力に大差がなく、対外試合でも余裕で勝ってくるようなチームになりたいといつも思っておりますので、3位確保ならば結果はそれなりに評価できると思います。今後共チームとしてはもちろん上を目指し、2チーム出来る人数が確保できたならば、その2チームを両方ともトップレベルに上げていきたいと思いますので、その意味でもいい「お試し」が出来たのではないかと思いました。


1/30 小林コーチの書き込み
『園児大会結果
昨日の戸塚FC園児大会の結果です。参加12チームを3ブロックに分け親善試合が行なわれました。アローズはCブロックで、FC本郷(0−0)戸塚FC(2−0)藤塚キッカーズ(1−0)と3試合行い2勝1分けで見事ブロック優勝に輝きました。参加メンバーは、りゅうじ、みきちゃん、原ちゃんの部員3名と何回かお試しできてくれた鈴木くん、SL坂本くんの妹と弟、りゅうじの友達のあつしくん、当日急きょ試合に出たくなった原ちゃんの妹の計8名で参加しました。

今日は子供たちが勝ち負けにこだわらず自由にボールに触れサッカーを楽しんで、簡単なルールを理解してもらえればよいと思い参加しました。が会場入りして最初に目に留まったのが黄色のユニ、FC本郷さんしかも同じブロック、当初の目的「楽しめば」が一転して「本郷には勝ちたい」に私自身が変身(FC本郷、岩崎さんごめんなさい。)子供達に勝ちたいかと尋ねたらそく勝ちたいと言う返事、またサポーターのご父兄も選手以上に気合が入っていましたのでこれは勝つしかないと子供達にさっそく作戦?を指示し3試合望みました。天才園児りゅうじをGKおよびFWの二役にして、みきちゃんを軸に、原ちゃんをゴール前に張らせ(オフサイドがないので)あとのみんなはボールを10回以上けれと言う指示で戦いました。戦評は、ほとんどだんご状態、逆にける子もいたしで難しいので得点シーンのみ披露します。第一試合の藤塚キッカーズ戦、@前半5分みきちゃんのコーナーキックをキーパーのりゅうじが合わせ先制点、これが園児かと思わせるプレーとA同7分試合終了間近にフリーキックを確実にりゅうじが決めました。これまた小さなゴールに冷静に決めたのはお見事、第三試合の戸塚FC戦、後半試合終了1分前、B左スローインからゴール前に転がったボールをりゅうじが豪快に決め計3点、当然この得点は言うまでもなくみんなが一生懸命ボールを追いかけた結果でよく頑張りました。◎です。

最後に子供達は大喜び、ご父兄も盛り上がり、コーチ陣も楽しめた最高の1日でした。
このような機会を与えてくれました戸塚FCさんに感謝いたします。ありがとうございました。
PS:3試合目終了時、勝利し嬉しくって泣いていた原ちゃんが印象的でした。』



2/5 佐久間コーチの書き込み
『本日行われた区大会SLクラスの結果です。
  VS 六浦少年B  5−0(1-0 4-0)
     ミロA、ユウトA、ユウゴ@

 快晴の中行われましたが、昨日の雪と霜の影響かグラウンドはぬかるみ、水が浮く状態でボールは重くなり、足元は滑りやすくとられやすい状況の中での試合となりました。
 初戦を勝ち上がってきた六浦少年Bチームとなり、低い気温とこちらは1試合目であることから立ち上がりに体が動かないのではと心配しましたが、お互い足元がおぼつかずいきなりの混戦状態となりました。
 試合内容は、混戦・密集がずっと続く状態で人数と体格、パワーでまさるアローズが押し気味の展開でしたが決め手が無く、ずるずると時間が経過していき、混戦からなんとかミロが1点もぎ取り、前半を終えました。
 ハーフタイムにはいつもはすると怒られるトーキック(つま先キック)を多用するよう指示があり、後半は2年生全員が出場し何とか4得点することが出来ました。
 今日は試合内容をどうこう言える状態ではありませんでしたが、5得点したとはいえ相手キーパーのガッツはドロドロになりながらも素晴らしいものでした。
 こちらのキーパーの出番は無かったのですが、キーパーのいない試合はありません。どこよりも重要なポジションです。これからは忙しくなる試合が増えるので、練習に励んでください。
 キーパーを含めてサッカーは全員の協力で行うスポーツです。
 ドリブルがうまくいくのはパスをしたり回りにチームメートがいるからです。
 得点できるのはそこまで必死に守ってつないでくれる人がいるからで、0点に抑えるには前で攻める人も一生懸命守ることが必要です。 攻めるときに簡単にボールを取られることは、守っているときであれば失点につながってしまいまうことと同じです。試合に出たいと強く思っても出れない子もいることを思えば、疲れたとかしんどいとか思っても頑張ってください。
 そしてみんなで次の試合も頑張りましょう。
 負けなしで終えた園児大会の勢いで、夏に取れなかったものを取りにいきましょう。』



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2/12 金沢区大会結果

『惜しくも決勝進出ならず』

準々決勝 vs FC瀬ヶ崎(0-0 1-0) ミロ
準決勝 vs 六浦毎日SS(0-0 0-1)

先週の泥の中での2回戦を快勝し、今日はベスト8に残ったチームが釜利谷南小学校に集い、準々決勝、準決勝を戦いました。

<準々決勝 vs FC瀬ヶ崎>
瀬ヶ崎さんは隼さんとの混合チームで今大会に臨まれていますので、昨年の12月に練習試合を組ませて頂いた時とはかなり印象の違うチームでした。
こちらにとってみれば、2大会連続のメダル獲得のための「第一関門」となります。

スタート直後から、全体的に前掛かりで攻め続け、1分には左サイドでのつなぎからゴール前まで運んで最後は坂本がシュートを放ち、その後もゴールキック→ゴール前の攻防→シュートのパターンを3分過ぎまで何度か繰り返しました。
その後若干押し戻された後の4分にはクリアボールがうまくDFの裏に出て、それを持ち込んだミロがキーパーと1対1になった大チャンスがありましたが惜しくも得点にはならず、その直後の5分にも相手キーパーのパントをカットしたユウトがシュートを放ちましたがこれもゴールには至りませんでした。
前半唯一のピンチは、6分にスローインのボールが右サイドからスルスルと抜けてシュートを放たれたシーンがありましたが、全体的には攻撃の時間帯が長かったので守備の綻びが大きなピンチにつながることはありませんでした。
ただ、全体的にはFWの引き過ぎと、突然上がってバラバラになってしまうDFラインが目立ち、全体的にかなりバランスを欠いた状態になっていました。

後半は、時間がないことを意識して得点にはやる余りに更に前掛かりになり、前半よりもバランスを崩した戦い振りになってしまいました。グランドが若干狭く(特にタテ方向)、練習してきた「両サイドをタテに突いて→折り返し」のパターンなどが上手く出来ず、単発的な攻撃に終始してしまいましたが、ほぼ2分毎位にシュートを放ち、攻めつづけた結果、7分に坂本のクリア→ミロのシュートで辛うじて得点し、やれやれのベスト4進出となりました。

<準決勝 vs 六浦毎日SS>
準々決勝の戦い振りを見る限り、アローズだけではなく準決勝第1試合の「富岡A vs 夏山A」を見ても、組織的な攻撃力のあるチームが攻め切れず苦戦し、最後は個人技の勝負になってしまう試合が目に付きました(そう言えば、昨年度も一昨年度もこのグランドでは似たような試合だったことをその時に思い出しました)。
準決勝の相手は、六浦毎日さんです。昨年12月の練習試合の対戦や他の試合を見る限りフィジカル+個人技で勝ちぬいて来ていますので、攻撃・守備共にややバランスを欠き、グランドにアジャストできていない状態の我々にとっては試練の試合になる予感がしました。

この一戦に賭ける気持ちはお互い一緒です。意地と意地のぶつかり合いで最初から激しい試合になりました。準々決勝の問題点は少なくともDFについては、ほぼ修正ができたように感じましたが、やはり大事な試合であることを意識してか、ハーフ陣、FW陣共に「戻り過ぎ」あるいは「寄り過ぎ」が目立ち、守備的な試合振りに終始してしまったように思います。確かにキック力のある相手チームのDFの選手のクリアボールがアタマの上を通過して裏を取られてしまう恐怖感と常に対峙しなければならない訳で、前線でプレッシャーをかけ続けること(つまり「ボールに寄ること」)と同時に攻撃への対処として構えること(つまり「戻ること」)は仕方ない面もあったと思います。
それでも攻撃面では左サイドからユウトが持つとオッコが外からスピードに乗ってオーバーラップし、逆にオッコが持つとユウトがオーバーラップしてくる連携や、密着マークで来られたところを身体を張ってチャンスを作ろうとしていたミロやなど、いい面も見られて、お互いなかなか点が入りそうにない展開ながらも、チャンスの芽はこちらにかなり出てきたように見えました。

後半も前半同様に攻守が次から次へとすぐに入れ替わる展開が続きましたが、4分にアローズ陣左サイドからの相手ボールのスローインが混戦を抜けてエアポケットのように空いてしまった中央付近に転がり、無理な体制から辛うじて力なく放ったシュートがころころとゴールに転がり込み先制を許してしまいました。ここまで殆どシュートを打たせることなく来ていましたが、(確か)枠に行った初めてのシュートが重い1点となってしまいました。
こちらは脚の速いユウマを右FWとして投入し、攻撃のリフレッシュを図り、左サイドから何度か切り崩しシュートまで繋げましたが、いい状態で打てるシュートまでは行けませんでした。 最後の最後まで諦めずに攻めつづけましたが、決定機をつくることは出来ずにタイムアップとなってしまいました。

<全体を通じて>
今日の試合は、自分たちのいい面を100%出し切ることが出来なかった面はありますが、子供たちはいつもの通りよく頑張ったと思います。1試合目も2試合目も思い通りにいかない中で精一杯のプレーを見せてくれたと思います。
総じて言えば、このように一般で言うところの「体力勝負」「個人技勝負」に対して、プレーの正確さで対抗しようとすれば、いろいろな意味で厳密さを求めなければいけないということが言えます。これまで練習してきたことのチームとしての完成度はあと少しのところまで来ていますが、今日のような場面でもう一歩力強く発揮できるようになるためには、更に高度なレベルの技術と精神面での強さが必要とも思いました。
いずれにしてもどのチームも一生懸命に練習しており、常に勝っていくことはとても大変なことです。私自身も前回大会の準優勝でいろいろな面で油断がなかったと言えばウソになります。「ああすればよかった」「こうすればよかった」「ああ言えばよかった」「こう言えばよかった」といったことが昨日から何度も何度も頭に浮かんできますが、まだ終わった訳ではありません。
優勝の目はなくなりましたが、全力を尽くして銅メダルを獲得することがこれからのために、とても大切なことだと思います。
来週は、芝生の広いグランドで自分たちの持ち味を存分に発揮して、本年度最後の試合を有終の美で飾りましょう!



2/23 ホームページへの書き込み
2/19 金沢区大会3位決定戦

『銅メダルならず』

vs 夏山A(0-0 0-2)

勝っても負けても本年度の最終戦、金沢区大会の3位決定戦は、当初予定された長浜グランドではなく、能見台グランドで行われました。
相手は、準決勝であわよくばのところまで、富岡さんを苦しめた夏山さんです(ちなみに富岡さんは決勝戦に勝ち優勝しました)。夏山さんとは、本年度6月の練習試合、8月の1年生大会の招待、12月の練習試合と何度もお手合わせいただいております。
ちなみに対戦結果は、6/5の練習試合が、(0-1 0-0)、(0-0 1-2)、(0-2 0-1)の0勝3敗、12/17の練習試合が(0-1 1-0)、(0-0 0-1)、(0-0 0-0)、(2-0 2-1)の1勝1敗2分でした。一言で言えば、夏は圧倒的に夏山さんの方が上、冬は(こちらがやや押し気味の)互角といったところです。

先週の準決勝で目立ったポジショニング(「戻り過ぎ」と「寄り過ぎ」)については前日の練習で何度も確認し、また、能見台グランドが充分に広いグランドであることを考慮して、大きなパスをつないで展開する攻撃についても再確認して今日の試合に臨みました。

色は「銅」ですが、まがりなりにもメダルがかかった対戦です。夏山さんは試合前のベンチでの円陣で控え選手もお母さんお父さんも加わった「大円陣」ですごい気合を入れて臨んできました。
3位決定戦のスタートです。

何度も対戦していることでお互い手の内を知り尽くしていることもあって、比較的落ち着いた滑り出しとなりました。
お互いDFラインを上げて比較的コンパクトに保った中盤での競り合いが続き、何度か攻守が入れ替わりました。最初のチャンスは3分にこちらのクリアボールがこの試合で初めて相手DFの裏を突き、いつもの通りミロがこれに反応してキーパーと1対1になりましたが、キーパーが出足よくボールを押さえてしまいました。5分には、相手陣内のペナルティアーク付近で何度か取ったり取られたりしながら何とか繋いだボールをユウトがキープしてペナルティエリア内に持ち込んで左からショートクロスでミロに戻したチャンスがありましたが、これもボレーシュートが枠を外し、ゴールには至りませんでした。
前半はこれ以降何度か攻め込まれる局面はありましたが、頭を抱えてしまうようなピンチはなく、逆にこちらも大きなチャンスをつくれずに終了しました。

前半の全体的な印象としては、ボール保有は若干ながらこちらに分があり、チャンスも作っていましたので、冷静に戦うことが出来れば後半にもう少しスムーズに繋ぐことが出来れば楽な展開になりそうな感じがしました。
相手チームは後半に向けて再びサポーターを含む全員円陣ですごい気合を入れて後半に突入してきました。その気合が運を導いたのか、開始1分にセンターサークル付近に飛んできた相手キーパーのパントをこちらがクリアミスしたところを、脚の早い相手FWがここぞとばかりに機敏に反応し、結果的にこちらのDFとキーパーが振り切られ、無人のゴールにゆるいボールが転がってしまいました。
後半開始早々に先制点、しかも取られ方があまり気持ちのいい取られ方ではなかったこともあって、気持ちの切り替えにもたついている間に、3分には再びこちらのクリアミスに相手FWがつめて2点目を許してしまいました。

これで諦める訳にはいかないということで、その後は何とか相手ゴールに迫ろうとパスを大事につないで段々とペースがつかめてきた6分、ハーフライン付近から細かいパスを何度かつなぎ、オッコが大きくDFの裏に出したパスにユウトが全速力で反応してタテに突進、これを鮮やかにセンタリング、同時に動き始めてゴール前詰めてきたミロに合せましたが惜しくもゴールには至りませんでした。
この試合で初めてといっていいと思いますが、得意のパターンに持ち込みペースがこちらに傾いてきたように感じました。ただ、残り3分弱で2点のビハインドは相当に厳しい点差であり、ベンチからもボールがタッチを割る度に「ハリー」「早く!早く!」の声が飛ぶなど完全に時間との戦いになってしまいました。
最後まで全員が諦めないでゴールを狙いにいきましたが、得点には至らずタイムアップ。
メダルには至りませんでした。

<全体を通じて >
本年度最後の試合を勝利で飾ることが出来なかったことは非常に残念で、更に、1年間で2度のメダルを取れる滅多にないチャンスをモノに出来なかったことも非常に残念ですが、こういうこともあるのが勝負の世界であり、サッカーなのだと思います。
準決勝の敗退時同様に、私としては自分自身に対して「あの時こうすればよかった」「ああすればよかった」といった後悔などもかなりありますので、これを来年度以降の教訓として必ず活かしていかなければならないと思いました。
昨年10月の横浜市大会の予選敗退以降、冬の大会で通用するチームになるために、小林コーチからは技術的・戦術的なことをたくさん伝授していただきそれを着実に子供たちは身につけてきました。私も、「もうたくさん」と言われる位練習試合を組んで、練習→実戦→練習→実戦……の繰り返しを短期間で「高速回転」させて急ピッチで仕上げてきました。この面でも子供たちは充分にこれに応える結果を出してくれたと思います。
大会では残念ながら4位に終わりましたが、秋以降のこのチームは6月時点で懸念した「勢いだけのチーム」から脱皮し、日によっては「ここまで進歩するものか」と思う位の試合振りを見せてくれることもありました。

試合後、選手には私から以下のことを伝えました。
「コーチはこれまで1度でいいからメダルを取らせてあげたいと思っていた。夏の大会で一気に決勝までいって銀メダルを獲得してこれで一応満足して、今回の大会もメダルは取れるものだと思っていたけど、結局取れなかった。他のチームも一生懸命やっている訳だし、みんなもわかったと思うけど、そう簡単に連続して取れないことがよくわかった。だからコーチはこれから勝ちつづけることを目標にしていこうと思う。今年はみんなのおかげでそんなことをコーチは学ぶことが出来ました。
みんなは、2大会連続のベスト4まで行けたのだからそれはよかったと思う。でも、これから6年生まで何度も大会はあるので、みんなも目標はコーチと同じように勝ちつづけることをいつも考えてサッカーを続けていこう。」

普段は私の話などあまり聞いてないはずの(笑)皆がこの話には耳を傾けてくれたようでした。そして、最後の「コーチに礼」は、1年間で一番元気がいいあいさつが出来ました。その「元気」がある限り、これからも皆は進歩していくに違いないと確信を持つことができました。


ごあいさつ
今日の試合で本年度のSLの活動は終わり、2年生はLLクラスへ行き、新チームでの活動がスタートします。
今年のチームは、春の横浜市大会で決勝トーナメントに進出し、夏の金沢区大会では準優勝、秋の横浜市大会ではグループ3位で予選敗退でしたが、冬の金沢区大会では4位と近年のSLにはない好成績で結果を残すことが出来ました。
昨年の今頃、代替わりした際に、前年度SL幹事の蒲谷さんにメールでお伝えした内容を今でもよく憶えていますが、「次の大会まであと1ヶ月しかないので、とにかく試合の出来るチームにあと1ヶ月でしなければならないです」・・・、最初の状態としては、こんな程度だったのです。それが1ヶ月後の大会で早くも結果を出し、この1年間、見ている人の期待を裏切らない試合を何度も見せてくれるチームになりました。
このチームの強さは何と言っても「スピリット」にあります。それは、昨日今日始まったことではなく、チーム結成当時から、もっと言えば、低学年の段階からそういったものを持ち合わせたチームではなかったかと思います(過去の試合後のコメントにもその辺りが随所に出てきます)。
強さと賢さ、そして特定の選手に頼り切らない団結の力、こういった様々な要素が絡み合って、このような好感度の高いチームが出来上がりました。
また、指導面でもSL〜Lまでずっと代表コーチを経験された小林コーチが来てくれたことで、私が代表コーチをさせていただいた過去2年間とは異なる視点が導入され、それがこのチームに非常にマッチしたことがあげられると思います。今年はコーチ陣も子供たち同様にお互いの考え方などを尊重しつつ、協力し合って1年間チームを運営していくことが出来ましたので、その点でもよかったと思います。なかなか難しいことかもしれませんが、指導陣の団結は、チーム強化の原点だと思います。

更に、今年もお母さんお父さん方より多大なご協力をいただきました。ありがとうございました。当初は13人でスタートしたチームが年度の最後には26人にまでなりました。近隣のチームが人数の確保に苦労している中でこのように1学年1チーム以上、スタート時点から見れば全体で倍増となる人数を確保できたことは、ひとえにお母さま・お父さま方のご協力の賜物だと思います。
最後の試合では、佐久間さんを中心に作っていただいた見事な千羽鶴が光っていました。また、お子さんの試合出場の有無にかかわらず、チームの応援に大勢の親御さんが来て下さいました。
このような子ども・親・コーチが団結出来た結果が、金沢区大会の2大会連続ベスト4進出、春の横浜市大会決勝トーナメント進出につながったのだと私は思います。

SLの子供たちにはまだまだ先があります。今年以上に素晴らしい結果を残すチャンスがたくさんあります。これからも前向きに、サッカーを楽しんで、強くなる、勝ち続ける、といった気持ちを持って練習していけば、必ずそんなチャンスが巡ってくると信じています。

関係者の皆さま1年間ありがとうございました。

<記録>
@公式戦 → 総得点31総失点22 11勝7敗2分
A練習試合→ 総得点48総失点94 10勝23敗16分
B合計(@+A)→ 総得点79総失点116 21勝30敗18分

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